ソニー「Float Run」
ソニー
Float Run
実勢価格:¥16,936
重量:33g
ドライバーユニット:16mm
ソニー「Float Run(フロートラン)」は、「骨伝導より自然な音」を目指したソニーの新製品のイヤホンです。
耳の前に浮くスピーカーから音が流れる!
最近では、運動やテレワーク用に耳をふさがずに音を聴ける骨伝導イヤホンが普及しています。しかし、「音が振動で伝わるのが苦手」という人も。ソニー「Float Run」は耳の前に浮くスピーカーから音を出し、より聴きやすい音を目指した製品です。
そこで今回はソニー「Float Run」の音質や装着感などをプロとテストし、おすすめなのか検証しました。
それでは、検証結果を解説していきます。
テスト結果:よかったところ
音質:骨伝導よりも聴きやすい!
▼音質のテスト結果
- 低音:合格
- 中音:良好
- 高温:良好
低音は音楽としては十分でしたが、騒音に負けます。中音は骨伝導では出ない音の厚みが優秀で、高域は音の伸びやかさを感じます。
従来の骨伝導イヤホンより、中高域の情報量があり音楽も聞けます。ただ、通常のイヤホンにはやや劣ります。
装着感:思ったよりも軽くて違和感がない
ソニー「Float Run」は、本体が非常に軽いうえに耳に触れている箇所は最低限なので、見た目ほどわずらわしさはありません。
走ってもズレ落ちたりはしませんでした。
テスト結果:残念だったところ
骨伝導イヤホンと同じく、音量を上げると周囲の音が聞こえなくなり、風切り音などで音楽がかき消されます。
周囲の環境に影響を大きく受けるという点は骨伝導イヤホンと同様。ただし、音漏れがほとんどしない点は骨伝導イヤホンより改善されています。
ランニング中も周囲の音がばっちり聞こえる分、影響も大です。
ソニー「Float Run」のレビューまとめ
以上、ソニー「Float Run」の検証レビューでした。
最後に、よかったポイントや残念だったポイントをまとめてお伝えします。
ソニー「Float Run」
ソニー
Float Run
実勢価格:¥16,936
重量:33g
ドライバーユニット:16mm
▼よかったポイント
- 骨伝導よりも聴きやすくなった
- 軽いのに運動中も落ちない
- マルチポイント対応
▼残念だったポイント
- すでに骨伝導イヤホンを持っているなら買い替えるほどではない
ソニー「Float Run」は鼓膜で音楽を聴けるので、骨伝導よりも自然な音が聴けるイヤホンです。スポーツシーンに限定すれば、ズレずに装着を維持できるので、現在、骨伝導イヤホンの購入を検討しているならこちらをオススメします。
しかし、単なる音楽鑑賞用としてなら、同様のコンセプトでさらに音質も良く、左右も独立しているDANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」のほうが優秀です。
音楽鑑賞におすすめ:DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」
DANCING TECHNOLOGY
Oladance
ウェアラブルステレオ
実勢価格:¥26,225
サイズ:L58×W40×H20mm・約12.7g(片耳)
タイプ:イヤースピーカー型
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ランニング中に音楽を聴きながら会話もできます!