AV機器2022年のベストバイを発表!「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説

2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。

この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!

【家電批評 オブ・ザ・イヤー】の記事一覧はこちら

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今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」において第8位に選ばれた“ながら聴き”に最適なイヤホン、DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」です。

A+評価DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」

DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」 イメージ
DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」 イメージ2

※画像はAmazonより

DANCING TECHNOLOGY
Oladance
ウェアラブルステレオ
実勢価格:2万3980円

[SPEC]
Bluetooth:5.2
充電時間:2時間

テレワークの普及で競争が激化している“ながら聴きイヤホン”。DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」は、風変わりな形状のイヤホンですが一聴して「正解が出た!」と直感しました。

ながら聴きイヤホンの主流はApple「AirPods Pro」のような外音取り込みか骨伝導です。しかし、前者は耳が疲れますし、骨伝導は低音に原理的な課題があります。

ところが、DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」は聞き疲れないうえにドラムやベースが自然にちゃんと聞こえる! 耳はふさがないので外音も自然です。音質は骨伝導を明確に超えており2万円の価値はあると言えます。

新興メーカーですが、創業者はボーズ出身。クオリティが高いのも納得です。

AV機器「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは?

おすすめポイントや特徴は?

おすすめポイントや特徴は? イメージ

▼価格込みのおすすめ度

  • A+評価
  • 4.5/5点

▼メリット

  • ながら聴きイヤホンとしては異例の高音質
  • 4色展開のカラバリ
  • 音漏れが少ない

▼デメリット

  • マスク紐と絡まりがち
  • マルチポイント非対応

特徴1:大型のドライバーで低音をしっかり出せる

特徴1:大型のドライバーで低音をしっかり出せる イメージ

耳のなかに入れる一般的なイヤホンでは10mm前後が一般的ですが、耳の上に載せる方式を生かして16.5mmの大型ドライバーを搭載しています。

折原一也 氏
オーディオ&ビジュアルライター
折原一也 氏 のコメント

オーディオマニア的な解像度重視の高音質と比べると“ゆるい”。しかし、量感のある低音をはじめ、90年代の高級ラジカセのような心地よいサウンドです。

特徴2:“イヤースピーカー”と呼ばれるジャンルの製品

特徴2:“イヤースピーカー”と呼ばれるジャンルの製品 イメージ

耳の上に小さなスピーカーを載せるイヤースピーカータイプの製品は以前からありましたが、DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」は圧倒的に音がいいのが魅力。

特徴2:“イヤースピーカー”と呼ばれるジャンルの製品 イメージ2

タッチセンサーで音楽の停止や音量調節も可能。音量調節は大きめに指を動かすのがコツです。

なお、メガネをかけるようにすると装着しやすいです。

AV機器2万円でもコスパが十分な理由って?

DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」は、仕事も家事も「音楽で捗る族」ならマストで持っておきたいイヤホンです。

ここでは、実際に使用して性能や使い勝手などをチェックしたレポートをお伝えします。

マイク性能も合格点

DANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」を装着してオフィスでZoomやLINE通話を何回も行いましたが、相手から聞きづらいという苦情はまったくありませんでした。

音楽を聴きながら会話可能

iPhoneでボリューム1/5〜1/4ぐらいが音楽をBGM的に楽しみつつ自然に会話できるバランス。このような小音量でもドラムやベースを聞き取れます。

音漏れはわずかで問題なし

通勤電車の距離感で隣の人と接している場合でも、iPhoneのボリューム半分でわずかに隣の人に聞こえる程度。神経質になる必要はなさそうです。

ただし残念なところも……マルチポイント非対応

PCとスマホなど複数の親機と同時接続できるマルチポイントには非対応なので、素早く接続先を切り替えたい時にやや不便です。

継ぎ足し充電には別売ケース

継ぎ足し充電には別売ケース イメージ

Oladance
充電ケース
実勢価格:6980円

継ぎ足し充電には別売りの充電ケースがおすすめ。イヤホンを約4回フル充電できるバッテリーを搭載しており、旅行や出張にも便利です。

継ぎ足し充電には別売ケース イメージ2

なお、付属ケースはバッテリー非搭載なのでUSBをケースにつなぐ必要があります。イヤホンのバッテリーは小音量なら10時間以上もちます。

以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」の第8位に選出されたDANCING TECHNOLOGY「Oladance ウェアラブルステレオ」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!

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