新発見!暮らしに便利な興奮のデジタル家電って?
エンタメから仕事や家事まで、暮らしに欠かせない存在となっているデジタル機器や家電。スマートスピーカーやスマホと連動したフライパン、骨電動イヤホンなど日々の生活をより便利に豊かにしてくれる製品が続々と登場しています。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』は、最新のデジタル機器や家電を徹底検証。私たちの毎日にゆとりと楽しみをもたらす「暮らしの助っ人アイテム」を探しました。
今回は、Amazonとソニーから発売された注目の最新ワイヤレスイヤホンを音のプロとテストした結果を紹介します。
ANC性能も高くて高音質なAmazon「 Echo Buds」
Amazon
Echo Buds
実勢価格:1万2980円
サイズ:W20.0×H19.1×D19.1mm(イヤホン)、W66.8×H39.1×D28.6mm(充電ケース)
重量:5.7g(イヤホン)、44.4g(充電ケース)
Bluetooth:5.0
耐水性能:IPX4等級
連続稼働時間:1回のフル充電で最大5時間の音楽再生(Alexaがオンの状態)
充電端子:USB-C
第2世代となる新たな「Echo Buds」は、Amazon独自カスタムのアクティブノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホン。
前モデルよりもノイズが減少し、低音・高音の精度を高めるよう最適化されています。密閉型で遮音性も高く、ANC性能も上々。
実際に聴いてみたところ、予想をはるかに上回ってiPhoneの音とは思えないほどの高音質でした。
ウイングチップとイヤーピースで耳にフィット
イヤーピースだけでなく、ウイングチップも交換可能で耳にフィットします。Alexaに対応しているので、音声での操作も可能。
タッチ以外に音声で操作もできます。
細かい音も再現できている
▼テスト結果
- 音質(高音域) :17点/20点
- 音質(中音域) :18点/20点
- 音質(低音域) :20点/20点
- 音質(ダイナミクス):20点/20点
- 装着感 :8点/10点
- 遮音性 :9点/10点
総合評価 :92点/100点
遮音性もANC効果も高く、ダイナミックレンジが広いです。音は低音重視でやや過多ですが量感があり、iPhoneで聴いているとは思えないほど高音質。情報量が多く、細かい音も再現できています。
音楽を聞きながら会話できる ソニー 「LinkBuds WF-L900」
ソニー
LinkBuds WF-L900
実勢価格:2万155円
重量:4.1g×2(イヤホン)
Bluetooth:5.2
連続通話時間:最大2.5時間
連続音声再生時間:最大5.5時間
充電端子:USB-C
ドーナツ型で耳を塞がないことで話題となったソニー「LinkBuds」は情報量が少なく、細かな音が再現できません。音楽向きとはいえませんが、そもそものコンセプトが“外音の取り込み”。音質よりも着けたままで会話できることが重要で、“ながら聴き”に最適です。
耳の周りをタップして操作
装着にややコツがいりますが、外音はしっかり聞こえます。耳の周りをタップして操作できるのは快適。
バランスは悪くないけど音楽のニュアンスは伝わらない
▼テスト結果
- 音質(高音域) :10点/20点
- 音質(中音域) :8点/20点
- 音質(低音域) :5点/20点
- 音質(ダイナミクス):5点/20点
- 装着感 :6点/10点
- 遮音性 :2点/10点
総合評価 :36点/100点
大音量が出せず、ダイナミックレンジは狭いです。低音はタイトでスピード感があり、バランスは悪くありません。粒立ちのいい音でボーカルも聴きやすいけれど、音楽のニュアンスは伝わりません。
以上、Amazonとソニーから発売された、最新ワイヤレスイヤホン2製品の検証レビューでした。
ソニーの「LinkBuds」は仕事しながら音楽を聴くといった用途ならアリ。いっぽう、Amazonの「Echo Buds」は販売ページに「アマゾン本気のワイヤレスイヤホン」と書かれていたくらい高音質。遮音性もANC効果も高く、低音重視で音の迫力もあります。この価格でAlexaも使えて、マジで“本気”を感じる製品でした。
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Echo Budsが予想以上に本気で高音質でした!