値上げ時代に助かる「安くて良いモノ」はどれ?
値上げの流れは一向に留まることを知らず、ついには「無印良品」や「マクドナルド」まで値上げすることが決まりました。
そんな今だからこそ、ベストバイやハイエンドモデルじゃなくても「こっちで全然良いじゃん!」と思える理由がある「安くて良いモノ」をピックアップ。
各分野のプロが教えてくれたハイコスパのアイテムや、さまざまな製品をテストし続けてきた編集部員が「ベストバイじゃないけどオススメしたい」という製品に加えて、新たに比較検証で見つけたお手頃製品を紹介します。
今回は、過去1年間でテストした製品の中からコスパ最強の「ベストバリューアワード2023」に選ばれた「骨伝導イヤホン」、「2カメラのドライブレコーダー」、「チューナーレステレビ」の3製品を紹介します。
Shokz「OpenMove」
Shokz
OpenMove
実勢価格:1万1880円
重量:29g
通信規格:Bluetooth 5.0
バッテリー駆動時間:6時間(公称)
※画像はAmazonより
▼テスト結果
- 音質(会議):〇
- 音質(音楽):◎
- マイク品質 :〇
- 操作性 :◎
- 装着感 :◎
- 遅延 :◎
自宅で作業をする機会が増えているなか、ながら聴きができる骨伝導イヤホンに注目が集まっています。そこでおすすめなのが、Shokz「OpenMove」。
『MONOQLO』2023年1月号で骨伝導イヤホン5製品を比較したところ、1位の2万円クラスの製品には音の情報量でやや及びませんでしたが、2位を獲得した製品です。
本機は低音から高音までバランスが良く、とくに会話の音声はクリアでした。遅延も少なく、装着感も合格点。テレワークでのウェブ会議用として使うなら、十分すぎる性能です。
音声がクリアで聴き取りやすい
装着感やボタン操作はまずまず。人の声は鮮明なので聞きやすいです。ながら聴き最強入門機はこちらでOK!
パイオニア「カロッツェリア VREC-DH300D」
パイオニア
カロッツェリア
VREC-DH300D
実勢価格:2万2500円
フロントカメラサイズ・重さ:W90.5×D36×H101.9mm・125g
リアカメラサイズ・重さ:W58.9×D31.5×H25.1mm・250g
フロントカメラ視野角:水平:112°、垂直:60°、対角:135°
リアカメラ視野角:水平:105°、垂直:55°、対角:128°
解像度:WQHD(2560×1440)、FullHD(1920×1080)
HDR対応:なし
液晶サイズ:3型
専用ビューワーの有無:なし
運転支援機能:なし
駐車監視機能:あり(オプション必要)
フロント対角135°
リア対角128°
総合評価:A
▼評価
合計 (100点) |
昼の画質/ フロントカメラ (20点) |
昼の画質/ リアカメラ (20点) |
夜の画質/ フロントカメラ (20点) |
夜の画質/ リアカメラ (20点) |
画角の広さ (10点) |
操作性 (5点) |
付加機能 (5点) |
79.2点 | 18点 | 17点 | 16点 | 16点 | 6.2点 | 3.5点 | 2.5点 |
コスパの高いドライブレコーダーなら、パイオニア「カロッツェリア VREC-DH300D」がおすすめ。
『MONOQLO』2022年9月号で、2カメラドラレコ11製品をテストしたところ、型落ちながら3位にランクインした製品です。1位と2位の最新モデルと比べても、大きく見劣りしない性能が高評価を受けました。
画質はフロント、リアともにシャープに補正されて看板やナンバーの文字まで鮮明で、画角も広く記録性は優秀。操作性も問題なく、型落ちであることを感じさせない高性能です。画質も使い勝手も優秀なので、在庫があったら即買い必至といえます。
遠くの看板や対向車のナンバーも精細に描写できていました。
ライトで明るい部分も白飛びせず、看板や標識も見えました。
ちなみに、現在は新モデルが登場しているので、より高性能を求めるならチェックしてみてください。
ドン・キホーテ(情熱価格)「42V型Android TV機能搭載 フルHDチューナーレス スマートテレビ TSM-4201F2K」
ドン・キホーテ(情熱価格)
42V型Android TV機能搭載
フルHDチューナーレス スマートテレビ
TSM-4201F2K
実勢価格:3万2780円
サイズ:W952×H588.3×D197mm(スタンド付)
解像度:1920×1080
メモリー:1G / 8G
消費電力:74W(待機電力0.5W)
ネット動画を見るだけなら、ドン・キホーテ(情熱価格)「42V型Android TV機能搭載 フルHDチューナーレス スマートテレビ TSM-4201F2K」がおすすめです。
「テレビが映らない」ことで、NHK受信料が0円に。これが話題を集めて、発売当初は即完売するほどの人気でした。そこで『MONOQLO』ではAV評論家の折原一也さんと一緒に性能を徹底検証を実施。
まず、42V型で3万円台と格安なのに、画質は意外に精細であざやかでした。ネット機能はAndroid TVを搭載していて、主要な動画アプリをほぼ網羅。テレビは見ないと割り切れるなら十分に買う価値アリです!
画質○:クリアで視野角も広い
まず気になるのは画質です。YouTubeやアマゾンプライムの動画を使って検証しました。
格安テレビに見られる「にじみ」や「ムラ」なし
YouTube動画を視聴しましたが、ドット感が少なくて精細。色彩も違和感がなく自然でした。色彩もリアルな表現ができていて、フルHDの映像としては十分にキレイです。
視野角が広くて白くならない
テレビの横に立って視野角をチェック。かなり横からでも映像がぼやけることなく見られました。画面は白っぽくならず、視野角は十分なレベル。寝ころんだり家事をしながら“ながら見”でも、違和感はありません。
機能○:映画も音楽もコレ一台で問題なし
幅広いコンテンツを楽しめるのが魅力のチューナーレステレビ。アプリの数や起動速度をチェックしました。
メジャーアプリはほぼ網羅!
OSがAndroid TVのため、Google Playから任意のアプリを追加でインストールできるのが便利。ネトフリやアマプラ、YouTubeなどメジャーなアプリはほぼ網羅しています。
▼利用できる主な動画アプリ
- Netflix
- Amazonプライムビデオ
- Hulu
- DAZN
- dTV
- U-NEXT
- TVer
- Disney+
- YouTube
- AbemaTV
起動スピードは少し遅い
アプリの起動スピードを計測したところ、テレビをつけてすぐの起動(レジュームなし)は遅め。2度目の起動になると速度はアップしました。
▼アプリの起動スピード
※ホーム画面から起動。レジュームなし
画像モードは多彩で手軽に画質調整できる
画像の調整は手軽。多彩に用意された画像モードから選ぶだけで、ゲームや映画を楽しむのに適した画質に調整できます。
接続性は問題なし
接続できる端子の数も種類も十分。HDMI端子が3つ、USB端子が2つ、光デジタル端子が1つに、LAN端子も備えています。
以上、「ベストバイアワード2023」に選ばれた「骨伝導イヤホン」、「2カメラのドライブレコーダー」、「チューナーレステレビ」の3製品を紹介しました。
値上げ時代の暮らしに強い助けとなってくれる最強コスパ品の数々、ぜひ活用してみてくださいね。
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