キャベツピーラーのメリットは?
キャベツの千切りは包丁でもできますが、ふわふわ・シャキシャキの千切りにするのは難しいですよね。
そこで活躍するのはピーラー。普通のピーラーはキャベツの千切りにも使えるキッチングッズですが、もっと千切りキャベツをラクに作るなら、専用の「キャベツピーラー」があると便利です。
キャベツピーラーを使うメリットがこちら。
均一に千切りができる
キャベツピーラーはサイズ感や形状などキャベツ専用に作られた調理器具なので、包丁に比べて力を入れずに、簡単に極薄の均一な千切りキャベツができます。
大量の千切りが簡単にできる
安定感のあるものを選べば、通常のピーラーより効率的に千切りキャベツが作れます。一度で大量にできるので、時短にもつながります。
そこで今回は、キャベツピーラーで過去にも雑誌『LDK』でベストを獲得した「ののじ」ブランドの3製品をピックアップ。その中から最強のキャベツピーラーを探して、料理家と一緒に検証しました。
キャベツピーラーの選び方は?
キャベツピーラーには、実にさまざまな製品があります。ここでは、キャベツピーラーの選び方のポイントについてご紹介します。
タイプで選ぶ
T字タイプ
ピーラーの中でも最もポピュラーな形状が、T字タイプ。
カット面に対して、上下垂直に刃をすべらせて千切りを作ります。ピーラーの横幅がワイドサイズになってしまうのがデメリットではありますが、初めて使う人でも使いやすい形です。
T字以外
T字以外では、カット面に対して左右に刃を動かすスティックタイプや、指に入れて使う形状の商品があります。
刃の素材で選ぶ
ステンレス
ステンレス製は切れ味があって、耐久性も優秀です。比較的サビに強いですが、まったくサビないわけではないため、洗ったらよく拭いて水気を取るなどのお手入れをしましょう。
セラミック
セラミック製は非金属なので、錆びないのが特徴。食材などのニオイ移りの心配も少ないです。耐久性ではステンレスに劣ります。
刃の形状で選ぶ
短い時間で大量の千切りを作りたいなら、2枚刃のピーラーを選ぶといいでしょう。
刃にカーブがあって平面を捉えやすいものや刃の側面にガードが付いていて、食材の飛び散り防止に特化している商品もあります。
持ちやすさで選ぶ
本体が重すぎないもの、柄が細すぎず安定して持てるもの、握った時に手のひらにしっくりくるものを選ぶと、スライスしやすいです。
キャベツピーラーの選び方のポイントがわかったところで、本題の比較検証の詳細について解説します。
「ののじ」キャベツピーラーのおすすめは?
今回は、人気のホームセンターのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど、ネット通販で購入できる「ののじ」のキャベツピーラー3製品をピックアップ。
料理家の酒寄美奈子さんと一緒に、「切れ味」「使いやすさ」の2項目をテストしました。
比較検証の結果は、評価の高かった製品からおすすすめ順に発表します。
ののじ「キャベピィ MAX」
ののじ
キャベピィMAX
実勢価格:1320円
サイズ:約10.6×18×3cm
重量:約37g
▼テスト結果
総合評価 | 切れ味 | 使いやすさ |
A+ | ◎+ | ◎+ |
ベストバイに輝いたのは、ののじ「キャベピィ MAX」。
倍速スライスをうたう本製品は太すぎず細すぎない、絶妙な千切りがほんの数十秒でめちゃ簡単に作れます!
握りやすくて安定して使える
本体も軽く、持ち手部分にくぼみがあり指を引っ掛けて安定してスライスできます。
約20秒でこの違い!
実際にタイマーで測定し同じ秒数で使用したところ、ほぼ倍量の千切りができました。
とんかつ屋さんのふわふわ感。毎日サラダで食べたいです。
気持ちいいくらい削れて楽しいです。
ののじ「キャベツピーラー スーパーライト」
ののじ
キャベツピーラー スーパーライト
実勢価格:1100円
サイズ:約17.6×9.6×1.6cm
重量:22g
▼テスト結果
総合評価 | 切れ味 | 使いやすさ |
A+ | ◎+ | ◎ |
同じくA+評価だったのが、ののじ「キャベツピーラー スーパーライト」。
かなり細めの千切りに仕上がります。めちゃ軽でラクにスライスできます。グリップを握らない指かけリング方式で、ひき心地もスムーズです。
ののじ「キャベツピーラー」
ののじ
キャベツピーラー
実勢価格:1980円
サイズ:約9.2×20×2.8cm
重量:約98g
▼テスト結果
総合評価 | 切れ味 | 使いやすさ |
A | ◎ | ◯ |
A評価だったのが、ののじ「キャベツピーラー スーパーライト」。
他の2製品と比べて、若干太めの千切りに仕上がります。
スライサーのおすすめは?
キャベツの千切りはスライサーでも作ることができます。ここでは、過去に雑誌『LDK』の検証でベストに輝いた、おすすめのスライサーをご紹介します。
貝印「スライサー 調理器セット DH-3027」
貝印
スライサー 調理器セット DH-3027
実勢価格:4420円
セット内容:スライサー各種(スライサー、おろし器、千切り器、細千切り器)、指ガード、ケース(受け皿)
▼評価
仕上がり | 使いやすさ | お手入れ |
◎+ | ◎+ | ◎+ |
貝印「スライサー 調理器セット DH-3027」は、細切りの刃の切れ味が優秀で、文句なしの機能性でした。
アーチ状の2段仕様になっているほか、刃の部分が往復でカットできるため、あっという間にスライスし終わりました。
また、角度がついたハンドルが持ちやすく、シンプルな作りでお手入れもラクチンでした。
ベストな理由:細切りが均一幅でプロ顔負けな”ふわふわ仕上がり”に!
細切りの刃でにんじんをスライスしたところ、こちらの商品は感動的な切れ味で余計な力を入れる必要がほとんどありませんでした。
包丁で切ったときよりも均一幅でプロ顔負けのふわふわな仕上がりで、その差は一目瞭然です。
ピーラーのおすすめは?
キャベツだけでなく、野菜全般に使いやすいピーラーをお探しなら、こちらがおすすめです。
貝印「SELECT100 T型ピーラー」
貝印
SELECT100 T型ピーラー
実勢価格:1430円
サイズ:W137×D68×H11mm
重量:57g
材質:ステンレス刃物鋼(刃)、18-8ステンレススチール(本体)
▼評価
合計 | 切れ味 | 安全性 | 詰まりにくさ | 芽取り |
35pt | 10pt | 8pt | 10pt | 7pt |
雑誌『MONOQLO』で過去に1位に輝いたのは、貝印「SELECT100 T型ピーラー」。
ただ軽く当てるだけで、抵抗感なく薄く剥けました。切れ味、詰まりにくさともに満点という結果になりました!
大根が透ける圧倒的な切れ味
ピーラーの素材は主にステンレスとセラミックに分かれ、鋭さではステンレスが優勢。ですが、刃先の研ぎ次第で、切れ味や厚みが大きく変わってきます。
その点、貝印のT型ピーラーの切れ味は包丁に匹敵するほどで、ほとんど力が要りません。
大根を剥いてみると、ただスッと刃を滑らせただけで、削り節のようなふわっとしたスライスができます。剥き続けていても疲れにくいです。
トマトの皮もみるみる剥けました。
凹凸グリップでしっかり握れる
気になる安全面もバッチリ。波形設計のグリップで、握った時にしっくりくるよう指の位置に合ったデザインです。
洋梨型で安定感があり、操作を誤りにくくなっているので、安心して使えます。見た目もシンプルでおしゃれです。
まとめ
以上、キャベツピーラーのおすすめ3選とおすすめのスライサー、ピーラーの紹介でした。
キャベツピーラーの大定番といえば、ののじ。そのののじから登場した、千切りが倍速でできる「キャベピィMAX」が、今回ベストバイとなりました。
スイスイ削れてどっさりキャベツが20秒でできるので、常備しておきたいキッチン用品です。
お気に入りを見つけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
スイスイ削れて20秒で作れるののじ「キャベピィ MAX」
ののじ
キャベピィMAX
実勢価格:1320円
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