2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が2022年上半期ヒット商品の実力を確かめるべく、プロと一緒に徹底テスト。「絶対買い」「買ってよし」「人によってはアリ」「ちょっと待った」の4段階でオススメ度をジャッジしました。
今回はShokzの骨伝導イヤホンとソニーの完全ワイヤレスイヤホンです。
「Shokzシリーズ」5製品をプロとテスト
ノイキャンに次いで勢力拡大中の「耳を塞がないイヤホン」は、2019年から市場規模が25倍となり急成長中。特にヒットしているのが骨伝導のShokzシリーズです。
Shokzシリーズは用途別に複数のモデルがありますが、共通なのは同価格帯の骨伝導イヤホンと比べ、頭ひとつ抜けた音質ということ。
そこで今回は、『MONOQLO』2022年8月号でShokzシリーズ5製品を比較した結果、ベストバイとなったShokz「OPENRUN PRO」を紹介します。
Shokz「 OPENRUN PRO」
※画像はAmazonより
Shokz
OPENRUN PRO
実勢価格:2万3880円
重量:29g
バッテリー駆動時間:10時間(公称)
▼検証結果
- 音質(低音):◎
- 音質(高音):◎
- マイク :◎
- 遅延 :◯
- 音漏れ :△
- 操作性 :△
- 装着感 :◎
▼総合評価
- 買ってよし
Shokz「OPENRUN PRO」は、Shokzシリーズの中でも高音質を求める人におすすめです。厚みがあるというより、さっぱりした音質。通話時の遅延が少なく、マイク性能も問題がなく優秀です。
続いては、ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「LinkBuds WF-L900」です。
SONY「 LinkBuds WF-L900」
SONY
LinkBuds
WF-L900
実勢価格:2万2370円
重量:4.1g×2
連続音声再生時間:最大5.5時間
▼総合評価
- 人によってはアリ
SONY「LinkBuds WF-L900」は、「外音の取り込み」がコンセプトということもあり、耳が密閉されないため音の情報量が少なく、音楽鑑賞には不向き。
ただ、着用して音楽を流したまま会話ができるので、仕事をしながら音楽を聴くなどの使い方なら問題ありません。
音楽よりは仕事向きのイヤホン
装着にはややコツが必要。外音はしっかり聞こえます。耳周りをタップして操作できるので快適です。
以上、2022年上半期に話題になった骨伝導イヤホンからとShokzシリーズのベストバイ「OPENRUN PRO」とソニーのワイヤレスイヤホン「LinkBuds WF-L900」でした。
骨伝導イヤホンでベストバイ常連のShokzシリーズは、高音質で聴くのはもちろん、用途別に好みの製品を見つけることができます。また、ソニー「LinkBuds WF-L900」は、音楽を聴きながら作業するのにベストなイヤホンをお探しの方におすすめです。
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個人的にはOPENRUNがバランスが良くオススメ!