ヘルスケア家庭用マッサージ機の実力は?

家庭用マッサージ機の実力は?

かかりつけのマッサージ店や高価なマッサージチェアを持っていない人にとって慢性的なコリをほぐし続けるというのは至難の業。

そんな人に耳寄りなのが手軽&リーズナブルに手に入れることができる家庭用のマッサージ機です。肩、脚、背中、腕、頭、目などさまざまな部位に特化した製品が多数発売されており、性能もひと昔前と比べてかなり進化しているので十分オススメできます。

家庭用マッサージ機の実力は?

なかでも、むくみが気になったり、立ち仕事で足がクタクタという人に試してほしいのが、フットマッサージャー。フットマッサージャーは、足裏・ふくらはぎ・太ももなど下半身を揉みほぐしと振動でマッサージする機器で、足裏だけの製品もあります。

そこで今回は、体のサポートを専門としている整体師やマッサージ師といったプロの方々と一緒に、どこまで手もみや高価なマッサージチェアに迫ることができるか、検証してみました。

まずは、コリのメカニズムやマッサージのルールを説明しておきましょう。

コリのメカニズムは?

コリのメカニズムは?

「コリ」とは日々の生活で蓄積した疲労で筋肉が収縮して硬くなった状態のこと。

血流が良い状態であれば老廃物をスムーズに流すことができますが、長時間同じ姿勢を続けたり、ストレスや緊張状態が続くと血行不良が起こり、筋肉に老廃物が蓄積。また血液が運ぶ酸素や栄養も十分に行き渡りにくくなります。

さらに、筋肉が硬くなることで周辺の神経が刺激されコリが悪化していきます。

マッサージは「痛気持ちいい」くらいでOK

マッサージは「痛気持ちいい」くらいでOK

「筋肉の奥に届くほど、目一杯押してほしい」という人がいますが、マッサージの原則は痛気持ちいいくらいの刺激で、痛くなるまで押したり揉んだりするのは絶対NG。痛いほうが効果がありそうというのは勘違いで、さらに体が緊張してしまいます。

マッサージ機を使うべきタイミングは?

マッサージ機を使うべきタイミングは?

凝った体だと寝るのにも一苦労。筋肉をほぐし血流を正常な状態に戻せば、スッと眠りにつけます。オススメは筋肉がほぐれやすいお風呂上がりのふくらはぎマッサージ。上下の振動で刺激を与えることで全身の血流を促すことが期待できます。

ヘルスケアフットマッサージャーのメリットは?

フットマッサージャーのメリットは?

立ち仕事でむくんだ足はその日のうちにマッサージをしてリセットしたいものですよね。カチコチに固まった足のコリをもみほぐしてくれる人気のフットマッサージャーには、以下のようなメリットがあります。

自宅で足のケアができる

マッサージに行かなくても自宅で好きな時間に足のケアができるのがメリット。足の筋肉のコリをほぐすことで血液の巡りが改善し、足の疲れがとれやすくなります。また、水分が溜まりやすい足のむくみを緩和することで美脚効果も期待できます。

気軽にながらマッサージができる

テレビを見たりスマホを触ったりと、のんびりしながらリラックスタイムにマッサージができるのも魅力。足に巻きつけるタイプの装着型ならベッドに寝転んだ状態でも使えるので、忙しくてマッサージの時間がとれないという人にもオススメです。

今回は、疲れた足元をしっかりもみほぐしてくれる製品を探して、さまざまタイプのフットマッサージャー8製品を比較してみました。

ヘルスケアフットマッサージャーの選び方のポイントは?

フットマッサージャーには、タイプやマッサージ方式などさまざまな種類が製品があります。どんなシチュエーションで使うかを想定し、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

タイプで選ぶ

タイプで選ぶ

出しっぱなしできる据え置き型

置いたまま使用できる据え置き型は、思いついたときにすぐ使える手軽さが魅力のフットマッサージャー。マッサージャーに足を入れ、スイッチを押すだけでマッサージを始められます。

出しっぱなしにしておきたいという人は、インテリアに馴染みやすいデザインのものを選びましょう。

収納できる装着型

装着型は、足に巻きつけて使うフットマッサージャーです。装着の手間はかかりますが、コンパクトにまとめられるので収納場所を取らずに持ち運びができるのが魅力。

また、寝転んだ状態や家事をしながらなど、体勢を選ばずに使用できるというメリットもあります。

マッサージ方式で選ぶ

マッサージ方式で選ぶ

ローラー式(もみ玉)はしっかりほぐす

ローラー式は、回転するローラーで筋肉を押し上げ、指圧マッサージのようにコリをしっかりほぐしてくれます。強い力でしっかりマッサージをしたい人や、痛気持ちいい感覚が好みな人におすすめ。据え置き型に搭載されていることが多いです。

エアー式はやさしくほぐす

エアー式(エアマッサージャー)は、足全体を包み込み、空気の力で圧縮することで血流を促進してくれます。ローラー式に比べて優しく揉みほぐしてくれるので、痛みに弱い人に向いています。

サイズが小さいと圧迫されて痛みを感じることがあるので、サイズ選びには注意しましょう。

適応部位で選ぶ

適応部位で選ぶ

多くの製品はふくらはぎをメインに対応していますが、足裏のツボ押しや足首や太もものマッサージまで対応している製品もあります。使いたい箇所に対応しているか確認しましょう。

機能性で選ぶ

機能性で選ぶ

疲れに合わせて細かく設定ができるコース機能、内蔵されたヒーターで足を温めながらマッサージができるヒーター機能など、フットマッサージャーには、より快適に使えるための付加機能が備わっているものが多く登場しています。

うっかり寝てしまうという人は、オフタイマー機能があれば自動で電源が切れるので揉み返しを防止することができます。

ほかにも、カバーが洗えるものやコードレスで使えるものなども。どれにするか迷ったら使いたい付加機能で選んでもいいでしょう。

ヘルスケアフットマッサージャー8製品を比較

フットマッサージャー8製品を比較

今回は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット販売や量販店で人気商品や売れ筋の据え置き型・装着型のフットマッサージャー8製品をピックアップ。

鍼灸マッサージ師の朝日山一男さん、東京療術学院講師の熊坂基さん、for.R整体院代表/トレーナーの木幡洋一さん、for.R整体院整体師の菊池拓史さんと一緒に以下のポイントで採点して比較しました。

▼採点項目

  • もみ心地(30点)
  • もむ種類(30点)
  • もむ範囲の広さ(20点)
  • 機能性(20点)

ヘルスケアフットマッサージャーのおすすめは?

さて、リーズナブルな家庭用マッサージ器は、どこまで手もみや高価なマッサージチェアに迫ることができたのでしょうか。

評価の高かった順に、ランキング形式で紹介します!

第1位テスコム「フットマッサージャー TMS70A」

テスコム フットマッサージャー TMS70Aの製品画像
王冠アイコン

テスコム(TESCOM)
フットマッサージャー
TMS70A
実勢価格:3万7980円

サイズ・重量:W470×D425〜530×H295〜435mm・11.5kg

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
92/100点 S 29/30点 27/30点 19/20点 17/20点

今回ベストバイを獲得したのは2022年発売のテスコム「フットマッサージャー TMS70A」でした。

足の甲・かかと・ふくらはぎをエアーバッグで包み込み、脚全体を力強く圧迫してくれます。丁寧でなめらかなもみ心地で、最高に痛気持ちいいフットマッサージャーです。

テスコム「フットマッサージャー TMS70A」

特に識者から高評価だったのが足裏マッサージで、土踏まずを押し上げ、かかとを上下に振動し脚全体の血行を促してくれます。2WAYで使用できるのもポイントです。

木幡洋一 氏
for.R 整体院
木幡洋一 氏 のコメント

足裏のマッサージ機能が優秀。お風呂上がりに使ってみてください。

ベストの理由1:コース選択と3段階の強弱設定でふくらはぎと足裏をもみほぐす

ベストの理由1:コース選択と3段階の強弱設定でふくらはぎと足裏をもみほぐす

テスコム「フットマッサージャー TMS70A」は、ローラーとエアーと振動を組み合わせた6種類のコースを選択してマッサージをすることができます。

ふくらはぎユニットを使用した際は、「もみほぐしコース」「リラックスコース」「ふくらはぎコース」の3つがあり、足裏ユニットを使用した際は、「しっかりコース」「やすらぎコース」「土踏まずコース」の3つを選べます。

どのコースも3段階の強弱設定があるので筋肉量に応じて強度を選択するといいでしょう。

菊池拓史 氏
整体師
菊池拓史 氏 のコメント

コースや強度を選択し痛気持ちいい強さでもむことができます。脚のもみ心地が最高。

ベストの理由2:たたんで足裏、広げてふくらはぎを2WAYで使用可能

ベストの理由2:たたんで足裏、広げてふくらはぎを2WAYで使用可能

たためば足裏マッサージャー、広げれば足裏とふくらはぎマッサージャーとして使用可能。それぞれの部位に適したコースが用意されています。

ベストの理由3:コンパクト収納で場所を取らない

ベストの理由3:コンパクト収納で場所を取らない

フットマッサージャーは据え置き型と装着型の2つがありますが、ふくらはぎをサポートしているマッサージャーは縦横にスペースを取るため収納場所に困りがち。

しかし、テスコム「フットマッサージャー TMS70A」はふくらはぎユニットをたためばサイズがスッキリ。コンパクトで邪魔になりません。

強度が強いので筋肉量が少ない人は注意

筋肉量が多い男性には痛気持ちよかったですが、女性が試してみたところ「少し痛い」という感想。弱設定で使用するのがオススメです。

第2位アテックス「TOR マッサージ スツール リュクス AX-HXT179」

アテックス TOR マッサージ スツール リュクス AX-HXT179の製品画像

アテックス(ATEX)
TOR マッサージ スツール リュクス
AX-HXT179
実勢価格:4万4000円

サイズ・重量:約W400×D340×H480mm・約9.5kg

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
90/100点 S 25/30点 27/30点 20/20点 18/20点

2位はアテックス「TOR マッサージ スツール リュクス AX-HXT179」でした。

アテックス「TOR マッサージ スツール リュクス AX-HXT179」

使用しないときはスツール(椅子)としても活用できる本機ですが、単なるユニークアイテムではなく、性能面も大満足。

アテックス「TOR マッサージ スツール リュクス AX-HXT179」

16度の傾きにしてリラックス状態で足裏・ふくらはぎ、太ももまで広範囲にアプローチしてくれます。

包容力があるのはいいですが、振動があればさらによかったです。

熊坂基 氏
東京療術学院 講師
熊坂基 氏 のコメント

「ほぐすコース」はまるで手もみのようにほぐしてくれます。

脚をエアバッグで包み込む

脚をエアバッグで包み込む

大きな太ももの筋肉をエアバッグで包み込み、太ももまわりまでしっかりマッサージしてくれます。「しぼるコース」で脚全体を絞り上げ、血行を促します。

第3位フジ医療器「モミーナ フットマッサージャー KC-330」

フジ医療器 モミーナ フットマッサージャー KC-330の製品画像

フジ医療器(FUJIIRYOKI)
モミーナ フットマッサージャー
KC-330
実勢価格:5万5430円

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
83/100点 A 25/30点 24/30点 19/20点 15/20点

3位はフジ医療器「モミーナ フットマッサージャー KC-330」でした。

もみ板の位置を5段階調節し、ふくらはぎから太ももまでをマッサージ可能。強力な振動で脚全体を刺激します。もみ心地も強すぎず弱すぎずちょうどいい感じで万人受けするマッサージャーといえます。

独自開発の足裏ほぐしで脚の疲れが取れる

フジ医療器はマッサージ機器を中心に開発・発売する老舗の健康機器メーカー。本機はもみ板の角度を調節することで「ふくらはぎ下」「ふくらはぎ上」「ひざ下」「ひざ上」「太もも」をまるで指圧マッサージするようにもみほぐしてくれます。

朝日山一男 氏
アスレティックトレーナー
朝日山一男 氏 のコメント

部位によって圧迫感を変えられるのがポイントです。

4位:パナソニック「レッグリフレ EW-RA190」

4位:パナソニック「レッグリフレ EW-RA190」

パナソニック(Panasonic)
レッグリフレ
EW-RA190
実勢価格:5万3460円

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
82/100点 A 24/30点 24/30点 19/20点 15/20点

4位のパナソニック「レッグリフレ EW-RA190」は装着タイプのマッサージャー。据え置きと異なり、寝転がりながらもマッサージが受けられる点が便利です。

5位:スライヴ「フットマッサージャー MD-6215」

5位:スライヴ「フットマッサージャー MD-6215」

スライヴ
フットマッサージャー
MD-6215
実勢価格:2万6800円

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
74/100点 B 22/30点 23/30点 14/20点 15/20点

5位はスライヴ「フットマッサージャー MD-6215」。一番筋肉をほぐす足裏の振動が強くていいですが、ローラーがフィットしないのがマイナスでした。

6位:セールス・オンデマンド「restool スツールフットマッサージャー」

セールス・オンデマンド restool スツールフットマッサージャーの製品画像

セールス・オンデマンド
restool スツールフットマッサージャー
実勢価格:4万5100円

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
69/100点 B 21/30点 20/30点 13/20点 15/20点

6位のセールス・オンデマンド「restool スツールフットマッサージャー」は、足先の圧迫と足底の指圧は比較的いいですが、足のサイズが大きい人だと玉がくるぶしの骨に当たって痛いです。

7位:スライヴ「MD-6130」

スライヴ MD-6130の製品画像

スライヴ
MD-6130
実勢価格:2万5000円

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
66/100点 B 20/30点 21/30点 12/20点 13/20点

7位のスライヴ「MD-6130」は、安定感が悪く足が外に逃げてポイントがズレます。足のもみほぐしもイマイチ。座って腰・おしりにも使えます。

8位:MAXZEN「JFM-MX101」

MAXZEN(マクスゼン) JFM-MX101の製品画像

MAXZEN(マクスゼン)
JFM-MX101
実勢価格:6980円

▼テスト結果

総合得点 評価 もみ心地 もむ種類 もむ範囲の広さ 機能性
55/100点 C 15/30点 19/30点 10/20点 11/20点

唯一のU1万円だったMAXZEN「JFM-MX101」は8位にランクイン。足裏用として使用するならこれだけでも十分といえますが、ローラーのもみほぐし効果は薄めです。

ヘルスケアまとめ

以上、フットマッサージャーのおすすめランキングでした。いかがでしたか?

製品ごとに違いがありましたが今回の検証では、強めの刺激が上位になりました。ベストバイのテスコム「フットマッサージャー TMS70A」は他機とは異なり、つま先までの圧迫力が強く、足裏までしっかりもみほぐしてくれます。

ただし強度が強めなので筋肉量が少ない人は弱設定で使用するのがおすすめです。

強力にもみほぐすテスコム

テスコム フットマッサージャー TMS70Aの製品画像
王冠アイコン

テスコム
フットマッサージャー
TMS70A
実勢価格:3万7980円

サイズ・重量:W470×D425〜530×H295〜435mm・11.5kg

リラックスして使えるアテックス

アテックス TOR マッサージ スツール リュクス AX-HXT179の製品画像

アテックス
TOR マッサージ スツール リュクス
AX-HXT179
実勢価格:4万4000円

サイズ・重量:約W400×D340×H480mm・約9.5kg

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