Wi-Fiの困りごとをすっきり解決するテクを紹介
今では私たちの生活に欠かせないものとなったWi-Fi。家でも外でもつねにお世話になっていますよね。
でも、仕事で急いでいるときにかぎって遅くなったり、動画を楽しんでいるときに途切れたり、イライラすることもありませんか?
そこで『家電批評』が、Wi-Fi問題の定番である「速度が遅い」「通信が途切れる」や、セキュリティや設定の悩みまで、Wi-Fiの「困った」を解決するテクを紹介していきます。
今回は「Wi-Fiの困りごと10選」の【後編】として、セキュリティを強化する設定変更についてお届けします。
▼【前編】と【中編】の記事はコチラ
Q8:セキュリティが不安です……
A:SSIDと暗号化方式だけは変更しましょう
SSIDが初期設定のままだと、どのルーターを使用しているかが特定されやすく、パスワードが流失する可能性があります。設定を特定されにくいものに変更することでセキュリティを強化できます。
脆弱性のある暗号化方式は危険!
通信を暗号化して保護するための暗号化方式はいくつか種類がありますが、最新の WPA3が最も安全です。ただしWPA3は対応ルーターが少ないので、非対応ルーターの場合はWPA2に設定しましょう。
暗号化方式はルーターで設定変更
暗号化方式は、SSIDと同様にルーターの設定で変更できます。WPA3かWPA2にしておきましょう。
SSIDも初期設定のままはNG
SSIDが初期設定のままだと特定されやすいので変えましょう。初期の設定はルーター本体に記載されています。
1:ルーターの背面を確認
初期の設定はルーターの背面で確認。5GHzと2.4GHzでSSIDは違います。
2:ブラウザやアプリで変更
ブラウザや専用アプリでルーターの設定画面を開き、5GHz、2.4GHz両方のSSIDを変更しましょう。個人情報に関係するもの以外に!
Q9:他人にタダ乗りされていないか気になります
A:ルーターの設定で
接続機器を確認
Wi-Fiは無線で接続するため、無断で他人に使われていてもなかなか気づきにくいもの。不安な場合は、ルーターの設定画面で怪しい端末がないか確認することができます。
不審な機器は接続を遮断してパスワード変更
機種によって異なりますが、ルーターの設定画面にある「デバイスコントロール」や「DHCPリース」などの項目から接続端末を確認できます。
不審な端末があった場合は接続を遮断し、再接続されないようにパスワードを変更しておきましょう。
Q10:パスワードを忘れてしまった!
A:本体か設定で確認できます
新しく買ったスマホやPCをWi-Fiに接続したいのに、パスワードを忘れてしまった……。そんなときは、まずルーター本体を確認しましょう。初期設定のままなら、SSIDの下などに記載されています。自分で変更した場合は、ルーターの設定画面で確認できます。
初期設定のままならルーター本体を確認
SSIDの下などに記載されている「暗号化キー」がWi-Fiに接続するためのパスワードです。
自分で変更した後なら設定画面で確認
SSIDと同様にルーターの設定画面でパスワード(暗号化キー)を確認できます。もし初期設定のままのパスワードになっていたら、危険なので変更しておきましょう。
以上、「Wi-Fiの困りごと10選」の第3回でした。自分に合った環境を整えて、ストレスのないWi-Fi生活を楽しんでくださいね。
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