スマートフォン基本から最新事情まで、ストレスゼロのWi-Fi術を紹介

今では私たちの生活に欠かせないものとなったWi-Fi。家でも外でもつねにお世話になっていますよね。

ですが、「ギガの節約で使うもの」「使っているけどよく知らない」という人も多いのではないでしょうか。そんなみなさんに、今さら聞けないWi-Fiの基本から最新事情、選び方・設置場所などなど、ストレスゼロのWi-Fi活用術をお届けします。

今回は「Wi-Fiの真実」第2回として、ルーターの選び方や設置場所について紹介します。

▼「Wi-Fiの真実」第1回の記事はコチラ

スマートフォン真実その6:ルーター選びは規格と台数をチェック!

いざルーターを選ぼうと思っても、ややこしくてよくわからない……という方も多いと思います。パッケージを見ても、さまざまな情報や専門用語が満載ですよね。

そこでまず見てほしいのがパッケージの「Wi-Fi規格」。現在販売されているルーターのWi-Fi規格は、Wi-Fi 5か6のどちらかです。11acや11axと記載されている場合もあります。

また、大家族や接続したい機器が多いなら「同時接続台数」も重要です。そのほか押さえておきたい項目や見るべきポイントを紹介していきます。

チェック1:Wi-Fi規格

使用機器と同等かそれ以上のものを選択

現在販売されている主なWi-Fi 規格は、 Wi-Fi 5と6。基本的には、自分が現在使っているスマホやPCが対応している規格を選ぶのがいいでしょう。ただし今後はWi-Fi 6対応が主流になっていくので、先を見越して買っておくのもアリです。

チェック2:最大通信速度

5GHz、2.4 GHz両方の速度を確認

Wi-Fiが使用する周波数帯である5GHzと2.4GHzの最大通信速度が両方記載されています。メーカーや機種によっては高速な5GHz が大きく記載されている場合も。通信の速度にこだわるなら、とにかく数値が高いものを選びましょう。

チェック3:アンテナの本数

アンテナ数が多いほど高性能

搭載しているアンテナの本数を「ストリーム」といい、「◯×◯」と表記されている場合もあります。アンテナ1本あたりの通信速度は決まっているため、多ければ多いほど高速になり、複数端末との接続にも強くなります。

チェック4:同時接続台数

実際の接続台数より多めが◎

同時に接続可能な端末数の目安です。スマホやPCだけではなく、家電製品などもWi-Fiに接続するようになってきているので、なるべく多いものを選びましょう。この数値には、LANケーブルを使用して有線接続する機器も含まれます。

チェック5:ネットの接続方式

IPv6/IPoE対応のものを選ぶ

インターネットの通信方式にはIPv4とIPv6、その認証方式にはPPPoEとIPoEのそれぞれ2種類があります。IPv6のみ認証不要で通信が高速になるIPoEに対応しているため、ルーターもIPv6/IPoEに対応しているものを選びましょう。

スマートフォン真実その7:パッケージの通信速度はあくまで目安

パッケージに書かれている最大通信速度はあくまで理論値。そこまでの速度は出ないのが普通です。

実際にバッファローのWi-Fi 6対応フラッグシップモデルである「WXR-6000AX12S」を使用し、戸建て住宅のリビング、書斎、ベッドルームで計測してみました。


バッファロー
WXR-6000AX12S
実勢価格:3万2395円

最大転送速度:5GHz 4803Mbps、2.4GHz 1147Mbps
無線LAN規格:11a/b/g/n/ac/ax

パッケージに表記されている5GHzの理論値は4803Mbpsですが、実測値の平均は下りでも994.91Mbps。理論値の3分の1以下でした。とはいえ、これでも十分すぎるほど高速です。

最大通信速度が高いほどそれだけ性能が高いということなので、購入する際の目安としてしっかりチェックしましょう。

スマートフォン真実その8:置き場所によって電波強度が変わる

ルーターがジャマだからといって、窓際や部屋の隅に置くのはNG。ほとんどのルーターは電波が同心円状に広がるため、電波の半分が家の外に飛び出てムダが生じてしまいます。なるべく部屋の中央付近に設置しましょう。

障害物が多い床下や棚の中に設置するのも電波を弱める原因に。ある程度の高さがある開けた棚の上に設置すると効果的です。また、金属は電波を吸収・反射してしまうため、大きな金属製の冷蔵庫やテレビの側に置くのも控えましょう。

ルーター設置場所の3大鉄則

・部屋の隅や窓際には置かず、建物の中心に近い場所に置く
・床や棚の下段はNG。台の上など開けた場所に置く
・電波を妨害しやすい金属から離れた場所に置く

中央、高い場所、金属から離れた場所がベスト。また、背の高い家具が左右にあると電波を遮断してしまう恐れがあるので、なるべく開けた場所にしましょう。

スマートフォン真実その9:電子レンジと水槽の近くを避ける

Wi-Fiの周波数帯のうち、2.4GHz帯は他の多くの家電製品でも利用されているため、電子レンジやコードレス電話の近くは電波が干渉してしまいます。また、水のそばも厳禁。電波を反射して減衰を引き起こすので、水槽の近くも避けましょう。

NG:電子レンジやコードレス電話のそば

電子レンジと周波数が異なる5GHz帯は影響ありませんが、2.4GHz帯は稼働時に電波干渉を引き起こし、通信速度が低下する恐れがあります。

NG:水槽や花瓶、コンクリート壁の近く

水槽などの水は電波を反射し、減衰を引き起こす原因に。キッチンやバスルーム、トイレのそばはなるべくやめましょう。

スマートフォン真実その10:鉄筋より木造のほうが届きやすい

高性能なルーターに買い替えたのに部屋によって通信が安定しない……。それは建材が原因かもしれません。実は建材によって電波の通しやすさに違いがあります。

木材やガラスは比較的電波を通しやすく、鉄筋やコンクリートなどの金属は電波を通しにくいという特徴があり、壁を隔てるほど電波が不安定になります。つまり、鉄筋より木造のほうが電波が届きやすいのです。

ただし木造の建物でも、断熱材が入っていると電波が減衰しやすくなるといわれています。鉄筋コンクリートの家でどうしても通信が不安定なら、メッシュWi-Fiの導入も検討してみましょう。

それでは、「Wi-Fiの真実」の第3回(真実その11〜15)に続きます。ぜひご覧ください。

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