ビデオ会議で好印象なWebカメラとは?
コロナ禍以降、ビデオ会議の普及によって、数年の間に急激にWebカメラの需要が高まりました。
Q. そもそもWebカメラとは?
A. Webカメラとは、おもにパソコンと接続してリアルタイムで映像を配信できる小型のカメラのこと。オンライン会議やSkypeなどのビデオチャット、動画配信、セミナー、オンライン授業などを行うことができます。ノートPCにはカメラが内蔵されているものもあります。
しかし、「パソコンの内蔵カメラでは写りに不満がある」、「内蔵カメラは角度調節ができず、煽り気味になるのがイヤ」とお悩みの人や、「そもそもパソコンにWebカメラがついてない」というケースも少なくないでしょう。
そこで、雑誌「家電批評」編集部がプロと一緒に、「より高画質かつ高音質な製品を!」「ワンランク上のカメラ写りでビデオ会議に参加したい!」というニーズに応えるべく、Webカメラ8製品をテスト。おすすめを探しました。
Webカメラの選び方は?
ミドルクラス以上のWebカメラの場合、2K(2560✕1440)や4KなどフルHDを超える高解像度や60fpsの高フレームレートに対応したモデル、オートフォーカス、LEDライト、ノイズキャンセリング機能といった、低価格な製品にはない付加価値を組み込んだ機種が増えます。
これらの機能は魅力的なメリットに感じるかもしれませんが、Webカメラは、まず映像と音声の品質が基本。その上で必要な機能を搭載する機種を選びましょう。付加価値は画質&音質の次に着目すべきです。
選び方1:音質の良さに注目
ほとんどのカメラがマイク内蔵です。内蔵マイクの性能はピンキリなので音質のクリアさは要チェック。
選び方2:会議用ならちょうどいい画角を
主に自宅でのリモートワークで使うなら、ちょうどいい画角のカメラを選ぶこともキモ。60°程度では画面いっぱいに顔が映ってしまい、100°以上になると部屋の隅々までが映ります。個人の場合は65°以上、大人数での会議で使うなら画角は90°以上と広めがおすすめです。
選び方3:画質の良さは用途に合わせる
画素数や解像度をチェック。特にこだわりがなければ100万画素でも十分ですが、鮮明な映像を求めるなら300万画素がひとつの目安に。
選び方4:効率を考えるならオートフォーカス
画質がキレイでもピントを合わせるのが面倒に感じるなら、素早いフォーカスを備えたカメラを選ぶのがおすすめです。
選び方5:録画や動画配信をするならフレームレートもチェック
フレームレートとは1秒あたりのフレーム数のことで、この数値が大きければ大きいほど映像がなめらかになります。参考までに、会議ツールZoomで最大フレームレート設定にした場合は「30fps」での会話が可能。気になる人は設定を確認しておきましょう。
Webカメラ8製品を徹底比較
人気の8製品を対象に「画質」、「動き」、「音質」、「雑踏」(ノイズキャンセル性能)、「設置性」、「付加価値」の6項目をテストしてて、おすすめを探しました。
なお、Webカメラのもっとも多い用途である、ビデオ会議を想定して検証を行いました。
テスト1: カメラ画質をチェック
ビデオ会議アプリを使って通話し、逆光環境での写りを比較しました。
テスト2: ビデオ通話時の動き表示を比較
動く被写体をなめらかに表示できるか、カメラの動作追従性チェックしました。
テスト3: ビデオ会議想定の音質を比較
マイクの音質を受信側のパソコンで聴き比べて採点しました。
テスト4: ノイズキャンセル性能の比較
混雑した喫茶店の環境音を流し、マイクのノイキャン性能を比較しました。
テスト5: 設置やアングルの自由度を比較
スタンドの安定性や三脚ネジ穴の有無、カメラアングルの自由度を採点しました。
テスト6: 付加価値
高解像度、オートフォーカス、LEDライトなどを加点します。
※「画質」、「動き」、「音質」、「雑踏」(ノイズキャンセル)の検証は「Google Meet」によるビデオチャットで、検証対象となるWebカメラの相手のパソコンに映る映像と音声で行っています。
それでは、Webカメラのおすすめランキングを発表します。
Webカメラのおすすめは?
Webカメラおすすめランキング比較表
プロと一緒に実際に使ってみた、Webカメラのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
eMeetEMEET S600
|
|
ワンランク上の映像&音声/ノイズキャンセルもしっかり機能/高い次元でバランスが取れた万能機l |
71.5mm |
71mm |
52mm |
103g |
800万画素 |
4K |
60fps |
88° |
Type-C(カメラ側)、Type-A(PC側) |
オート |
✕ |
|||||||
NuroumV15-AFL
|
|
基本性能が高くバランスがいい/優秀なオートフォーカスを搭載/がっかりポイント/画質はアンダーになり気味 |
56mm |
61mm |
106mm |
154g |
400万画素 |
2K |
60fps |
75° |
Type-A |
オート |
◯ |
|||||||
旭東エレクトロニクスSEW12-2K370PS
|
|
コスパBEST/安いのに今回テストした中でトップクラスの画質 |
90mm(約) |
85mm(約) |
25mm(約) |
100g(約) |
370万画素 |
2K |
30fps |
85° |
Type-A |
固定 |
✕ |
|||||||
アンカーPowerConf C200
|
|
声のクリアさは比較的良好/画質に難があるもののその他項目の平均点は高い |
41mm(約) |
55mm(約) |
51mm(約) |
83g(約) |
非公開 |
フルHD |
30fps |
65°・78°・95° |
Type-C(カメラ側)、Type-A(PC側) |
オート |
✕ |
|||||||
エレコムUCAM-CX20ABBK
|
|
79mm(約) |
65mm(約) |
102mm(約) |
166g(約) |
200万画素 |
フルHD |
60fps |
77° |
Type-A |
オート |
◯ |
||||||||
DMMDKS-CAM3G
|
|
55mm(約) |
62mm(約) |
79mm(約) |
157g(約) |
非公開 |
フルHD |
60fps |
87° |
Type-A |
オート |
◯ |
||||||||
ロジクールBRIO 300
|
|
53.1mm |
45mm |
65.63mm |
74.6g |
200万画素 |
フルHD |
30fps |
70° |
Type-C |
固定 |
✕ |
||||||||
サンワサプライCMS-V64BK
|
|
110mm |
54.7mm |
51.6mm |
160g |
200万画素 |
フルHD |
60fps |
80° |
Type-A |
オート |
✕ |
【1位】eMeet「EMEET S600」
- eMeetEMEET S600
- 実勢価格: ¥8,051〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで探す
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥8,999〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
ビデオ会議だけでなく、配信でも使いたい高性能4Kカメラ
Webカメラのおすすめランキングで、1位・A+評価を獲得し、ベストバイに輝いたのはeMeet「EMEET S600」です。
本機最大の特徴は、4K解像度カメラとフルHD時60fpsのフレームレート(1秒間のコマ数)です。しかし、これらはライブ配信や録画時に発揮される性能で、低ビットレート(低容量)に制限されるビデオ会議では、ほぼ活かされません。
しかし、宝の持ちぐされになるわけではなく、特に今回検証した8機種中トップのマイク音質は、ノイズキャンセルもしっかり機能するのでWeb会議を快適にすすめられます。
- おすすめポイント
-
- ワンランク上の映像&音声
- ノイズキャンセルもしっかり機能
- 高い次元でバランスが取れた万能機l
- 幅
- 71.5mm
- 奥行
- 71mm
- 高さ
- 52mm
- 重量
- 103g
- 画素数
- 800万画素
- 最大解像度
- 4K
- フレームレート
- 60fps
- 画角
- 88°
- 接続端子
- Type-C(カメラ側)、Type-A(PC側)
- フォーカス
- オート
- LEDライト
- ✕
- 型番
- 4k
人の顔は自然な感じ!
eMeet「EMEET S600」は、自然な色に再現されており、ホワイトバランスも整っているので好印象、おすすめです。動きが激しいとオートフォーカスは少し迷いますが、十分実用レベルです。
高性能なデュアルマイクを搭載
ノイズキャンセル機能が備わったデュアルマイクを搭載。周囲が多少うるさくても、雑音が自動調節されるので、受信側には問題なく自分の声を届けられます。eMeet「EMEET S600」の音質は、今回テストした8機種中最高得点を獲得し、おすすめです。
スタンドの可動と高い設置性
カメラはある程度上下左右に動かせるので、設置後に好みの角度に調整できます。
スタンドには三脚穴が付いているので、三脚を使った撮影が可能です。
Type-CのPCでも使える
脱着式のType-A to Cケーブルが付属しますが、別途Type-C to Cのケーブルを用意すれば、Type-CポートのみのPCにも対応します。
付属のポーチで持ち運べる!
eMeet「EMEET S600」なら、ワンランク上の映像&音声でビデオ会議に参加できるのでおすすめです。
【2位】Nuroum「V15-AFL」
- NuroumV15-AFL
- 実勢価格: ¥6,999〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
高解像度カメラ、LEDライト、オートフォーカスまで全部入り!
Webカメラのおすすめランキング2位は、Nuroum「V15-AFL」。映像の暗さが少々気になるも、高い機能性とまずまずのマイク性能で2位を獲得しました。
Amazonで今回1位を獲得したeMeetと並んで人気のあるNuroum社製品(ちなみにどちらも中国メーカー)で、2K、60fps、オートフォーカス、LEDライトとほぼ全部盛りな多機能さが特徴です。
- おすすめポイント
-
- 基本性能が高くバランスがいい
- 優秀なオートフォーカスを搭載
- がっかりポイント
- 画質はアンダーになり気味
- がっかりポイント
-
- 画質はアンダーになり気味
- 幅
- 56mm
- 奥行
- 61mm
- 高さ
- 106mm
- 重量
- 154g
- 画素数
- 400万画素
- 最大解像度
- 2K
- フレームレート
- 60fps
- 画角
- 75°
- 接続端子
- Type-A
- フォーカス
- オート
- LEDライト
- ◯
- 型番
- RV-2
Amazonで人気を集めている中国メーカーの製品。2560✕1440の2Kカメラに60fpsのフレームレート、 LEDライトにオートフォー カス搭載と基本性能は非常に高いです。特に動きがスムーズで迷いのないオートフォーカスが優秀です。
ただし、画面全体が暗い印象なので環境光やLEDライトで補いたいです。
やや明るい所に引っ張られて画質はアンダーになり気味。
LEDで顔色改善
LEDの光量は3段階で調節可能。暗い場所や逆光時に重宝する機能です。
シャッターはボタン式
シャッターはフェザータッチで反応するボタン式。カメラを動かさずに映像を遮断できます。
【3位】旭東エレクトロニクス「SEW12-2K370PS」
- 旭東エレクトロニクスSEW12-2K370PS
- 実勢価格: ¥4,280〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
安い!キレイ!音質よし!コスパ重視ならコレ一択
Webカメラのおすすめランキング3位は、シンプルな性能ながら画質が良好な旭東エレクトロニクス「SEW12-2K370PS」。
オートフォーカスやLEDライトがないため、付加価値で点を落としましたが、画質と音質テストの合計は1位に次ぐ高得点を獲得。価格は今回検証した8製品の中でもっとも安く(検証時)、コストパフォーマンスが非常に高い1台となっています。
ノイズキャンセリングがやや弱いですが音質は平均以上です。
- おすすめポイント
-
- コスパBEST
- 安いのに今回テストした中でトップクラスの画質
- がっかりポイント
-
- ノイズキャンセリングがやや弱い
- 幅
- 90mm(約)
- 奥行
- 85mm(約)
- 高さ
- 25mm(約)
- 重量
- 100g(約)
- 画素数
- 370万画素
- 最大解像度
- 2K
- フレームレート
- 30fps
- 画角
- 85°
- 接続端子
- Type-A
- フォーカス
- 固定
- LEDライト
- ✕
- 型番
- SEW12-2K370PS
2Kの高解像度以外は標準的な性能ですがテスト結果は良好。若干暗い部分が潰れていますが、色バランスなど総合的に優秀。一般用途なら、必要十分です。
マイク性能は並以上
シングルマイクは雑踏には弱いですが、人の声は劣化が少なく普通に拾います。音質は平均以上です。
可動自由度が低い
スタンドの可動箇所が2点しかないので、カメラの向きはほとんど変えられません。
【3位】アンカー「PowerConf C200」
- アンカーPowerConf C200
- 実勢価格: ¥6,980〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥6,980〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥9,990〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
声のクリアさは比較的良好
同じくWebカメラのおすすめランキング3位は、アンカー(Anker)「PowerConf C200」。
画面が白っぽく顔が若干暗め。映像のバランスは明るい側に引っ張られすぎです。
一方、声のクリアさは比較的良好。画質に難があるもののその他項目の平均点が高いです。
- おすすめポイント
-
- 声のクリアさは比較的良好
- 画質に難があるもののその他項目の平均点は高い
- 幅
- 41mm(約)
- 奥行
- 55mm(約)
- 高さ
- 51mm(約)
- 重量
- 83g(約)
- 画素数
- 非公開
- 最大解像度
- フルHD
- フレームレート
- 30fps
- 画角
- 65°・78°・95°
- 接続端子
- Type-C(カメラ側)、Type-A(PC側)
- フォーカス
- オート
- LEDライト
- ✕
- 型番
- A3369011
【5位】エレコム「UCAM-CX20ABBK」
- エレコムUCAM-CX20ABBK
- 実勢価格: ¥4,900〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥4,900〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥5,668〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
LEDライトの実用性が高い!
Webカメラのおすすめランキング5位は、エレコム(ELECOM)「UCAM-CX20ABBK」。
明暗のバランスが良く色も鮮やか。LEDは明るく実用性が高いです。オートフォーカスの迷いやすさが難点。
- 幅
- 79mm(約)
- 奥行
- 65mm(約)
- 高さ
- 102mm(約)
- 重量
- 166g(約)
- 画素数
- 200万画素
- 最大解像度
- フルHD
- フレームレート
- 60fps
- 画角
- 77°
- 接続端子
- Type-A
- フォーカス
- オート
- LEDライト
- ◯
- 型番
- UCAM-CX20ABBK
【5位】DMM「DKS-CAM3G」
- DMMDKS-CAM3G
- 実勢価格: ¥5,818〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥5,818〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥6,400〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
筐体の作りは好印象
同じくWebカメラのおすすめランキング5位は、DMM「DKS-CAM3G」。
筐体の作りは好印象でした。ただ、画面がやや暗く黒つぶれが厳しいです。また、色バランスは比較的まともでしたが、白飛びも激しかったです。声の拾い具合も弱めでした。
- 幅
- 55mm(約)
- 奥行
- 62mm(約)
- 高さ
- 79mm(約)
- 重量
- 157g(約)
- 画素数
- 非公開
- 最大解像度
- フルHD
- フレームレート
- 60fps
- 画角
- 87°
- 接続端子
- Type-A
- フォーカス
- オート
- LEDライト
- ◯
- 型番
- DKS-CAM3G
【7位】ロジクール「BRIO 300」
- ロジクールBRIO 300
- 実勢価格: ¥7,170〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥8,630〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥10,747〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
Webカメラのおすすめランキング7位は、ロジクール(Logicool)「BRIO 300」。接続した瞬間に、監修者の折原さんが「これメチャメチャ画質いいな」と漏らすほど画質が際立っており、今回テストした8製品中唯一の満点を獲得。画質BESTの成績でした。
外の色に引っ張られない画質、画面の明るさ、発色、精細感すべてがパーフェクト。顔を優先した絵作りで、カメラ写りを気にしているのであれば、文句なしにこの製品がおすすめです。
ですがマイク性能に難があったためこの順位に。マイク音質はイマイチで雑踏では声を拾わなくなりました。しかしこの弱点は、外部マイクを使うことで補えます。
- 幅
- 53.1mm
- 奥行
- 45mm
- 高さ
- 65.63mm
- 重量
- 74.6g
- 画素数
- 200万画素
- 最大解像度
- フルHD
- フレームレート
- 30fps
- 画角
- 70°
- 接続端子
- Type-C
- フォーカス
- 固定
- LEDライト
- ✕
- 型番
- C700GR
画質と動きは文句なしで、異次元なほど高画質でしたが、音で大きく点を落としてこの順位に。PCにはマイクを別途用意したいです。
逆光下でも白飛びせず、クッキリした映像を送信できました。
携帯性が高い
今回検証した8機種だけでなく、他のWebカメラと比べてもカメラ本体が非常に小さく、持ち運びにおすすめです。
接続はType-C
PCとの接続はUSB Type-C。Type-AのみのPCには直接接続できません。
【8位】サンワサプライ「CMS-V64BK」
- サンワサプライCMS-V64BK
- 実勢価格: ¥6,980〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥6,980〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥10,290〜
- 画質
- 動き
- 音質
- 雑踏
- 設置
- 付加価値
Webカメラのおすすめランキング8位は、サンワサプライ(SANWA SUPPLY)「CMS-V64BK」。
逆光では明るさのコントロールが下手で、非常に暗い画面になってしまいました。音声もデジタル処理による劣化が大きく、聞きづらかったです。
- 幅
- 110mm
- 奥行
- 54.7mm
- 高さ
- 51.6mm
- 重量
- 160g
- 画素数
- 200万画素
- 最大解像度
- フルHD
- フレームレート
- 60fps
- 画角
- 80°
- 接続端子
- Type-A
- フォーカス
- オート
- LEDライト
- ✕
- 型番
- CMS-V64BK
テストしてわかったWebカメラの違いはココ!
今回、Webカメラをテストしてみて、画質と音声以外に大きく違いを感じたのがオートフォーカスの存在。基本的には便利な機能ですが、カメラの前で前後に動いたり、手前を何かが横切ると、意図せずしてピントが切り替わるのがストレスに感じる場合もありました。
書類を写したいときに重宝するオートフォーカス機能
フォーカスが固定(固定焦点)の機種は、書類などを見せたい場合、ピントの合う位置を探さなければなりません。しかし、オートフォーカス搭載なら、自動でピントが合います。
オートフォーカスは諸刃の剣? ピント合わせに迷うことも……
オートフォーカスは便利な機能ですが、フォーカスポイントを迷い出すと、その間、映像はピンボケ状態が続きます。機種によっては、その状態が長く続くこともありました。
プライバシーシャッターは3種類の方式があり一長一短
▼別体式
別体式は紛失注意。カバーをなくしてしまう恐れがあります。
▼ボタン式
ボタンタイプは物理シャッターがなく、ON・OFFの状態が見分けづらいです。
▼スライド式
開閉状態がわかりやすいですが、操作時にカメラが揺れます。
Webカメラのおすすめ まとめ
以上、Webカメラのおすすめランキング8選でした。
ウェブカメラは、まず画質と音質が大事です。その上で高解像度やオートフォーカスなど、自分が求める機能の順で選ぶといいでしょう。なおLEDライトは、顔の印象を明るく見せられますが、部屋の暗さを補えるほどの光量はありません。
オートフォーカスの有無でWebカメラを選ぶ
今回、見事ベストバイに輝いたeMeet「EMEET S600」は圧倒的な性能が魅力でおすすめです。ライブ配信や録画向きの仕様なので、ビデオ会議だけが利用目的だとオーバースペック。
オートフォーカスなしなら、旭東エレクトロニクス「SEW12-2K370PS」がおすすめです。コストパフォーマンスが非常に高い1台です。
会議中に書類などをよく写す場合は、オートフォーカスが優秀なNuroum「V15-AFL」がコスパ的におすすめです。
1位の製品を選ぶならせっかくなのでライブ配信にも使ってみましょう!
本記事を参考に、自分にぴったり合うWebカメラのお気に入りを見つけてください。
Webカメラのおすすめ
eMeet
EMEET S600
Webカメラの売れ筋ランキングもチェック!
WebカメラのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
マイク性能は随一で画質も上位。大きな欠点はありません