パソコン机を変えるより手軽にPC作業環境を改善!

リモートワークが日常化した昨今、「自宅で長時間ノートPCで作業するようになった」という人は多いでしょう。それに伴い、首、背中や腰などを痛める人も増えているそうです。これは、会社の事務机と自宅の机で高さが違い、極端な前傾など無理な姿勢をとっていることが原因です。

そこで、今回はノートPC全体を持ち上げるノートパソコンスタンドを徹底比較しました。ノートパソコンスタンドは、机を変えるより手軽にPC作業環境を改善し、体の負担を抑えてくれます

パソコン【選び方】ノートPCスタンドはこの6つをチェック!

ノートPCスタンドを選ぶ際に重要なチェックポイントを以下の6点にわけてテストしました。

1:耐荷重を比較(10点満点)

何kgまで載せても大丈夫か耐荷重をチェックしました。

2:天板の最大高さを計測(10点満点)

天板を水平にして最大高さを計測しました。

3:安定性をチェック(5点満点)

パソコンを操作するときにガタつきがないか実際に使用してみて確認しました。

4:角度調節機能をチェック(5点満点)

スタンドの角度&高さ調節のしやすさを比較しました。

5:表面加工品質と付加価値を加点(10点満点)

※各5点満点

表面加工の品質をチェックしました。

また、冷却ファン&マウス台がある商品は加点しました。

6:実勢価格でコストを比較(5点満点)

実勢価格をチェックし、コストを比較しました。

それではさっそく、ノートパソコンスタンドおすすめランキングの発表です!

1位Almoz「
X9Y01」

王冠アイコン

Almoz
「X9Y01」
実勢価格:2729円

サイズ:約W238×D217×H22~192mm
重さ:約732g
耐荷重:約20kg(メーカー公称:20kg)
対応PC:15.6インチまで

総合評価:S

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
33 10 4 5 2 5 0 7
佐久間康文 氏
フリー編集
佐久間康文 氏 のコメント

角度調節にレンチが必要なこと以外に欠点はありません!

使わないときはコンパクトに折りたためるので、収納や持ち運ぶときに邪魔になりません。また、重量は今回検証した中で2番目に軽量でした。

ベストな理由1:ノートPCの排熱を妨げない構造

天板は穴開きというよりも枠だけとも表現できる形状で、熱のこもらないオープンなデザインになっています。また、厚みは4mmと他社製品の倍ほどもあり、とても頑丈です。

ベストな理由2:角度の調節には付属レンチを使用

高さと角度の固定には六角レンチが必要なので、調整は面倒です。しかし、これにより高い耐荷重性能を実現しています。

ベストな理由3:上質な仕上げと使い勝手の良さ

他製品の角は面取り加工(角部分を落とす加工)のみなのに対し、本製品は面取りの上に鏡面加工されており高級感があります。また、ノートPCを支えるフックは、高さが絶妙で打鍵時に邪魔になりません。

頻繁に角度調節しないなら文句なしにおすすめ!

本製品最大の特徴は20㎏の耐荷重性能です。ノートPCのパームレストに両手の平を載せて脱力しても天板が傾くことはありません。また、十分な数のシリコンパッドが底面と天板に貼られており、スタンド、ノートPCともに安定して設置できます。加工は表面のアルマイトに加えて角は鏡面仕上げで、高級感があります。唯一の難点は角度調節にレンチが必要なことで、力を入れて固定しなければなりません。

第2位EPN「
AE6-WH」

EPN
AE6-WH
実勢価格:3699円

サイズ:約W275×D238×H35~183mm
重さ:約894g
耐荷重:約10kg(メーカー公称:20kg)
対応PC:16インチまで

総合評価:A

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
31 5 4 5 4 5 0 8

しっかりとした面取り加工と大き目のシリコンパッドで安定感があります。同等評価の製品に比べて安価なため上位に。標準的な機能で大きな減点がなく、価格の安さが決め手です。また、「角度調節は工具不要じゃないとイヤ!」という人にもオススメです。

おすすめな理由:大きめの滑り止め

天板と底面のシリコンパッドは他製品に比べて大きく、滑りを防止します。

設定時は重心に注意!

天板の高さによっては重心が後ろに傾くので、高さを出すと後ろに倒れてしまう可能性があります。慎重にノートPC を設置しましょう。

第3位Tatkraft
「B08WRKX4Q3」

Tatkraft
B08WRKX4Q3
実勢価格:5990円

サイズ:約W485×D275×H45~470mm
重さ:約1347g
耐荷重:約15kg(メーカー公称:15kg)
対応PC:17インチまで

総合評価:A

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点) 
価格
(10点)
31 7 10 1 3 2 5 2

日本のクラウドファンディングで製品化されたという変わり種のノートパソコンスタンドです。2本の足を変形させて高さ47㎝のテーブル状にしたり、脚の間に体を入れて寝ながらノートPCを使える台にするなどできます。また、冷却ファンとマウス台を備えています。見どころの多い製品ですが、2本脚という構造上、多少グラつくという欠点があります。

おすすめな理由1:USBファンを装備

冷却ファンはUSB給電式なので、ノートPC から電源を取れます。そのため、高負荷作業時に力を発揮します。

おすすめな理由2:角度の自由度は高い

脚の関節は15°単位で360°回転可能です。使用環境に合わせた形状に変形できます。

4位:Hiyoo
「124-2020」

Hiyoo
124-2020
実勢価格:3399円

サイズ:約W275×D228×H39〜184mm
重さ:約819g
耐荷重:約10kg(メーカー公称:20kg)
対応PC/17.3インチまで

総合評価:B

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
29 5 4 5 4 4 0 7

サイズと性能が2位の製品とよく似ていますが、わずかに表面加工の品質と価格が劣ります。しかし、使い勝手は同等です。悪くないですがコレを選ぶなら2位の製品でOKです。

調整には力がいる

角度調整に工具は必要ありませんが、ジョイントはかなりキツめで思いっきり力を入れないと動きません。

15.6インチが適正?

メーカースペックでは17.3インチ対応ですが、15.6インチ以上は大きくはみ出します。他メーカーの基準だと15.6インチまで対応となります。

5位: Rainbean「
RAINBEAN-0751」

Rainbean
RAINBEAN-0751
実勢価格:3399円

サイズ:約W250×D242×H26~205mm
重さ:約753g
耐荷重:約5kg(メーカー公称:なし)
対応PC:17.3インチまで

総合評価:B

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
27 2 5 5 1 4 0 10

角度調整に六角レンチを使用しますが、この価格は魅力です。

6位: オウルテック
「OWL-PCST01-SI」

オウルテック
OWL-PCST01-SI
実勢価格:4680円

サイズ:約W300×D250×H38〜210mm
重さ:約1124g
耐荷重:約10kg(メーカー公称:15kg)
対応PC:17インチまで

総合評価:B

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
26 5 5 5 4 4 0 3

仕上げが丁寧で、価格以外コレといった欠点のない良バランスな製品です。

6位:BoYata「
B07H774Q42」

BoYata
B07H774Q42
実勢価格:5299円

サイズ:約W298×D262×H40〜212mm
重さ:約1165g
耐荷重:約9kg(メーカー公称:20kg)
対応PC:17インチまで

総合評価:B

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
26 4 5 45 4 4 0 5

Amazonで圧倒的人気を誇る定番的製品ですが、検証では耐荷重が公証値に届かきませんでした。

8位: エレコム「
PCA-LTSFAH20SV」

エレコム
PCA-LTSFAH20SV
実勢価格:5805円

サイズ:約W240×D285×H42〜200mm
重さ:約1080g
耐荷重:約10kg(メーカー公称:10kg)
対応PC:15.6インチまで

総合評価:C

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
25 5 5 5 4 4 0 2

他製品に比べて重心がやや前寄りなので、後ろに倒れにくいです。

8位: サンワサプライ
「PDA-STN58S」

サンワサプライ
PDA-STN58S
実勢価格:5362円

サイズ:約W275×D242×H35〜183mm
重さ:約921g
耐荷重:約12kg(メーカー公称:3kg)
対応PC:15.6インチまで

総合評価:C

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
25 6 4 5 4 4 0 2

仕上げが丁寧で造りが頑強な製品ですが価格は高めです。

10位: タイムリー「
TM-PCST-03」

タイムリー
TM-PCST-03
実勢価格:4385円

サイズ:約W266×D231×H31〜189mm
重さ:約642g
耐荷重:約6kg(メーカー公称:5kg)
対応PC/15インチまで

総合評価:C

▼採点結果

合計
(50点)
耐荷重
(10点)
最大高さ
(10点)
安定性
(5点)
角度調節
(5点)
表面加工
(5点)
付加価値
(5点)
価格
(10点)
23 3 4 4 5 4 0 3

最軽量クラスの製品なので、持ち歩きたい人向けです。

パソコンテストしてわかった違いはココ!

パッと見ではほとんど違いがないように思えるノートPCスタンドですが、細部を見ていくといくつかの違いがありました。ここでは、実際に使ってみないとわかりにくい点を紹介します。

ジョイントの硬さと耐荷重性能は
トレードオフの関係

▲TM-PCST-03

軽い力で動くが耐荷重が不安

▲PDA-STN58S

角度を変えるのに力が必要!

スタンドのジョイントは、角度を変えるのに力が必要な製品ほど耐荷重が増え、逆に軽い力で動かせるほど耐荷重が減る傾向にありました。

全体的に重心が後ろにあり
天板を高くするほど不安定になる!

▲PCA-LTSFAH20SV

他製品より暗転性が高い!

▲PDA-STN58S

天板の高さは控えめに!

多くの製品はジョイントがスタンドの後方に付いており、天板を高くすると重心が後方に移動します。不安定になる反面、スタンド下の空間を広く使えるメリットがあります。

ファン付き製品はゲーミングPCや
高負荷作業に効果あり

KSW KINGDO
B0957DQQR1

Yoobao
B09D9KLRH7

今回のランキングにはひとつしかファン付き製品は入りませんでしたが、発熱の大きいPC 用にファン付きのスタンドも数多く発売されています。

海外製品の品質が高く
価格で選んで大丈夫でした

検証前は「海外製品は仕上げが雑だろう」と思っていましたが、そんなことはなく、国内メーカーと海外メーカーの製品に大きな品質差はありませんでした。その一方で価格差は大きく、海外製品は国内製品の1/2〜1/3の価格で購入できます。

佐久間康文 氏
フリー編集
佐久間康文 氏 のコメント

耐荷重性能重視なら1位の製品工具不要がいいなら2位の製品で決まり

パソコンおわりに

ここまで、ノートパソコンスタンドの選び方とランキングをご紹介しました。快適に自宅で長時間ノートパソコンで作業して、体を痛める前に快適な環境を整えることで作業効率もあがるはず。海外製品は性能表示がいい加減な場合があり、特に耐荷重は編集部の実測値がメーカー公称値を大きく下回る製品がありました。そのあたりも踏まえ、本ランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか?

また、360LiFEでは他にもパソコン周りのガジェットをたくさん紹介しています。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね!