基本から最新事情まで、ストレスゼロのWi-Fi術を紹介
今では私たちの生活に欠かせないものとなったWi-Fi。家でも外でもつねにお世話になっていますよね。
ですが、「ギガの節約で使うもの」「使っているけどよく知らない」という人も多いのではないでしょうか。そんなみなさんに、今さら聞けないWi-Fiの基本から最新事情、選び方・設置場所などなど、ストレスゼロのWi-Fi活用術をお届けします。
今回は「Wi-Fiの真実」第4回として、ルーターの寿命やセキュリティについて紹介します。
▼「Wi-Fiの真実」第1回~3回の記事はコチラ
真実その16:通信速度は契約回線も影響する
ネットワークの最大通信速度は、契約しているプロバイダのプランによって変わってきます。光回線の最大通信速度といえば1Gbpsが一般的。ただしWi-Fi 6や5Gが普及し始めたことで、速度2Gbps以上のプランを提供するプロバイダが増えています。
プロバイダのプランによって異なる最大通信速度
自宅のネットワークを高速化したいなら、2Gbps以上のプランに変更してみましょう。
NURO光の20Gbpsプランはまだ必要ナシ
NURO光には最大速度20Gbpsのプランがありますが、20Gbps対応のルーターが現段階ではありません。対応エリアも少なく、契約してもまだ宝の持ち腐れになってしまうでしょう。
真実その17:ルーターの寿命は4、5年です
ルーターも電子機器なので、経年劣化は避けられません。絶対に買い替えなければいけないというわけではありませんが、新しいWi-Fi規格で登場する4、5年程度で買い替えるのがベターです。
ほかにも、「引っ越しで回線プランを変更した」「スマホやパソコンを買い替えて新しいWi-Fi規格に対応した」「接続端末が増えて使っているルーターの同時接続台数を超えてしまった」などのタイミングで買い替えるのもいいでしょう。
真実その18:国産ルーターなら設定もサポートも万全
設定やサポートについては、やはり海外製より国産ルーターのほうが万全です。また、買い替え時の設定や引っ越し機能などでも、国産ルーターにはボタンひとつでできる機種などもありラクちんです。
真実その19:フィルタリング機能で子どもにも安心
子どもがいるご家庭でWi-Fiを利用するなら、ペアレンタルコントロールに対応したものがオススメ。ルーターが自動で有害サイトをブロックしてくれるフィルタリング機能や、子どものネット接続時間を制限できる機能を搭載しているものもあり、安心して子どもにインターネットを利用させることができます。
有害サイトをブロックできる
フィルタリング機能などは、Wi-Fiルーターの設定や専用アプリから簡単に設定可能。有害サイトは、コンテンツのジャンルを指定してブロックできます。
真実その20:フリーWi-Fiのむやみな利用は危険
外出先で手軽に使えるフリーWi-Fiですが、自宅のWi-Fiと同じ感覚で使うのはNGです。セキュリティが甘く安全性が低いため、重要なファイルや個人情報のやり取りは避けるようにしましょう。
青い囲み部分の鍵マークがなく、暗号化されていないフリーWi-Fiは要注意です。
VPNアプリで通信を暗号化
暗号化されていないフリーWi-Fiは情報が漏洩してしまう可能性も。どうしても使いたいなら「TunnelBear」のような通信を暗号化できるアプリを利用しましょう。
▼暗号化アプリ「TunnelBear」
TunnelBear, LLC
TunnelBear
実勢価格:無料
通信を暗号化し、情報の流出などを防いでくれます。
大手施設のサービスは比較的安全
携帯電話会社や大手コンビニチェーン、公共施設など、有名企業や自治体が提供しているようなフリーWi-Fiであれば、比較的安全に利用することができます。
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以上、Wi-Fiの基本から最新事情まで紹介する「Wi-Fiの真実」でした。快適なインターネット生活を送るための参考にしてみてくださいね。