単なるヒマつぶし? いやいや、役立ちます!
冬はこたつにみかんと相場が決まっていますが、みかんをただむくだけではつまらない! まったりとした冬のひとときのために、みかんのむき方のバリエーションを覚えておいて損はありません。正月に親戚の子どもたちと過ごす際の小ネタとして、備えておいてはいかがでしょうか?
みかんの底に親指を突っ込んで普通にむく(ヒトデのような皮が残る)よりも断然早くて楽チンな「和歌山むき」や、「フラワーみかん」「ひとまとめむき」、うさぎ型皮むきアートなど、検証の結果、比較的容易で仕上がりの派手なものをピックアップしました
キング・オブ・みかんのむき方効率的な「和歌山むき」
みかんの本場で多用されている、シンプルでいて超効率的なむき方が「和歌山むき」です。
皮ごと4等分するだけ。むく時間もかからず、皮が散らかりません。
皮ごと2等分する
まず、みかんを皮ごと半分に割ります。大した力も必要なく、パカッと割れてくれるハズ
さらに2等分する
半分に割った状態からいったん戻し、90°回転させてまたパカッと割ります。食べるときは皮から実を剥がしていただきます
エレガントに味わいたい「フラワーみかん」
花が開いたかのような優雅なむき上がりが楽しめる「フラワーみかん」にもチャレンジ!
こちらが完成形です。
ヘタの周辺を残して皮をむく
ヘタの周りの皮を残したまま、それ以外の皮をむきます。
房をひとつずつ離す
ヘタ周辺の皮から外れないように、中心でくっついている房をひとつずつ離します。最後に実を広げて完成!
達成感抜群!遊び心満点の「ひとまとめむき」
まるで、みかん市場の吊るし売り!? 歓声が上がること間違いなしの「ひとまとめむき」にも挑戦してみましょう。
複雑そうに見えますがカンタンです!
ヘタの周辺を残して皮をむく
ヘタ周辺を残して皮をむきます。
房をひとつずつ離す
皮から離れないように房を離します。ここまでは先ほどの「フラワーみかん」と同じです。
ひっくり返す
最後に、実をひっくり返して皮にぶら下げればできあがり!
白い繊維で実が吊るされた状態になります。
子どもが大喜びする「イモムシむき」
「イモムシむき」は、みかんの実を一列に整列させるむき方です。
まるでお皿に乗っているよう。ひとつずつ食べれば上品な感じがします。
ヘタ周辺の皮をむく
まずはヘタ周辺だけをむいて取り除きます。皮の表面に爪を押し付けてアタリをつけるとむきやすくなります。
底部分の皮をむく
次に、みかんをひっくり返し、底部分だけの皮をむいて取り除きます。ヘタ、底ともにけっこうガバッとむき取ってしまってOK。
まっすぐに伸ばす
皮の一部分を切り離したら、房をひとつずつ引き剥がします。皮をまっすぐに伸ばして完成!
りんごのようにむく長さを競いたい「S字むき」
皆で遊びながら楽しむなら「S字むき」がオススメ。
つながった皮をどこまで長くできるか、コタツで勝負!
みかんを回転させながらむく
リンゴの皮を果物ナイフでむくのと同じように、実を回転させながらむいていきます。最後まで切れずにむけるかを楽しみましょう
ひそかなブーム? みかんの皮アート
むいた皮の形状が何かの形になるようにする遊び「みかんの皮アート」も人気です。ネット上で作品を発表している人が少なくなく、大抵の人が参考にしているのが「あたらしいみかんのむきかた」という書籍でした。
『あたらしいみかんのむきかた』(岡田好弘著 神谷圭介イラスト 小学館)
実勢価格1080円
さっそく編集部も挑戦! 見本の写真通りに線を書いてカッターで切れ目を入れると、わりと簡単に再現することができました。
みかんの皮で「うさぎ」ができました♪
コタツでのぬくぬく時間をもっと楽しくする、みかんの皮むき。ぜひ家族でお試しください。
360.life(サンロクマルドットライフ)は、テストするモノ誌『MONOQLO』、『LDK』、『家電批評』から誕生したテストする買い物ガイドです。広告ではない、ガチでテストした情報を毎日お届けしています。