“野菜あるある”を解消知ってて損のないトリビア
今回は野菜に関するトリビアを紹介したいと思います。ムダなく野菜を使いたい、野菜料理で失敗したくない……という人はぜひ参考にしてみてください!
まずは、節約料理の強い味方「もやし」の消費期限をのばす方法からどうぞ。
「もやし」はレンチンで消費期限が2倍になる?!
低価格食材の代名詞「もやし」は、傷みやすい野菜の代表格でもあります。
もやしは呼吸をしているため、購入したままの状態だと2~3日しか持ちません。でも“ひと手間”加えると、消費期限が2倍にのびるんです。
その“ひと手間”とは……レンジ加熱!
もやしの袋に空気穴を開け、そのままレンジに入れて10~15秒ほど加熱してください。加熱後は容器に移し替えて冷蔵庫へ。加熱によりもやしの成長が止まるため、1週間ほど保存できるようになります。
次は、“赤色”にヒミツがある「トマト」についてです。
「生食用トマト」は煮込んでも赤くならない
トマトソースを作ったけど、味も見た目もボンヤリしている……なんてときはトマトの選択を間違えている可能性があります。トマトには「生食用」と「加工用」があるって知っていました?
生食用トマト
完熟前に収穫され、「ピンク系トマト」と呼ばれます。糖度が高く、水分(果汁)が多いのが特徴です。
加工用トマト
完熟した状態で収穫され、「赤系トマト」と呼ばれます。皮と果肉が厚く、水分(果汁)は少なめです。加工用トマトには生食用の約2~3倍のリコピン(赤色の色素成分)が含まれています。
ケチャップなどの鮮やかな赤色は、このリコピンによるものなんです。リコピンの少ない生食用トマトを加熱しても赤くはなりません。加熱調理の際は、トマトの赤みと旨みがしっかりと出る加工用を使うのがベストですよ!
続いては、1本あるといろいろ使える「大根」のトリビア。
ココは甘いのにコッチは辛い?大根は“使い分け”が大事です
「ピリッと辛い大根おろしを期待してたのに甘かった」とか「煮物にしたら辛かった」な~んてときは、“使う部位”を間違っている可能性があります。
大根って、実は部位によって食味が違うんです。いろいろ使えるからと1本丸ごと買っても、使う部位を間違えると残念なことになってしまいます。
大根は葉に近い方がいちばん甘く、先端にいくほど辛くなります。
先端:いちばん辛い先端部分は、大根おろしなどの薬味にピッタリです。濃いめの味付けのきんぴら、漬物、お味噌汁などに使っても◎。
中央:甘さも柔らかさも程良い中央部分は何に使ってもおいしいですが、おでんや煮物などに最適です。
上部:甘くて繊維が多めの上部(葉に近い方)は、火を通さずサラダにするのがオススメ。大根のほんのりとした甘さとシャキシャキ食感が楽しめます。
最後に、ピーラーを使わず簡単に根菜の皮をむく方法を紹介します。
ピーラーより簡単かも!皮むきにはアルミホイルが◎
根菜類の皮むきって、けっこう面倒くさいですよね。「皮むきなんて、ピーラーを使えば楽勝じゃん」という人も多いでしょうが、実はピーラーより万能なアイテムがあるんです。
万能アイテムの正体は……
三菱アルミニウム
三菱ホイル
長巻き アルミホイル 25cm×25m
実勢価格:209円(Amazonあわせ買い価格です)
どこのご家庭にもあるアルミホイルです!
アルミホイルを適当な大きさに切り、クシャクシャに丸めて“ホイルたわし”を作ります。
ホイルたわしで野菜の表面をこするだけで、簡単に皮がむけます。れんこん、ジャガイモ、しょうが、ごぼうなど根菜類の皮むきにオススメです。野菜は皮付近の方が栄養豊富なので、ピーラーで厚くむいてしまうより、ホイルたわしで薄くむく方が栄養面でも◎。
ピーラーいらずなので、ホーム女子会やアウトドアなど大人数で調理するときにも、この方法を知っていると役立ちますよ!
以上、野菜に関するトリビア特集でした。野菜売り場に行ったら、ちょっと思い出してみてくださいね!