わざわざ蒸し器を準備して
調理するのは大変……

蒸し器の最大の難点はせいろだけでは調理できないところ。鍋の中に入れて使う必要があり、洗い物も増えてしまいます。蒸す時間もかかるので、忙しい日々を送る人にとっては嫌煙しがちな調理器具。

でも、せいろをレンジ用の蒸し器に変えるだけで、時間も手間も短縮できるんです! 時短料理で一品増やしたい時にもサクッと作れるので一家に一台あると便利なんですよ。

準備が大変な蒸し物がレンジで完成!
蒸す準備と調理時間がほぼなくなる

蒸し料理は加熱に時間がかかるし、せいろなど蒸し器の片付けもメンドウですよね。レンジ用の蒸し器なら、切った野菜と規定量の水を入れて、レンジで数分加熱するだけホクホクの蒸し野菜が作れるんです



味がおいしくない、熱にムラがあるなどの話もネットでは話題になっていますが、ちゃんとよい製品を使うことでその問題はクリアされます

知っておきたい!
レンジ用蒸し器のイロハ

せいろはレンジには使用できないため、レンジ用の蒸し器はほとんどがプラスチック製です。硬さや柔らかさの違い、形状や大きさ細かなギミックによって仕上がりに差がでます。

ほとんどのレンジ用蒸し器は2層構造。外側の容器の中に、水切りザルの役割をする底が網目状の容器がついています。密封して加熱するので、容器の中は高温の水蒸気がモクモク! そのまま開けてしまうとヤケドのおそれがあるので、安全弁という空気を逃す穴やボタンのようなものがついているものだと安心。

通常のプラスチック容器でフタをしたまま蒸し料理を作ろうとすると、容器が破損したり変形してしまう恐れがあるので、必ずレンジ用の蒸し器を使用してくださいね。

どんなものがよいの?
レンジ用蒸し器選びのポイント

選ぶポイントその1:機能性
内側についている水切りやバスケットになる容器は、下準備でも野菜を洗ったりできるので便利! 水が溜まりにくい網目のものだとホックリ仕上がります。

選ぶポイントその2:使いやすさ

調理後の容器は熱々。つまみが熱くならないように持ち手がついていると安心です。特に、蒸気を逃す安全弁があるものだと事故防止に。

選ぶポイントその3:洗いやすさ
網目状の水切り部分の容器は汚れが詰まったり洗いにくいので、ささっと洗えるものだと後片付けも楽です。

選ぶポイントその4:サイズ
かぼちゃやじゃがいもなど、中にある程度大きな野菜を入れたいので、小さすぎると何度か分けなければいけません。大きさも重要なポイントです。

野菜がムラなくホクホクになったのは?
実際にテストしました!

選び方のポイントはわかったけれど、野菜の仕上がりなんて想像するだけではわかりません。そこで、実際にプロの料理研究家のお二人に調理していただきました
 

選び方のポイントを踏まえた上で、総合評価をAからDまでランク付けし、「仕上がり」、「使いやすさ」、「お手入れのしやすさ」を徹底的にチェックしました! レンジの加熱時間は3分に統一し、かぼちゃ、にんじん、じゃがいもの仕上がりを確認しています。

では、気になる結果はどうだったのでしょうか?ランキングを発表します。

かた~い根菜でもムラなく
ホクホクになるイモタニ

イモタニ
茹で蒸し工房
実勢価格:542円

※Amazonはあわせ買い対象商品

〈評価〉
仕上がり :4
使いやすさ:4
お手入れ :4

総合評価 :A



第1位に輝いたのはイモタニ「茹で蒸し工房 」です。どんな野菜も一度に蒸せて、すべての野菜がほどよい蒸しあがりになりました。大きさもちょうどよく深さがあるので、容量も十分。安全弁もあるのでヤケドの心配もありません

▼仕上がり

レンチンなのに野菜にムラなく熱が通りました。すべての野菜がふっくらやわらか!にんじん、じゃがいも、かぼちゃそれぞれがまんべんなく熱が通り、ほどよく蒸しあがっています。

▼使いやすさ

持ち手に幅があり大きいので、取り出しが楽。レンチンした直後でも、熱くないので安心して持ち運びできます。蒸した後そのまま冷蔵庫に入れられるサイズ感もGOOD!

カゴの水切り穴が大きいので、野菜を洗った後、単純に水切りかごとしても使えるので料理の流れが楽になります。

▼お手入れ

丸い形状で、野菜カスなどがこびり付きやすい角がありません。網目も細かく、隅々まで洗うのがラクでした!

小さめサイズだけど使い勝手は
ベスト級のエビス

エビス:クイックサラダ たっぷりサイズ:調理器具

エビス
クイックサラダ たっぷりサイズ    
実勢価格:600円

※Amazonはあわせ買い対象商品

〈評価〉
仕上がり :4
使いやすさ:3
お手入れ :3

総合評価 :B

第2位はエビスの「クイックサラダ」でした。持ち手があるので熱くなりにくく、野菜もちょうどいい蒸し具合に。カット野菜100gほどに最適なサイズです。丸い形状なので洗い残しもしにくいのが◎。安全弁はないので、フタを開ける際には注意が必要です。

▼仕上がり

じゃがいも、かぼちゃ、にんじん共にほっくりとしていてちょうどよい蒸し具合でした!

お値段高めでもOXOの
蒸し上がりはバッチリ!

オクソー(OXO):蒸し器:調理器具

オクソー(OXO)
蒸し器
実勢価格:2626円


〈評価〉
仕上がり :4
使いやすさ:3
お手入れ :4

総合評価 :B

第3位はOXO「蒸し器」でした。観音開きで開閉がラクラク! 大きな蒸し器は仕上がりにムラが出やすいものの、OXOは全体がほどよくほっくりになりました。

フタを取り外して洗うのは大変そうですが、一度にたくさん蒸すならこちらもおすすめです。

▼仕上がり

容器の大きさがあるのに、どの野菜も全てムラなくほっくりと仕上がっていました。

4位: サンコーは同じ大きめサイズでも
熱ムラのある仕上がりに

サンコープラスチック:レンジDE 温野菜 浅型:調理器具

サンコープラスチック
レンジDE
温野菜 浅型    
実勢価格:756円


〈評価〉
仕上がり :2
使いやすさ:2
お手入れ :3

総合評価 :C

残念ながら最下位となってしまったのはサンコー「プラスチック レンジDE 温野菜 浅型」でした。

フタ自体が本体に固定されず、乗っかっているだけ。持ち手はフタ部分のみについているので、誤ってそこだけ持つと本体を落としてしまい危険です。ターンテーブル式の電子レンジには乗らない大きさなので、効率よく加熱できませんでした。

▼仕上がり

容器自体が横に大きいので、熱効率が悪いです。自然と加熱ムラが出てしまい、少量向けではありません。

準備からたったの数分で
ホクホクの蒸し野菜が完成!

いかがでしたか?野菜を切ってレンジに入れるだけでおいしい蒸し野菜ができますよ。

特にベストのイモタニは、冷蔵庫にも入るほどよいサイズ感と、野菜全体にムラなく熱が通る仕上がりのよさが大好評でした! さらに、加熱直後熱くなりがちな持ち手もまったく熱くならないので、使い勝手もバツグンです。次点のOXOやエビスは、サイズ感さえ合えば甲乙つけがたい仕上がり。

時短料理に欠かせない調理器具、一家に一台あると便利なので購入の参考にしてみてくださいね。