使いやすい&洗いやすい水筒を見つけます

飲み物を温かく、時にはひんやりと保存してくれる水筒。売り場にはさまざまなデザインや機能の製品がズラリと並びます。

でも、実際に中身を入れてみるまでは本当の実力はわからないもの。水筒選びに悩んでしまう人もいるのではないでしょうか?

そこで、雑誌『LDK』がいつでもどこでもおいしく飲める水筒を大調査。しっかり保温、保冷ができる水筒を知りたい人、洗いやすさ使いやすさが気になる人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね!

キッチンユーザーが水筒に求めることは?

近頃の水筒選びのポイントを見てみましょう。

保温や保冷機能だけでなく、利便性もかなり重視

LDK公式アンケートによると、保温や保冷はもちろんですが、使い勝手がかなり重要であることがうかがえます。

Q:水筒選びで一番重視することは?

※LDK公式アンケートより

軽いかさばらない」の割合がもっとも多く、「保温・保冷機能」と「洗いやすさ」が同じぐらい重視されていることがわかりました。保温、保冷といった基本性能だけでなく利便性を重視する人が多いことがうかがえます。

飲み口のタイプは大人と子どもで人気が分かれる

続いて水筒の飲み口のタイプについて質問したところ、大人はスクリューとワンタッチの主流2タイプに大差はなく、子どもは学校に持って行くことが多いスポーツタイプに採用されているワンタッチタイプが過半数を占めました。

Q:使っている水筒のフタ・飲み口のタイプは?

※LDK公式アンケートより

重視するポイントや水筒のタイプは、使う人や用途によって違ってくるようですね。

キッチン失敗しない水筒の選び方は?

それでは、実際に水筒を選ぶときに気をつけたいポイントを見てみましょう。

ポイント1:飲み口やフタのタイプに注目!

先ほど紹介したアンケートにもあったように、飲み口やフタのタイプはさまざまあります。それによって飲みやすさや洗いやすさも違ってきますので、自分に合ったものをしっかり選びましょう。

▼スクリュータイプ

フタを回し開けてそのまま飲むタイプ。マグカップのようにどの方向からも飲め、広い飲み口から湯気が立つため、コーヒーやお茶の香りも感じやすいのが特徴です。温かい飲み物の香りを満喫できます。

▼コップタイプ

付属のコップに注いで飲む、昔ながらのタイプです。飲み口に直接口をつけないためシェアしやすく、後から砂糖などを追加して飲むこともできます。家族みんなで出かけるときにおすすめ!

▼ワンタッチタイプ(マグ)

スクリューと同じく飲み口に直接口をつけて飲むマグタイプ。片手でボタンを押すだけでフタが開くワンタッチタイプため、手間をかけずに水分補給ができるのが魅力です。

▼ワンタッチタイプ(スポーツ)

片手操作のワンタッチタイプですが、スポーツタイプは飲み口が小さいためくわえた状態で飲みやすく、スポーツのときに迅速に水分補給が可能。子どもにも簡単に扱えるところがメリットです。

▼ストロータイプ

飲み口がストローになっていて、ボトルを傾ける必要がないため素早く飲めます。また、リップが落ちにくいのでメイクをしているときはうれしいポイントです。

▼2WAYタイプ

フタ部分を取り替えてワンタッチとコップタイプなどの2通りの使い方ができるタイプ。使用シーンを選ばずに多様に使えるのが特徴です。スポーツタイプでの2WAYなら保冷・保温両方に対応しています。

ポイント2:用途や容量に合うものを選ぶ!

水筒の大きさは、たっぷり入る大容量タイプから、軽くてジャマにならないミニ水筒までさまざま。

基本的に、大きいサイズは「冷めにくく、温まりにくい」、小さくなるほど「冷めやすく、温まりやすい」という傾向があります。職場や部活、アウトドア、ちょっとしたお出かけなど、自分の用途や必要な容量に合わせて、ピッタリのものを選びたいですね。

▼大容量タイプ(1000〜2000ml)

おすすめシーン
・家族での外出時
・旅行・アウトドア
・屋外での長時間作業時

家族でのピクニックやお花見など大人数で集まるときに便利な大容量タイプ。複数のコップで飲み物をシェアできるものや、持ち運びに便利な持ち手が付いているものもあります。

▼スポーツタイプ(450〜1500ml)

おすすめシーン
・通学・部活・遠足
・激しいスポーツのとき
・夏場の水分補給時

スポーツや夏場の屋外活動に最適で、子ども用や部活向けも多く出ています。スピーディーに水分補給ができるワンタッチのフタや、くわえやすくスムーズに飲める形状の飲み口が特徴。保冷専用タイプが主流です。

▼マグボトル(400〜600ml)

おすすめシーン
・職場・自宅でのちょい飲み
・コーヒー・お茶の持ち歩き
・軽いスポーツのとき

用途の広い定番サイズで、飲み口・フタ、デザイン等さまざまなバリエーションがあります。お弁当プラス休憩時に飲む分も入るサイズで、職場やお出かけなど日常生活のあらゆるシーンで活用できます。

▼ミニ水筒(250〜350ml・200ml以下)

おすすめシーン
・散歩(ポケットに入れ手ぶらで歩く)
・お薬を飲む
・粉ミルク・スープを溶かす

100ml台のポケットにも収まるプチサイズや、コーヒー1杯分ぐらい(200〜350ml)でミニバッグにも入りやすいサイズのもの。飲みきりサイズで携帯性が高いことから、女性を中心にブレイクしました。

マグボトル8製品を徹底比較! おすすめは?

今回の検証では、ネット通販や家電量販店、セレクトショップで人気の水筒18製品をピックアップ。基本性能や使用感、洗いやすさなど、以下のテストで徹底検証しました。

検証1:保温力&保冷力

それぞれの水筒に、保温力は熱湯、保冷力は氷水を入れて一定時間経過後にどのくらい水温が変化したかをチェックしました。

保温力テストは、各水筒に一定温度の熱湯と測定器を入れて密閉。一定時間経過後にどのくらいお湯の温度が下がったかで評価しました。

保冷力テストは、一定温度の氷水と測定器を入れて密閉。一定時間経過後の水温の上がり具合で評価しました。

検証2:使いやすさ

開ける」「飲む」「持ち歩く」に注目。ストレスなく使えるか検証しました。

開けやすさ

開けやすさでは、ワンタッチ式や開閉時の回転数が少ないフタを高評価としました。

飲み口

飲み口では、口当たりのよさ、飲んでいて氷が出てこないことなどを確認しました。

持ち歩きやすさ

持ち歩きやすさは、重量・直径・高さと3項目で評価しました。

検証3:洗いやすさ

「パーツの数」「分解しやすさ」「フタの裏」といった水筒を洗うときに気になる3つのポイントをチェック。ボトルに手が入れやすいと加点、普通サイズのボトルブラシが入りにくい場合は減点しました。

パーツの多少による良し悪しは意見が分かれるところですが、今回は洗いやすさから少ないものを高評価としました。

つまようじなどを使わずに、各パーツをスムーズに取り外せるかどうかをチェック。

汚れの落としやすさの観点から、溝が浅く、フタ裏の奥までスポンジが入るものを高評価としました。

以上の3項目で18製品を比較し、判定しました。機能性も使い勝手も優秀なのはどの製品でしょうか。今回は水筒18製品のうち、スタンダードな500ml前後のマグボトルタイプ8製品の結果をランキング形式で紹介します!

キッチン保冷キープ&使いやすい「マグボトルおすすめ」は?

第1位象印マホービン「
ステンレスマグ 
SM-ZA48」

王冠アイコン

象印マホービン
ステンレスマグ
SM-ZA48
実勢価格:2222円

容量:480ml
重量・サイズ:230g・φ65×H215mm
ふた:スクリュータイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A A+ A+

今回マグタイプでは1位に2製品がランクインしました。まず1つめは、象印マホービン「ステンレスマグSM-ZA48」です。

こちらの一番のポイントは、洗うときに分解が不要なこと。せんとパッキンがひとつになったシームレスせんで、パーツを取り外すことなく洗える便利さが高評価となりました。

保温力&保冷力

  • 保温力:◎(-7.4℃)
  • 保冷力:◎(+1.0℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎+
  • 飲み口    :◎
  • 持ち歩きやすさ:◎+

丸みのある飲み口が高評価でした。

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:◎+
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :○

せんとパッキンがひとつになり、分解の面倒さがないのは象印ならではのメリット。ただしフタ裏の中心のせんと周囲の溝の間の隙間が狭いため、そこだけは洗いにくいです。それでも洗い物の手間は激減します!

パーツ分解の必要ナシ

「シームレスせん」でせんとパッキンがひとつに。面倒なパーツの着脱がないのは画期的です。

第1位タイガー魔法瓶「真空断熱ボトル
MMZ-K050

王冠アイコン

タイガー魔法瓶
真空断熱ボトル
MMZ-K050
実勢価格:2039円

容量:500ml
重量・サイズ:190g・φ66×H216mm
ふた:スクリュータイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A+ A+ A

同じく1位のタイガー魔王瓶「真空断熱ボトル MMZ-K050」は、保温・保冷力ともにトップクラス! 軽くて口当たりがよく、メーカーが“夢重力ボトル”と銘打つ軽量さが魅力で、仕事やお出かけのときはもちろん、軽いスポーツのお供にもおすすめ! 全項目バランスよく高成績でトップに輝きました。

保温力&保冷力

  • 保温力:◎+(-5.7℃)
  • 保冷力:◎ (+1.0℃)

タイガーは保温・保冷力ともにトップクラス。2時間経過しても高い性能を発揮し、とくに保温力では最下位と約6℃もの差が開きました。暑い日も寒い日も安心して使えます。

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎
  • 飲み口    :◎+
  • 持ち歩きやすさ:◎

軽さはトップレベルです。

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:◎
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :○

第3位サーモス「真空断熱ケータイマグ JOO-500」

サーモス(THERMOS)
真空断熱ケータイマグ JOO-500
実勢価格:3266円

容量:500ml
重量・サイズ:200g・75×8×195mm
ふた:スクリュータイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A A+ A

3位のサーモス「真空断熱ケータイマグ JOO-500」は、すべてのテストでA評価以上の優秀水筒。とくに使いやすさと分解しやすさで高評価でした。個性的なカラーで差をつけたいならありです。

フタの上部には、持ち歩きに便利なキャリーループが付いています。

保温力&保冷力

  • 保温力:◎(-6.9℃)
  • 保冷力:◎(+1.1℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎+
  • 飲み口    :◎+
  • 持ち歩きやすさ:◎

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:◎
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :○

4位: BRUNO「軽量ステンレススクリューボトルトール BHK259」

BRUNO
軽量ステンレススクリューボトルトール BHK259
実勢価格:3080円

容量:480ml
重量・サイズ:211g・φ66×211mm
ふた:スクリュータイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A A+ A

4位はBRUNO「ステンレススクリューボトル」です。なんといってもミニ水筒にも引けを取らない軽さで持ち歩きがラクちん。フタは手になじみやすい小ぶりなサイズでサッと開けることができ、仕事やお出かけの合間のちょい飲みにピッタリです。ストレスフリーで快適に使えます。グラデーションカラーも目を引きます。

保温力&保冷力

  • 保温力:○(-8.2℃)
  • 保冷力:◎(+1.0℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎+
  • 飲み口    :◎
  • 持ち歩きやすさ:◎+

ミニ水筒も含めた18製品中で、2番目の軽さが魅力のブルーノ。フタは小ぶりで握りやすいうえ、1回転未満で開くため開閉もスムーズです。氷が飛び出してこない飲み口も高ポイントでした。

飲み口から氷が飛び出さない仕様

口当たりはまあまあですが、氷がダイレクトに落ちてこない「氷止め」付きなのが優秀です。

使いやすさ

  • パーツの少なさ:△
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :○

5位: 情熱価格「ワンタッチダブルステンレスマグボトル DW-502」

情熱価格(ドン・キホーテ)
ワンタッチダブルステンレスマグボトル DW-502
実勢価格:1097 円

容量:520ml
重量・サイズ:218g・φ64×232mm(編集部での実測値)
ふた:ワンタッチタイプ

 

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
B A A+

5位は情熱価格「ワンタッチダブルステンレスマグボトル DW-502」ドン・キホーテのプライベートブランド(PB)のワンタッチマグです。保冷力では8製品中ナンバーワンでしたが、保温力は数字が伸びませんでした。洗いやすさは高評価です。

保温力&保冷力

  • 保温力:×(-11.4℃)
  • 保冷力:◎+(+0.9℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎
  • 飲み口    :◎+
  • 持ち歩きやすさ:◎

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:○
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :◎+

複数のパーツを分解する必要があるものの、簡単に取り外せるためあまり面倒さは感じません。フタの裏側は、奥までスポンジが届きやすいシンプルな作りで高評価です。

汚れを落としやすい構造

フタの裏にあまり凹凸がないのでスポンジが届きやすく、隅々までキレイに洗うことができます。

6位: ティファール「ライト&ゴー マグ ワンプッシュタイプ」

ティファール(T-fal)
ライト&ゴー マグ ワンプッシュタイプ
実勢価格:2397円

容量:480ml
重量・サイズ:211g・66×66×216mm
ふた:ワンタッチタイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A A+ A

6位はティファール「ライト&ゴー マグ ワンプッシュタイプ」です。使いやすさと分解のしやすさが高評価でした。ボトル本体の底にシリコンゴムが付いており、すべらず音も静かです。

保温力&保冷力

  • 保温力:○(-8.5℃)
  • 保冷力:◎(+1.1℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎+
  • 飲み口    :◎+
  • 持ち歩きやすさ:◎

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:○
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :△

6位: 無印良品「ステンレス保温保冷ボトル」

無印良品
ステンレス保温保冷ボトル
実勢価格:1490円

容量:530ml
重量・サイズ:約290g・約φ64×230mm
ふた:スクリュータイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A A A

こちらも同じく6位、無印良品「ステンレス保温保冷ボトル」。使う人を選ばないシンプルデザインです。開けやすさと分解しやすさで高評価でした。

保温力&保冷力

  • 保温力:○(-8.5℃)
  • 保冷力:◎(+1.1℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎+
  • 飲み口    :◎
  • 持ち歩きやすさ:◎

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:△
  • 分解しやすさ :◎+
  • フタの裏   :◎

8位: ニトリ「真空断熱 超保温・保冷ボトル(N-HEATEX)」

ニトリ
真空断熱 超保温・保冷ボトル(N-HEATEX)
実勢価格:2490円

容量:500ml
重量・サイズ:約380g・78×78×245mm
ふた:コップタイプ

▼テスト結果

保温力&保冷力 使いやすさ 洗いやすさ
A B B

8位はニトリ「真空断熱 超保温・保冷ボトル(N-HEATEX)」です。コップ付きのモデルです。保温力が優秀でした。

保温力&保冷力

  • 保温力:◎(-6.2℃)
  • 保冷力:◎(+1.1℃)

使いやすさ

  • 開けやすさ  :◎
  • 飲み口    :◎+
  • 持ち歩きやすさ:△

洗いやすさ

  • パーツの少なさ:×
  • 分解しやすさ :◎
  • フタの裏   :◎

水筒の売れ筋ランキングもチェック!

水筒のamazon・楽天の売れ筋ランキングは以下のリンクからご確認ください

キッチン【まとめ】マグボトルのベストは「象印」と「タイガー」

以上、おすすめ水筒ランキングのマグボトルタイプ8選でした。今回ベストバイとなったのは、「象印マホービン」「タイガー魔法瓶」の2製品です。

▼象印マホービン「ステンレスマグSM-ZA48」

王冠アイコン

象印マホービン
ステンレスマグ
SM-ZA48
実勢価格:2222円

容量:480ml
重量・サイズ:230g・φ65×215mm
ふた:スクリュータイプ

象印マホービン「ステンレスマグSM-ZA48」の一番のポイントは、洗うときに分解が不要なステンレス水筒。使用感と洗いやすさを重視するならこちらがオススメです。

▼タイガー魔王瓶「真空断熱ボトル MMZ-K050」

王冠アイコン

タイガー魔法瓶
真空断熱ボトル
MMZ-K050
実勢価格:2039円

容量:500ml
重量・サイズ:190g・φ66×216mm
ふた:スクリュータイプ

タイガー魔王瓶「真空断熱ボトル MMZ-K050」は保温・保冷力ともにトップクラスの真空断熱ステンレスボトル! 夏はキンキンの冷たさ、冬はアツアツの温かさが長持ちします。口当たりがよく、軽くて持ち歩きにも便利です。

今回の検証では、優秀製品が目白押しでしたが、大手魔法瓶メーカーの2製品がベストを獲得しました。そのほか、個性的なカラーで差をつけたいなら3位の「サーモス」や4位の「BRUNO」、ワンタッチボトルがお好みなら全項目A以上の「ティファール」もおすすめです。自分に合った製品を選んでみてくださいね。