【結論】アクションカメラのおすすめはInsta360とDJI【家電批評が検証】
アクションカメラのおすすめは、雑誌『家電批評』が専門家と一緒にアクションカメラを実際に使って検証した結果、小型・分離型の1位ベストバイはInsta360「GO Ultra 標準キット」でした。カメラ本体を分離して帽子や服に固定できるため、手軽に思い出を振り返りたい方におすすめです。
ハイエンドの1位ベストバイはDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」でした。画質と補正機能の総合力が高く、Vlogのような日常の記録におすすめです。
【小型・分離型】日常にちょうどいいサイズ感・使い勝手
- Insta360Insta360 GO Ultra 標準キット
- 最安価格: ¥58,980〜
【ハイエンド】4K手ブレ補正で画質が安定
- DJIOsmo Action 6 スタンダードコンボ
- 最安価格: ¥58,980〜
目的別・アクションカメラのおすすめ
-
自然体で日常を手軽に記録したいなら衣類などに取り付けて録画できるInsta360Insta360 GO Ultra 標準キット
-
小型でもカメラ性能で選ぶなら衣類などに取り付けて録画できる
-
小型でもカメラ性能で選ぶなら安定した高画質と強力な補正力
-
SNS映えする動画を撮るなら撮影シーンに合わせたプリセットが用意されているInsta360Insta360 Ace Pro 2 通常版
これらのおすすめは実際の製品を比較して選びました。使う人の目的や状況によって最適な選択は異なりますので、どれが自分に合うかはこの後の選び方や、詳細なスコアを記した比較表を参考にしてみてください。
アクションカメラでアウトドアも日常も楽しく撮影しよう!
▼ 雑誌スタイルで見る(クリックで誌面が開きます)

雑誌『家電批評』のアクションカメラ特集では、これまで用途を「アウトドアや激しいスポーツ用」に限定して、画質や手ブレ補正の比較・評価をしてきました。
しかし、最近では観光地などで360度カメラやアクションカメラを構える人が増えています。耐久性の高さや扱いやすさ、撮ってすぐにスマホアプリで編集できる手軽さが人気のようです。
そこで今回は、大手3メーカーInsta360・DJI・GoProの最新モデル(検証時)7台を集結し、従来のアウトドア目線だけでなく、Vlogなどの日常使いも想定して徹底比較しました。「小型・分離型」と「ハイエンド」の2部門に分けて、それぞれのおすすめをご紹介します。
また、各製品と連携するスマホアプリの使い勝手も記事後半の「今回紹介した3大メーカーをおさらい!」で詳しく解説します。こちらもぜひ、チェックしてみてください。
そもそも「アクションカメラ」ってどんなカメラ?
アクションカメラは、従来アウトドアなどの頑丈さが必要な環境で使用するカメラでした。しかし昨今では、そのタフさと優れた手ブレ補正、高画質化により「扱いが多少雑でも失敗しにくい手軽なカメラ」として注目され始めています。
日常や旅先での撮影でよく比較されるアクションカメラ、スマホカメラ、デジカメについて、それぞれの強みと弱みをまとめました。
アクションカメラの特徴

アクションカメラのメリット
◯ 高い手ブレ補正と高画質に撮れる
◯ 小型軽量で耐久性もあり扱いやすい
アクションカメラのデメリット
△ 夜景や室内での撮影は苦手

プリセットやフィルターで簡単に撮影できる製品もあります。

アクセサリー類が豊富で、撮影の自由度が高いのも特徴です。
スマホカメラの特徴

スマホカメラのメリット
◯ 常に持ち歩いているので手軽に撮れる
スマホカメラのデメリット
△ 落とすと破損しやすい
△ 多機能で動画の回しっぱなしに不向き
カメラの性能が本格的なカメラに追い付きつつあります。しかし、他の役割も兼ねているため、カメラを回しっぱなしにするのは不向きです。
デジカメの特徴

デジカメのメリット
◯ 高画質で精細な撮影が可能
デジカメのデメリット
△ 操作が難しいうえ、防水非対応
△ 製品によってはかなり高額
画質や精細さ、詳細設定による表現力は、アクションカメラやスマホを大きく上回っています。一方で、操作や設定には多少の知識が必要なうえ、一部を除きタフネス性はありません。
それって「Osmo Pocket 3」ではダメなの?

DJI
Osmo Pocket 3
DJI「Osmo Pocket 3」は過去にベストバイを獲得したジンバル一体型の小型カメラです。

手軽に手ブレのない映像を撮れます。
一方で「ジンバルの操作が難しい」「防水や耐久性が不安」「バイクや車などへの装着が難しい」といった不満もあるんです。
そのため、アクションカメラのほうが簡単といえます。
重宝していますが「アクションカメラだったら」と思う場面も多くあります。
アクションカメラの選び方
雑誌『家電批評』編集部が、Insta360・DJI・GoProのアクションカメラ7台(【小型・分離型部門】3台 +【ハイエンド部門】4台)を徹底比較しました。
今回の検証では実際にそれぞれのカメラを使い、昼間、夜景、水中などのさまざまなシチュエーションで4K撮影を実施。フレームレートは、各シチュエーションに合わせたプリセットやモード設定における最高値に設定しています。
撮影した映像から画質やマイク音質を評価したほか、設定や操作などの使い勝手もチェックしました。
今回は2つのタイプに分けてテストを実施!
アクションカメラ(小型・分離型部門)
検証したモデル
- GoPro「LIT HERO」
- DJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」
- Insta360「GO Ultra 標準キット」

DJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」とInsta360「GO Ultra 標準キット」は、カメラ本体をポッドから分離し、帽子や胸元に磁石で固定してハンズフリー撮影が可能。ある程度のタフさはありますが、Vlogなどの日常使いに向いています。
「アクションカメラのようにも使える」ため、本特集ではアクションカメラと同様に扱いますが、タフさが重要なハイエンド機よりも、手軽さを重視した製品たちです。
アクションカメラ(ハイエンド部門)
検証したモデル
- GoPro「HERO 13 Black」
- DJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」
- DJI「Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ」
- Insta360「Insta360 Ace Pro 2 通常版」

タフなボディと優れた手ブレ補正を兼ね備えた、アクションカメラの基本形。激しいスポーツや水中など過酷な環境でも高フレームレートで撮影できます。
これまでの『家電批評』では、アウトドアやエクストリームスポーツでの使用を想定した比較を行ってきましたが、今回は「ハイエンド機を普段使いする」ことも想定しました。
それでは、各製品の詳しいテスト結果をランキング形式で見ていきましょう。
【比較1】アクションカメラ(小型・分離型)のおすすめランキング
プロと雑誌『家電批評』編集部が実際に比較検証してわかった、アクションカメラ(小型・分離型)のおすすめランキングです。ベストバイ1位はInsta360「GO Ultra 標準キット」、2位はDJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」でした。以下は画質・マイク音質・使い勝手などを比べた当サイト独自の結果です。
| 商品 | 総合評価順 | 安い順で並びかえる | 総合評価 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
Insta360Insta360 GO Ultra 標準キット
![]() |
|
46mm(カメラ)、70.4mm(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態) |
18.3mm(カメラ)、33.3mm(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態) |
45.7mm(カメラ)、48.8mm(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態) |
52.9±0.5g(カメラ)、108.5±0.5g(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態) |
||
DJIOsmo Nano スタンダードコンボ(64GB)
![]() |
|
57.3mm(カメラ)、59.1mm(多機能ビジョンドック) |
29.5mm(カメラ)、42.2mm(多機能ビジョンドック) |
28mm(カメラ)、22.3mm(多機能ビジョンドック) |
52g(カメラ)、72g(多機能ビジョンドック) |
||
GoProLIT HERO
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|
56.6mm |
29.5mm |
48.4mm |
93g |
【1位】Insta360「Insta360 GO Ultra 標準キット」
- Insta360Insta360 GO Ultra 標準キット
- 最安価格: ¥58,980〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 生活や旅行をながら撮影できる
- 着脱が容易なマグネット式
- がっかりポイント
-
- 4K映像らしい解像感がない
- 幅
- 46mm(カメラ)、70.4mm(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態)
- 奥行
- 18.3mm(カメラ)、33.3mm(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態)
- 高さ
- 45.7mm(カメラ)、48.8mm(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態)
- 重量
- 52.9±0.5g(カメラ)、108.5±0.5g(アクションポッド・タッチスクリーンを閉じた状態)
- ストレージ
- -
- 最大解像度(静止画)
- 8192x6144
- 最大解像度(動画)
- 4K(4:3):3840×2880
- 最大フレームレート
- 60fps
- 最大動画ビットレート
- 180Mbps
- 撮像素子
- 1/1.28インチセンサー
- 焦点距離/F値
- 14.27mm相当/F2.85
- 公称撮影時間
- カメラ:70分、カメラ+アクションポッド:200分※室温25度のラボ環境にて、スクリーンおよびWi-Fiを無効にし、耐久モードを有効にして「動画モード」の1080p@24fpsで録画した場合
- タッチパネル
- 2.5インチ
- インターフェース
- USB-C 2.0
- 内蔵マイク
- ◯
- 音声コントロール
- ◯
- 防水性能
- カメラ:最大10m、アクションポッド:IPX4防滴仕様
- 耐低温性能
- -20℃〜40℃
- 型番
- GO ULTRA STANDARD BUNDLE ARCTI
<ここがポイント>“撮ってます”感が非常に薄い!
90°回転すればSNS向きのタテ動画に

マグネットネックレスで服の裏側から固定

マグネット部を回転して撮影角度を調整


マグネットで胸元に取り付けて録画すれば、カメラを構える必要がありません。自分も被写体も自然体になり、日常感を演出してくれます。街なかで写真を撮るのが照れくさい人でも、これなら気軽に撮影できるでしょう。SNSにおすすめの縦型動画も撮影できます。
いろいろな場所に固定して撮影

マグネット式簡易クリップを使えば、帽子やバッグにも固定できます。
<夜景>にじみのない明るい映像

写真:4K/30fps/ピュアビデオモードで撮影
Insta360「Insta360 Ace Pro 2 通常版」より残像感がありますが、にじみもなく明るく映える映像です。
<街歩き>自然な映像も画面はやや歪む

写真:4K/60fpsで撮影
映像表現は自然ですが、揺れに合わせて画面がゆがむのはややマイナス評価です。
<食事>青みが強いフィルター映像

写真:4K/60fps/自撮りフィルターで撮影
フィルター使用がかなり良かったものの、青みが強すぎます。
プリセットでワンタップ設定

プリセットが充実しているため、撮影環境や目的に応じた設定で、素早く録画を開始できます。もちろん、こだわりの手動設定にも対応します。
映像日記としてなら問題ない画質

4K動画にしては映像の精細感は他製品と比べ低めで、やや物足りなさもありますが、Vlogなど日記のように日常や旅行を記録する用途なら不足はありません。
映える動画が撮れるプリセットが充実していて、撮りたいタイミングですぐ動画撮影を開始できます。ただ、肝心の画質が4Kにしては低く見えます。
日常にちょうどいいサイズ感・使い勝手

カメラ部に最大2TBのmicroSDカードが入るため、撮影途中で動画を本体やスマホに転送する必要がありません。
グリップで構えが安定

グリップを備えたアクションポッドを使えば撮影がより安定します。
自撮りも外さない

フリップするモニターで自撮りもはかどります。
<ここはイマイチ>ハードなアクティビティにはアクションポッドが使えない
大雨くらいなら撮影できるけど……

| アクションポッド | IPX4 |
| スタンドアロン カメラ |
IPX8 |
アクションポッドはアクションカメラとしては物足りない防水性能です。取り付けたまま海に潜ったりすることはできません。
【2位】DJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」

- DJIOsmo Nano スタンダードコンボ(64GB)
- 最安価格: ¥43,480〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 小型カメラとは思えない画質のよさ
- 標準でカメラの内蔵ストレージが使える
- がっかりポイント
-
- プリセットが少なく撮影設定が必要
- 幅
- 57.3mm(カメラ)、59.1mm(多機能ビジョンドック)
- 奥行
- 29.5mm(カメラ)、42.2mm(多機能ビジョンドック)
- 高さ
- 28mm(カメラ)、22.3mm(多機能ビジョンドック)
- 重量
- 52g(カメラ)、72g(多機能ビジョンドック)
- 型番
- 6937224115446
<夜景>標準サイズ並みの表現力

写真:4K/30fps/スーパーナイトモードで撮影
フレームレートこそ30に下がりますが、夜景の表現は標準サイズのモデルに並びます。
<街歩き>上位モデル並みの解像感

写真:4K/60fpsで撮影
上位モデルと差を感じさせない解像感。ブレも想像以上に抑えています。
<食事>刺身の発色はもう一歩

写真:4K/60fpsで撮影
刺身の発色が悪いのはDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」と同様。卵だけが明るくなっています。
詳細な撮影設定でライトアップの雰囲気も再現

写真左:Insta360「GO Ultra 標準キット」、写真右:DJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」
全体に明るく演出するInsta360「GO Ultra 標準キット」に対して、DJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」は夜空の黒が締まる夜景らしい映像です。ノイズもなく、想像以上の美しさです。
撮影時の各種設定はユーザーまかせ。撮影知識があれば、サイズからは想像できない高品質な動画が撮影できます。
胸でも帽子でも違和感なく装着
DJIロゴが主張する

磁石式のストラップとハットクリップで、カメラだけを固定して撮影できます。
ビジョンドックでステレオ録音
デュアルマイクを内蔵

ドックにはステレオ録音用のマイクを搭載。撮影時の音にもこだわることができます。
カメラ側にも動画を保存

カメラ本体は64GB/128GBのストレージを内蔵。ドック側はmicroSDカードが必須です。
<ここはイマイチ>ドックとカメラの着け外しが面倒
ボタンを押してロック解除

カメラとドックは物理的にロックして固定するため、サッと取り外したいときに少し手間を感じます。
【3位】GoPro「LIT HERO」
- GoProLIT HERO
- 最安価格: ¥29,260〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- コンパクトでもGoProらしいタフさ
- 4K動画を撮影できる
- がっかりポイント
-
- 撮影モードと設定が少ない
- 幅
- 56.6mm
- 奥行
- 29.5mm
- 高さ
- 48.4mm
- 重量
- 93g
- 防水性能
- 5m
- ディスプレイ
- 1.76インチ
- 型番
- LIT HERO
撮影用カメラだけを小さくしたInsta360やDJIとはコンセプトが異なり、機能を省いたコンパクトなGoProそのものです。
<夜景>明るくなったが解像度が低い

写真:4K/30fpsで撮影
GoPro「HERO 13 Black」より明るく映りましたが、解像度が低くぼやけた映像。全体にのっぺりとしています。
<街歩き>補正は優れるもフリッカーが気になる

写真:4K/30fpsで撮影
手ブレ補正は優れています。しかし、解像度が低く感じるうえ、フリッカーも気になります。
<食事>赤系フィルターのような色味

写真:4K/30fpsで撮影
全体に赤色系のフィルターがかかったような色味。解像度もやや低いです。
移動中の手ブレを補正

GoProの名前に期待していると、画質に関しては精細感に乏しく、やや期待外れな印象です。フリッカー現象が気になり、夜景は暗くぼんやりしています。しかし、手ブレ補正はさすがでした。
ポッド・ドック有りと比較するとコンパクト

写真左:DJI「Osmo Nano スタンダードコンボ(64GB)」、写真中:GoPro「LIT HERO」、写真右:Insta360「GO Ultra 標準キット」
撮影さえできればOK! というシンプルな性能

モードが少なく、画質も4Kの場合は30fpsしか設定できません。

レンズの横には3段階のLEDライトを搭載。近くで見るとまぶしいくらいの明るさです。

防水は5mまで対応。水を弾くレンズカバーも搭載しています。
【比較2】アクションカメラ(ハイエンド)のおすすめランキング
プロと雑誌『家電批評』編集部が実際に比較検証してわかった、アクションカメラ(ハイエンド)のおすすめランキングです。ベストバイ1位はDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」、2位はInsta360「Insta360 Ace Pro 2 通常版」でした。以下は画質・マイク音質・使い勝手などを比べた当サイト独自の結果です。
| 商品 | 総合評価順 | 安い順で並びかえる | 総合評価 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
DJIOsmo Action 6 スタンダードコンボ
![]() |
|
72.8mm |
47.2mm |
33.1mm |
149g |
||
Insta360Insta360 Ace Pro 2 通常版
![]() |
|
71.9mm |
38mm |
52.2mm |
177.2g |
||
GoProHERO 13 Black
![]() |
|
71.8mm |
33.6mm |
50.8mm |
159g (カメラ本体とマウントフィンガー + バッテリー) |
||
DJIOsmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
![]() |
|
70.5mm |
44.2mm |
32.8mm |
146g |
【1位】DJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」
- DJIOsmo Action 6 スタンダードコンボ
- 最安価格: ¥58,980〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 水平補正・手ブレ補正が効く
- 昼間も夜景も高画質
- がっかりポイント
-
- 撮影設定がやや難しい
- 幅
- 72.8mm
- 奥行
- 47.2mm
- 高さ
- 33.1mm
- 重量
- 149g
- 防水性能
- 20m(防水ケースなし)
- ディスプレイ
- 1.46インチ(フロント)、2.5インチ(リア)
- 型番
- OSMO ACTION 6 スタンダードコンボ
<ここがポイント>画質+水平補正の総合力が高い
4K60fps撮影ではProより水平をキープ

街歩きをしながら手持ちや自撮り、体にカメラを取り付けての撮影をしたところ、昼夜問わず安定して画質がよかったのがDJIの2製品です。なかでもDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」は水平を維持する「4K HorizonBalancing」の効果がしっかり出ていて、バランスのいい映像が撮れました。ブレも小さく、街撮りにおすすめです。
振動でカメラが傾いても大丈夫

歩きながらの撮影でも画面の傾きと小さなブレをしっかり補正。照明のフリッカー現象も抑えます。
<夜景>目で見たのと同じ光景を再現

写真:4K/60fps/スーパーナイトモードで撮影
照明の微妙な明暗までしっかり表現できており、まさに目で見たのと同じ光景が再現されました。
ノイズや色ムラもなく、手ブレもしっかり補正してくれます。ちなみに、通常モードでもGoProより明るいです。
<街歩き>4K撮影でも水平キープ

写真:4K/60fpsで撮影
映像は精細で強調も少なめ。4K撮影でも水平をキープできるようになり評価が高まりました。
<食事>海鮮の鮮度表現はもう一歩

写真:4K/120fpsで撮影
全体に映像が暗く、海鮮の鮮度が表現しきれていませんでした。
可変絞りレンズ採用
8K動画撮影にも対応

f/2.0〜f/4.0に対応する可変絞りは、自動・手動が選択可能。昼夜問わずシーンに合った明るさで撮影できます。解像度は8Kに対応。ただし、8Kでは街撮りで活躍した水平補正が使用できません。
細かく編集したいこだわり派にもおすすめ
本格的な撮影設定が可能

色味の編集に適したモードも用意

設定のライブビュー画面では、画質やトーンなどの詳細を個別に設定可能。さらにPROモードにすると、シャッタースピードやISOを設定したり、動画の色味の編集に適した「D-Log M」モードでの撮影が可能です。
撮影シーンに合ったプリセットがないため機能や撮影設定の把握が不可欠。手軽さには欠けますが、マニュアルで設定した数値は電源を切っても保持されます。
ノイズリダクションがちょうどいい感じに効く
音の臨場感がワンランク上

街撮りでも自分の声は鮮明に録音。周囲の雑音は小さくなり、いい感じにその場の臨場感が残ります。
買ったらすぐ撮れる50GBの内蔵ストレージ
SDを使い切ったときの保険にもなる

SDカードを忘れたり、容量がなくなっても、50GBの内蔵ストレージに記録できるのはうれしいポイントです。
<ここはイマイチ>撮影時間は短め……予備バッテリーは必須
1日テストすると残量は10%まで減少

ライバルに比べてバッテリー消費が激しく、1日撮影するなら予備バッテリーがほしいです。
【2位】Insta360「Insta360 Ace Pro 2 通常版」

- Insta360Insta360 Ace Pro 2 通常版
- 最安価格: ¥57,640〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- シーンに合わせて撮影できる
- ディスプレイが回転する
- がっかりポイント
-
- ボディがゴツく重たい
- 幅
- 71.9mm
- 奥行
- 38mm
- 高さ
- 52.2mm
- 重量
- 177.2g
- 型番
- CINSBBGA-SB
<夜景>ライトのきらめきが映えまくる

写真:4K/60fps/ピュアビデオモードで撮影
手前の建物は全体的に明るく、イルミネーション演出のような映像に。奥のビルも輪郭まで見えます。
<街歩き>精細感が高く自然な補正

写真:4K/120fpsで撮影
昼間の映像は、派手さはなく精細感が高め。手ブレ補正も自然で効果的でした。
<食事>わずかに食欲をそそる発色

写真:4K/120fpsで撮影
サーモンやいくらは色が濃くなり、イカやお米はちゃんと白。わずかに食欲をそそられます。
プリセットで手軽に撮影可能

夜間撮影・水中撮影・ドライブレコーダーなど、撮影目的に応じたプリセットが選べます。
夜間撮影でも鮮明さが違う。映える夜景が撮れる
ライトのきらめきが映えまくる

実際のライティングよりもかなり派手な演出に映っていて、まるでテーマパークのよう。SNS映えを狙えるクオリティです。
自撮りに頼れるフリップディスプレイ

本体背面のディスプレイを180°回転すれば、レンズ側からも確認が可能。視認性が高く、フロントディスプレイよりも自撮りがはかどります。
まるで変形合体ロボ!? 充実しまくりのアクセサリーにも注目
カスタマイズで自分専用機に

アクセサリーによってコンパクトデジカメ(コンデジ)化やインスタントカメラ化も可能。アクション撮影以外にも強いです。
【3位】GoPro「HERO 13 Black」
- GoProHERO 13 Black
- 最安価格: ¥19,800〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 設定不要でキレイに撮れる
- 操作がわかりやすい
- がっかりポイント
-
- 夜景の撮影が苦手だった
- 幅
- 71.8mm
- 奥行
- 33.6mm
- 高さ
- 50.8mm
- 重量
- 159g (カメラ本体とマウントフィンガー + バッテリー)
- 画質・フレームレート
- 5.3K・60fps(16:9)
- 防水
- 10m
- 撮影時間
- 150分
- 動作温度
- -10℃〜35℃
- 型番
- HERO13 BLACK
<夜景>暗すぎて見えづらい

写真:4K/120fpsで撮影
とにかく暗く、場所によってはなにを映しているのかもわからないほどです。
<街歩き>手ブレ補正と水平はさすが

写真:4K/120fpsで撮影
ほとんどブレがなく水平も保たれているのはさすが。色味も強調がなく自然ですが、フリッカー現象はマイナスです。
看板など照明の多い通りを歩いて気づいたのが、GoProのフリッカー現象の激しさ。やはり街撮りより郊外でのアクティビティ撮影向きかも。
<食事>非常に自然な色味

写真:4K/30fpsで撮影
非常に自然な色味に近く、サーモンや卵はそれなりに美味しそうです。
歩き撮りの揺れがない

日中であれば標準モードで撮るだけで動画は優れた精細さ。手ブレ補正も効いており、動画初心者でも撮影が失敗しにくいです。
街撮りでは、広場などでのアクション撮影では気にならなかった照明のフリッカー現象が激しく、やや評価を下げました。
解像度は5.3Kまで対応

動画の解像度は最大5.3K。撮影後に色補正を行う人向けの「Log撮影」にも対応しています。
【4位】DJI「Osmo Action 5 Pro スタンダードコンボ」
- DJIOsmo Action 5 Pro スタンダードコンボ
- 最安価格: ¥42,980〜
- 総合評価
- おすすめポイント
-
- 他製品よりも安価
- 映像の精細さは6に迫る
- がっかりポイント
-
- 補正の効きがイマイチ
- 幅
- 70.5mm
- 奥行
- 44.2mm
- 高さ
- 32.8mm
- 重量
- 146g
- 画質・フレームレート
- 4K・120fps(16:9)
- 防水
- 20m、60m(ケースあり)
- 撮影時間
- 240分
- 動作温度
- -20℃〜45℃
- 型番
- OSMO ACTION 5 PRO スタンダードコンボ
可変絞りがない分つくりがシンプルになるので、故障する確率も下がるかもしれません。
<夜景>Osmo Action 6 と完全に互角の画質

写真:4K/60fps/スーパーナイトモードで撮影
映像の明るさも画角もDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」と変わりません。夜景の画質は互角です。
<街歩き>精細感はあるが水平補正が弱め

写真:4K/60fpsで撮影
精細感はDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」と同等ですが、水平が保てず大小のブレも気になりました。
<食事>明るいが食欲はそそらない

写真:4K/120fpsで撮影
DJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」よりはやや明るい映像ですが、食欲をそそるほどではありません。
静止画はDJI「Osmo Action 6」より高画質

解像度7296×5472はDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」よりもわずかに高画素です。
タテ動画撮影がはかどる保護フレームが付属

付属の保護フレームは、カメラを縦位置でも固定できます。ショート動画の撮影にはあるとうれしいです。
今回紹介したアクションカメラの3大メーカーをおさらい!
GoPro:アクションカメラを普及させた立役者

アクションカメラの代名詞といえる王道メーカーです。処理能力の高さと優れた手ブレ補正が特徴です。最近はシリーズ展開が少なかったのですが、先日、新製品の発表が予告されました。
スマホ連携アプリ

GoPro
GoPro Quik
アプリ価格:無料(別途課金あり)

便利なAIの自動編集機能。ただし、有料会員に登録しないと、編集した動画を保存できません。

カメラの遠隔操作も可能で、撮影の幅が広がります。

有料会員限定ですが、撮影動画などを容量無制限でクラウド保存が可能です。
DJI:技術力の高さに注目!

ドローン開発で培った技術力が強みのメーカーです。画質やマイク音質に定評があり、主に撮影や動画編集を目的とした玄人に好まれる傾向にあります。
スマホ連携アプリ

DJI
DJI Mimo
アプリ価格:無料(別途課金あり)

テンプレートを使用した簡易的な自動編集ができます。

すでに撮影した動画の画質やフレームレートを変更するなど、より細かい編集も可能です。

スマホをモニターとして使い、撮影時の詳細な設定操作ができます。
Insta360:SNS映えや創作性に優れる
360度カメラなど、独自の発想が魅力的なメーカーです。最近は撮影後に自由に画角を変えられるAI編集機能が話題になりました。いわゆる「映え」を意識するユーザーに人気です。
スマホ連携アプリ

Insta360
Insta360
アプリ価格:無料(別途課金あり)

AIによる素材の解析と自動編集は、Insta360が一歩リードしている印象です。

動画の一部をアニメ風に変えたり、複雑な合成をワンタップで行える「編集ラボ」も人気です。

もちろん、アプリからカメラの操作も可能です。
アクションカメラのよくある質問
アクションカメラとデジカメ、スマホカメラの違いは?
アクションカメラは、高い手ブレ補正と高画質で、小型軽量・耐久性に優れ扱いやすい反面、夜景や室内での撮影は苦手とされています。デジカメは高画質で精細な撮影が可能ですが、操作が難しく防水非対応の機種が多く、製品によってはかなり高額です。スマホカメラは常に持ち歩いて手軽に撮れるものの、落とすと破損しやすく、多機能のため動画の回しっぱなしには不向きです。
ハイエンドと小型・分離型の違いは?
ハイエンドはタフなボディと優れた手ブレ補正を兼ね備え、激しいスポーツや水中などの過酷な環境でも高フレームレートで撮影できるのが特徴です。小型・分離型はカメラ本体をポッドから分離して帽子や胸元に磁石で固定するハンズフリー撮影が可能で、Vlogなど日常使いに向いています。
夜景撮影に強いのはどのメーカー?
今回の家電批評の検証では、DJIの「スーパーナイトモード」と、Insta360の「ピュアビデオモード」という暗所撮影モードを備えた製品が夜景に強いという結果になりました。映像表現は対照的で、DJIがリアルな雰囲気を表現するのに対して、Insta360は照明がキラキラに。好みで選んで問題ありません。
スマホ連携アプリで違いはある?
3社とも無料アプリを提供しています。Insta360はAIによる素材解析と自動編集が一歩リード。DJI Mimoはテンプレートを使用した簡易的な自動編集に加え、撮影済み動画の画質やフレームレートを変更するなど細かい編集も可能です。GoPro Quikは便利なAI自動編集機能を備えますが、有料会員でないと編集動画が保存できない点に注意が必要です。
【まとめ】アクションカメラの検証テストを振り返り
以上、アクションカメラのおすすめランキングでした。
小型・分離型のベストバイに輝いたInsta360「GO Ultra 標準キット」は、カメラ本体を分離して衣服などに固定できるため、ハンズフリーで自然体での撮影が可能です。プリセットを活用して、難しい設定なしでサクッと動画を撮影したい初心者にもおすすめの一台です。
ハイエンドのベストバイに輝いたDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」は、画質と水平補正の総合力が高く、昼夜や撮影方法を問わず安定した高画質を誇ります。歩きながらの撮影でもブレの少ない映像が残せるため、日常の記録やVlogに向いています。
<画質比較>総合力はDJIがリードもシーンに合った選択が大事
今回は日常使いを想定して「夜景・街歩き・食事」の3シーンで動画を撮影し、画質と手ブレ補正などの効果を比較しました。
総合力が高かったのはDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」。DJIは3モデルとも画質に大きな差はなく、特にスーパーナイトモードで撮影した夜景の表現は、素晴らしいの一言です。街歩きでは画質に差は感じられませんでしたが、水平補正と手ブレ補正はDJI「Osmo Action 6 スタンダードコンボ」が一枚上手。この一点で、使い勝手がグッと高まります。
Insta360は映えを意識したような夜景の演出、GoProは街歩きの手ブレ補正の精度と、それぞれの得手がハッキリしているので、どんなシーンをメインで撮影するかで選びましょう。ただ、料理は全製品いまひとつ……。
<夜景>リアルな迫力はDJI Osmo、映え狙いならInsta360
DJIの「スーパーナイトモード」と、Insta360の「ピュアビデオモード」という、暗所撮影モードを備えた製品が夜景に強いという結果になりました。ただ、映像表現は対照的で、DJIがリアルな雰囲気を表現していたのに対して、Insta360は照明がキラキラとした印象に。好みで選んで問題ありません。
<街歩き> Action 6は精細さ、GoProは手ブレ補正が優秀
日中の屋外撮影は、動きの少ないシーンならあまり違いを感じません。差が出たのは歩行時のブレと水平補正でした。GoPro「HERO 13 Black」は非常に補正の効果が高かったものの、フリッカー現象が気になり優秀とはなりませんでした。Insta360「Insta360 Ace Pro 2 通常版」は本体の重さでブレたのが残念です。
<食事>刺身がおいしそうに見えず食事は全製品まだまだ
室内が暗く、具材が多いため撮影が難しい海鮮丼の撮影にチャレンジしました。Insta360の2モデルとGoPro「HERO 13 Black」が健闘したものの、色味は不自然で「美味しそう!」といえる製品はありませんでした。AFは今回テストした全7製品とも、手元に合わせるのが難しいのか、たまにぼやけてしまっていました。
アクションカメラは「気軽に撮れるマルチなカメラ」として、アウトドアだけでなく日常使いでも大活躍するアイテム。記事を参考にお気に入りの1台を見つけて、撮影の幅を広げてみてください。
実際に目で見た海鮮丼と比べると、「こんな色だったっけ?」と首を傾げたくなる再現度。食事についてはまだスマホで撮影したほうがよさそうです。
アクションカメラ(小型・分離型)のおすすめ
- Insta360Insta360 GO Ultra 標準キット
- 最安価格: ¥58,980〜
アクションカメラ(ハイエンド)のおすすめ
- DJIOsmo Action 6 スタンダードコンボ
- 最安価格: ¥58,980〜
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アクションカメラなら、地面に落としたり撮影後にポケットに突っ込んだりしてもへっちゃら。ただ、まだ少し珍しいのか「あの人、YouTuberかな?」みたいに注目されたのは少し恥ずかしかったです(笑)。