水出しコーヒーポットの種類
家庭で楽しむ水出しコーヒーというと、パック入りのコーヒー粉と水をボトルに入れて冷蔵庫で抽出する方法を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、一口に水出しコーヒーポットと言っても、フィルター付き、フィルター無し、滴下式など、いろんなタイプがあります。ここでは、代表的な水出しコーヒーポットを3タイプに分けてご紹介します。
浸漬式:フィルター付きポットタイプ
フィルター付きの水出しコーヒーポットは、フィルター内にコーヒー粉を直接入れて作るタイプで、普段お気に入りのコーヒー豆をアイスでも楽しみたいという人にもおすすめです。フィルター付きのコーヒーポットでの抽出時間は約8時間です。
浸漬式:フィルター無しタイプ
コーヒー用のフィルターが付いていない、カラフェやピッチャーなどのシンプルな容器は、パックタイプのコーヒー粉で手軽に作りたい人向けです。パックタイプのコーヒー粉の抽出時間は約4時間です。
滴下式:ウォータードリッパー
じっくりコーヒー粉に水を浸透させて抽出する滴下式は、普通のポットよりも場所をとりますが、見た目に趣があるのが◎。滴下式(右)のHARIO(ハリオ)「コールドブリュー コーヒージャグ 1L CBS-10HSV」の抽出時間は45分〜1時間と、浸漬式の水出しコーヒーポットよりも短時間で抽出可能です。
ちなみに、一見すると滴下式のように見える左のOXO(オクソー)「BREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー」は、浸漬式。濃いコーヒーを作ることを想定しているので、抽出時間は常温で約12〜24時間、冷蔵庫で約20〜24時間とかなり長めです。所定の時間漬け終え本体タンクをガラス瓶の上にセットすると、約12〜13分かけてコーヒーがガラス瓶に注ぎ落とされます。
水出しコーヒーポットの選び方
水出しコーヒーポットの種類をざっくり振り返ったところで、具体的な選び方のポイントもチェックしておきましょう。
容量で選ぶ
水出しコーヒーポットで作ったアイスコーヒーは、美味しさを重視するなら1日で飲みきるのが理想です。飲みきれる量に応じて、1〜2人用なら600ml前後、3〜4人用なら1L前後、といった具合に選びましょう。
冷蔵庫内のスペースに応じて選ぶ
容量の話とも関連しますが、小型の冷蔵庫を使っている場合は、事前に収納スペースに収まるサイズかどうかチェックしておきましょう。持ち手が付いているタイプよりは持ち手の無いタイプの方がかさばりませんし、中には横倒しできるタイプもありますよ。
デザインで選ぶ
他のコーヒー器具やインテリアとの統一感を意識してカラーや素材を選ぶと、視覚からの満足度もグッとアップ。自分好みのデザインを選びましょう。
水出しコーヒーポット13商品をテスト!
今回は、ハリオやキントーなどのコーヒーグッズの人気メーカーを中心に水出しコーヒーポット13製品を集め、カフェのビジネススクール「カフェズ・キッチン(佐奈栄学園)」の学園長・富田佐奈栄さんに検証してもらいました!
テスト1:コーヒーの仕上がり(味わいと香りの再現性)[配点:20点]
水出しコーヒーポットで作ったコーヒーを実飲。今回は6種類のコーヒー豆・コーヒー粉を使用しましたが、コーヒーそのものの美味しさではなく、あくまでコーヒーのもつ味わいや香りの特徴を引き出せているかどうかに注目して水出しコーヒーの仕上がりを評価しました。
フィルター無しの水出しコーヒーポットにはコーヒーパックのまま入れました。フィルター付きタイプに使用する際は、「コーヒー豆をコーヒーミルで挽いて直入れ」もしくは「コーヒー粉をコーヒーパックから出して直入れ」してアイスコーヒーを作りました。
ちなみに、今回検証に使用したコーヒー6種類はこの記事の末尾で詳しく紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてください。
テスト2:持ちやすさ・注ぎやすさ[配点:20点]
コーヒボトルの径の大きさや重さ、ハンドルの形状、重心のバランスなどから、持ちやすさと注ぎやすさを評価しました。
テスト3:使い勝手[配点:10点]
組み立て・分解のわかりやすさ、水量目盛りなどの付加機能があるかどうかなど、熱湯や電子レンジにも対応しているかどうかなど、使い勝手を総合的に評価しました。
テスト4:手入れのしやすさ[配点:30点]
ポット本体に手を直接入れて洗えるか、フィルターはコーヒー粉を洗い流しやすいかなどを見て手入れのしやすさを評価しました。
テスト5:収納のしやすさ[配点:20点]
冷蔵庫のサイドポケットなどに収納することを想定し、本体の径が太すぎないもの、本体の高さが大きすぎないものなどを評価。持ち手が無いタイプや、横倒し収納できる商品は評価を高く付けました。
それでは、以上のポイントを踏まえてさっそく水出しコーヒーボトルのおすすめランキングへとまいりましょう!
水出しコーヒーポットのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、水出しコーヒーポットのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
イワキ水出しコーヒー&ティー角型サーバー(フィルター付)1.0L T296KF2-BK
|
|
手で持つ面の幅が短く女性の手でも持ちやすい/冷蔵庫のサイドポケットに難なく入るサイズ感/コーヒーの香り・味の特徴をしっかり引き出す |
1000ml |
9cm |
8.5cm |
24.3cm |
370g |
耐熱ガラス、フタ/ポリプロピレン (耐熱温度 120度)、フィルター本体/ポリプロピレン、メッシュ/ポリエステル (耐熱温度 100度) |
||||||
ハリオ水出し珈琲ポット ミニ ブラウン 600ml MCPN-7CBR
|
|
注ぐ時に重心のバランスに違和感を感じない/フィルターの底蓋が取れて洗いやすい/目盛りが本体側面についている |
600ml |
13.8cm |
9.4cm |
20.8cm |
0.35kg(約) |
本体/耐熱ガラス、フタ・ストレーナーフレーム・ハンドルバンド/ポリプロピレン、ストレーナーメッシュ/ポリエステル |
||||||
タケヤ化学工業水出し専用コーヒージャグII 1.1L ブラック
|
|
持ち手がなくすっきり収納できる/蓋の密閉性が高い |
11.2cm |
10cm |
26.5cm |
本体/AS樹脂、フタ・スリーブ・茶漉し本体・茶漉しフタ/PP、パッキン/シリコーンゴム、茶漉しメッシュ/ポリエステル |
||||||||
ハリオウォータードリッパー・ドロップ 600ml ペールグレー WDD-5-PGR
|
|
600ml |
10.7cm |
10.2cm |
30.4cm |
フタ・上ボール/AS樹脂、ストレーナー・点滴パーツ/ポリプロピレン、内ホルダー・ストレーナーホルダー・フタパッキン/シリコーンゴム |
||||||||
ハリオフィルターインコーヒーボトル 650ml モカ FIC-70-MC
|
|
650ml |
20.8cm |
10.5cm |
21.6cm |
本体/耐熱ガラス、注口・栓/シリコーンゴム、ストレーナーフレーム/ポリプロピレン、メッシュ/ポリエステル |
||||||||
ハリオカークボトル 1.2L スモーキーピンク KAB-120-SPR
|
|
1.2L |
9.1cm |
9cm |
32cm |
トライタン、ポリプロピレン、シリコーンゴム |
||||||||
RIVERSウォールマグバール & バール専用ストレナー 水出しコーヒー 390ml
|
|
9.1cm |
9.1cm |
17.5cm |
150g(約) |
内カップ・外カップ・フタ/ポリプロピレン、底部・フタ/熱可塑性エラストマー、内カップ・フタ/シリコーンゴム |
||||||||
KINTOウォーターカラフェ 1L ホワイト 22368
|
|
1000ml |
8.7cm(約) |
8.7cm(約) |
24.1cm(約) |
カラフェ/アクリル樹脂、フタ/ABS樹脂 |
||||||||
ハリオ水出し珈琲ポット 1000ml レッド MCPN-14R
|
|
1000ml |
13.8cm(約) |
9.4cm(約) |
29.4cm(約) |
0.5kg |
本体/耐熱ガラス、フタ・ストレーナーフレーム・ハンドルバンド/ポリプロピレン、ストレーナーメッシュ/ポリエステル |
|||||||
ハリオコールドブリュー コーヒージャグ 1L CBS-10HSV
|
|
1000ml |
10cm |
9.4cm |
29cm |
フタ・ストレーナー/ステンレス 原産国:ガラスポット/日本製、フタ・ストレーナー/中国製 |
||||||||
KINTOPLUG アイスコーヒージャグ 1.2L ブラウン 22484
|
|
1200ml |
15.0cm |
27.0cm |
メタルクリルスチレン、ABS樹脂、シリコーン、PP、PET 原産国:中国 |
|||||||||
KINTOCAPSULE コールドブリューカラフェ 1L ホワイト 26471
|
|
1000ml |
27.0cm |
耐熱ガラス、ABS樹脂、18-8ステンレス、シリコーン、PP、PET |
||||||||||
オクソーBREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー 200ml
|
|
200ml |
29.5cm(収納時の高さ:19.5cm) |
420g(約) |
ガラス |
イワキ「水出しコーヒー&ティー角型サーバー(フィルター付)1.0L」
- イワキ水出しコーヒー&ティー角型サーバー(フィルター付)1.0L T296KF2-BK
- 実勢価格: ¥917〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥945〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥917〜
- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第1位は、取り回しやすさが好評だったイワキ「水出しコーヒー&ティー角型サーバー(フィルター付)1.0L」です!
- おすすめポイント
-
- 手で持つ面の幅が短く女性の手でも持ちやすい
- 冷蔵庫のサイドポケットに難なく入るサイズ感
- コーヒーの香り・味の特徴をしっかり引き出す
- 容量
- 1000ml
- 幅
- 9cm
- 奥行
- 8.5cm
- 高さ
- 24.3cm
- 重量
- 370g
- 素材
- 耐熱ガラス、フタ/ポリプロピレン (耐熱温度 120度)、フィルター本体/ポリプロピレン、メッシュ/ポリエステル (耐熱温度 100度)
- 生産国
- タイ
- 食洗機可
- ◯
- 熱湯可
- ◯
- 型番
- T296KF2-BK
- 型番
- T296KF2-BK
角型ボディは、注ぐ際に手で持つ面の幅が短くなっているため女性の手でも持ちやすく、側面に施された凸凹が指に引っかかって滑りにくくなっています。
1Lの牛乳パックとほぼ同じサイズ感なので、冷蔵庫のサイドポケットにも難なく収納できます。
味わいの検証に使用したコーヒー粉は、キーコーヒー「香味まろやか水出し珈琲」。香ばしくまろやかなコーヒーの香り・味の特徴がしっかり引き出されていました。
コーヒーフィルター上に内蓋が付いていない一方、フィルター底面の蓋が取り外しできるようになっているので、コーヒー粉を洗い流しやすかったです。
とても手馴染みの良いコーヒーポットです。ホットの場合は持ち手があったほうが良いですが、冷たい飲み物に使うぶんには持ち手がないほうが収納しやすくて便利ですね。
冷蔵庫に入れても邪魔にならないサイズ。パーツの数が少なくて管理しやすく、フィルターの底蓋が取れるのも嬉しい! ボトル自体の口はやや狭めですが、手を入れて普通のスポンジで洗うことができました。
ハリオ「水出し珈琲ポット ミニ 600ml」
- ハリオ水出し珈琲ポット ミニ ブラウン 600ml MCPN-7CBR
- 実勢価格: ¥1,320〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第2位は、HARIO(ハリオ)「水出し珈琲ポット ミニ 600ml」でした。
- おすすめポイント
-
- 注ぐ時に重心のバランスに違和感を感じない
- フィルターの底蓋が取れて洗いやすい
- 目盛りが本体側面についている
- がっかりポイント
-
- 持ち手幅の分収納スペースを食いそう
- 容量
- 600ml
- 幅
- 13.8cm
- 奥行
- 9.4cm
- 高さ
- 20.8cm
- 口径
- 8.8cm
- 重量
- 0.35kg(約)
- 素材
- 本体/耐熱ガラス、フタ・ストレーナーフレーム・ハンドルバンド/ポリプロピレン、ストレーナーメッシュ/ポリエステル
- 原産国
- 日本
- 型番
- MCPN-7CBR
- 型番
- MCPN-7CBR
容器の背が低いためか、注いでいて重心のバランスに違和感がなかったです。
1Lの牛乳パックよりも背が低いですが、末広がり形状なので底の径は広め。持ち手幅のぶん、収納スペースを食いそうです。
こちらも1位商品と同様、フィルターの底蓋が取れて洗いやすかったです。ボトルの口が広く、高さも低めなので、手を入れて普通のスポンジで難なく洗えました。
本体側面には目盛り付き。注ぎ分ける際の目安になります。
ダブルトールカフェ「裏原ブレンド」のカラメル感とコクがしっかり出ていました。1〜2人用ならこれぐらいの容量がちょうど良いですね。
タケヤ化学工業「水出し専用コーヒージャグII 1.1L ブラック」
- タケヤ化学工業水出し専用コーヒージャグII 1.1L ブラック
- 実勢価格: ¥1,055〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,055〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第3位は、タケヤ化学工業「水出し専用コーヒージャグII 1.1L ブラック」です。
- おすすめポイント
-
- 持ち手がなくすっきり収納できる
- 蓋の密閉性が高い
- 実用容量
- 1100ml
- 幅
- 11.2cm
- 奥行
- 10cm
- 高さ
- 26.5cm
- 生産国
- 日本
- 素材
- 本体/AS樹脂、フタ・スリーブ・茶漉し本体・茶漉しフタ/PP、パッキン/シリコーンゴム、茶漉しメッシュ/ポリエステル
- 型番
- -
1Lの牛乳パックよりもやや背が高いですが、持ち手がないのですっきりと収納できます。
蓋の密閉性が高いため、蓋を閉めた状態だと横倒しにしても中の液体がこぼれにくいです。
フィルターの内蓋に持ち手が付いているので、容器から引き上げやすかったです。フィルターの底蓋は外せませんが、コーヒー粉をスムーズに洗い流せました。
注ぎ口が2つ付いており「どちらからでも注げる」という触れ込みですが、とくに使い分ける必要性は感じず、蓋を回す方向がわかりづらいのがネックでした。
検証に使用したのはキーコーヒー「香味まろやか水出し珈琲」。コーヒーはしっかり濃い色が出て、香ばしさも渋みも強めなので、ミルクを入れても美味しくいただけそうです。
蓋の扱いがややこしい点を除けば、使い勝手の良いコーヒーポットだと思います。
4位: ハリオ「ウォータードリッパー・ドロップ 600ml」
- ハリオウォータードリッパー・ドロップ 600ml ペールグレー WDD-5-PGR
- 実勢価格: ¥2,647〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第4位には、ドリップタイプのHARIO(ハリオ)「ウォータードリッパー・ドロップ 600ml WDD-5-PGR」がランクイン!
- 容量
- 600ml
- 幅
- 10.7cm
- 奥行
- 10.2cm
- 高さ
- 30.4cm
- 素材
- フタ・上ボール/AS樹脂、ストレーナー・点滴パーツ/ポリプロピレン、内ホルダー・ストレーナーホルダー・フタパッキン/シリコーンゴム
- 型番
- WDD-5-PGR
- 型番
- -
規定量のコーヒー粉をフィルターに入れ、粉全体が湿るように水をかけてかき混ぜます。表面を平らにならし、付属のペーパーフィルターをのせたら、容器を上にセットして水を注いで待ちます。
約1時間でコーヒーの抽出が完了。
蓋を閉めた状態だとコーヒーが少しずつしか出てこないので、注ぐ際は蓋を外した方が無難。ボディが太いので手の小さい人だとやや持ちにくいかもしれません。
検証に使用したコーヒー豆は、ダブルトールカフェ「裏原ブレンド」。常温で抽出したコーヒーをそのまま飲んだところ、苦味以外の味わいはボヤけた印象に。ほかと条件を合わせるために氷冷してから飲んでみると、常温とは打って変わってカラメル感とコクが増しました。
冷やすことで良い味が出てきました。同じ豆を使った2位のハリオよりも味わいが濃厚に感じられるので、しっかり味のコーヒーが好きな人にオススメ。コーヒーの液色が一番キレイに出ているのもポイントですね。
ドリッパーって時間も手間もかかるイメージがありましたが、こちらは1時間とスピーディーに抽出できるので良いですね。冷蔵庫内で抽出するか、もしくはこれだけ濃厚なら氷を入れてもコーヒーの味をちゃんと楽しめそう。ちなみにパーツの数は多いですが、ボトルの径が大きくて洗いやすかったです。
4位: ハリオ「フィルターインコーヒーボトル 650ml」
- ハリオフィルターインコーヒーボトル 650ml モカ FIC-70-MC
- 実勢価格: ¥2,880〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング同率4位は、ワインボトルのようなルックスのHARIO(ハリオ)「フィルターインコーヒーボトル 650ml」でした。
- 容量
- 650ml
- 幅
- 20.8cm
- 奥行
- 10.5cm
- 高さ
- 21.6cm
- 口径
- 7.1cm
- 素材
- 本体/耐熱ガラス、注口・栓/シリコーンゴム、ストレーナーフレーム/ポリプロピレン、メッシュ/ポリエステル
- 型番
- FIC-70-MC
- 熱湯可
- ◯
- 型番
- -
縦置きだと注ぎ口部分がややかさばりますが、横倒し収納も可能。
フィルターは外蓋にぶら下がるかたちで接続されています。シリコン製の蓋がぐにゃぐにゃ曲がって、開け閉めしづらいです。
検証に使用したのはダブルトールカフェ「ブラジル エルドラドハニー」。ボディー感のあるしっかりとした味わいとブラウンシュガー・糖蜜のニュアンスをもつ豆ですが、甘みとハチミツ系の酸味がちゃんと出ていました。
力を入れて開けようとすると蓋がグニャグニャ曲がって少し不便でした。けれど、コーヒーの特徴はしっかり引き出せていると思います。
シリコン製の蓋の開け閉めは慣れるまで時間がかかりそうですが、洗いやすさは問題なし。収納性を求める人にオススメです。
6位: ハリオ「カークボトル 1.2L」
- ハリオカークボトル 1.2L スモーキーピンク KAB-120-SPR
- 実勢価格: ¥2,200〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥2,200〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第6位は、HARIO(ハリオ)「カークボトル 1.2L」です。
- 容量
- 1.2L
- 幅
- 9.1cm
- 奥行
- 9cm
- 高さ
- 32cm
- 素材
- トライタン、ポリプロピレン、シリコーンゴム
- 耐熱温度
- 100℃(本体)
- 型番
- KAB-120-SPR
13製品中最大容量の1.2Lなのでボトルの背が高いです。コーヒー粉用のフィルターがなく、粗めの茶こしが付いているだけなので、パックタイプのコーヒー粉を使用しました。
ワインボトルのような蓋の形状はハリオ「フィルターインコーヒーボトル」と似ていますが、こちらは硬質素材なので開け閉めしやすいです。
ボディが太く四角形状なので、手の小さな人だと持ちづらいです。
使用したのはキーコーヒー「香味まろやか水出し珈琲」。パックは後処理がラクだし、雑味がなくよりスッキリとした味わいになりますね。コーヒーの色も澄んでて綺麗です。
こちらも横倒し収納が可能なんですが、ボディが四角いので倒した時に転がらなくて良いですね。
6位: リバーズ「ウォールマグバール & バール専用ストレナー 水出しコーヒー 390ml」
- RIVERSウォールマグバール & バール専用ストレナー 水出しコーヒー 390ml
- 実勢価格: ¥1,730〜
- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーボトルのおすすめランキング同率6位は、RIVERS(リバーズ)「ウォールマグバール & バール専用ストレナー 水出しコーヒー 390ml」でした。
- 実用容量
- 390ml
- 幅
- 9.1cm
- 奥行
- 9.1cm
- 高さ
- 17.5cm
- 口径
- 9.1cm
- 重量
- 150g(約)
- 素材
- 内カップ・外カップ・フタ/ポリプロピレン、底部・フタ/熱可塑性エラストマー、内カップ・フタ/シリコーンゴム
- 耐熱温度
- 120℃
- 耐冷温度
- -40℃
- 型番
- WMBSOLID400(BK)
外蓋にフィルターがくっ付いていて、回転させると外すことができます。フィルターの底はメッシュになっているので、流水で流しやすいですが、ボトルもフィルターも細身なのでやや洗いづらかったです。
タンブラーが二重構造になっているので、冷たい飲み物でも結露せず、熱い飲み物を入れても外側容器は熱くなりにくいです。飲む時に、蓋をカチッと固定できます。
検証にはキーコーヒー「プレミアムステージ こだわりの水出しコーヒー」を使用しました。「アラビカコーヒー100%で香り高く、後味すっきりクリーンな味わい」という説明の通り、万人受けしそうな飲み心地です。
パックから出して粉を直にフィルター内に入れました。コーヒーの色が濃く出ていますが、液体が澄んでいて綺麗です。
8位: キントー「ウォーターカラフェ 1L」
- KINTOウォーターカラフェ 1L ホワイト 22368
- 実勢価格: ¥2,200〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第8位は、KINTO(キントー)「ウォーターカラフェ 1L」です。
- 容量
- 1000ml
- 幅
- 8.7cm(約)
- 奥行
- 8.7cm(約)
- 高さ
- 24.1cm(約)
- 素材
- カラフェ/アクリル樹脂、フタ/ABS樹脂
- 原産国
- 中国
- 耐熱温度
- 90℃
- 耐冷温度
- -20℃
- 食洗機可
- ◯
- 型番
- KI-N22368
1Lの牛乳パックとほぼ同じサイズ。こちらはフィルターが付いていないので、コーヒーバッグごと水に浸けました。
注ぎ口が大きく開いているのでコーヒーの出は良いです。ボトルが太すぎず、そこそこ持ちやすいです。
ただし、他のコーヒーポットよりも空気が入りやすくなっているため、冷蔵庫に入れていると他の食材の匂いが移りそうなので、ラップをかけたほうがいいかもしれません。
共和コーヒー店「水出しコーヒー マイルドビター」を使用。穏やかで優しい味わいで、後からコクが感じられます。主張が強すぎないので、食事にも合わせやすいと思います。
形は無難ですが、注ぎ口がガラ開きなのは気になりますね。
9位: ハリオ「水出し珈琲ポット 1000ml」
- ハリオ水出し珈琲ポット 1000ml レッド MCPN-14R
- 実勢価格: ¥1,651〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥2,290〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第9位は、HARIO(ハリオ)「水出し珈琲ポット 1000ml」でした。
- 容量
- 1000ml
- 幅
- 13.8cm(約)
- 奥行
- 9.4cm(約)
- 高さ
- 29.4cm(約)
- 素材
- 本体/耐熱ガラス、フタ・ストレーナーフレーム・ハンドルバンド/ポリプロピレン、ストレーナーメッシュ/ポリエステル
- 重量
- 0.5kg
- 原産国
- 日本
- 耐熱温度
- 90℃
- 耐冷温度
- -20℃
- 食洗機可
- ◯
- 型番
- MCPN-14R
こちらは2位商品の容量違いで、背が高いです。通販サイトのおすすめ人気ランキング上位に食い込む人気商品ですが……。
本体の上の方に持ち手が付いているため重心バランスが悪く、コーヒーを注ぎづらいです。中身が少なくなってきたら本体を傾ける動作がさらに大変になりそう。
フィルターの底が外れ、ボトル本体の径も大きいので洗いやすさは◎。
背が高く持ち手が幅をとるので収納性はイマイチかも。使用したコーヒー粉は共和コーヒー店「水出しコーヒー マイルドビター」です。8位のキントー「ウォーターカラフェ」の時と比べるとコク深さと爽快感のあるキレを感じるので、ストレートで飲むのに向いていると思います。
パックごと入れるのか、粉を直に入れるのかによって、同じコーヒーでも味わいが違ってきそうですね。
10位: ハリオ「コールドブリュー コーヒージャグ 1L」
- ハリオコールドブリュー コーヒージャグ 1L CBS-10HSV
- 実勢価格: ¥3,300〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第10位は、スタイリッシュなHARIO(ハリオ)「コールドブリュー コーヒージャグ 1L CBS-10HSV」でした。
- 容量
- 1000ml
- 幅
- 10cm
- 奥行
- 9.4cm
- 高さ
- 29cm
- 口径
- 8.8cm
- 素材
- フタ・ストレーナー/ステンレス 原産国:ガラスポット/日本製、フタ・ストレーナー/中国製
- 熱湯可
- ◯
- 食洗機可
- ◯
- 乾燥機可
- ◯
- 型番
- CBS-10HSV
- 型番
- CBS-10HSV
他のフィルター付きポットはフィルターがプラスチック製ですが、こちらはフィルターもステンレス製。ガラスポット本体とステンレスフィルターへの微粉残りが気になります。
水でよくすすいでも、フィルターの底付近のコーヒー粉がなかなか流れ落ちてくれません。
フィルターを取った後の蓋は、ただ上に乗っかっているだけで何も固定されません。注ぐ際は、反対の手で押さえないと蓋が取れてしまいます。コーヒーはドボドボ出るので、蓋を取った状態で注ぐのと大差ありません。
検証に使用したのは共和コーヒー店「水出しコーヒー リフレッシュハーモニー」。ケニアの豆をベースに、フルーティーな香りと爽やかな甘味を感じる、軽い口当たりのコーヒーです。
グラスに注いだコーヒーも、微粉混じりで濁ってあまり美味しそうに見えませんが、果実のフレッシュな香りと甘みが存分に引き出されていました!
日本人好みの澄んだアイスコーヒーにはなりませんでしたが、コーヒー粉の特徴がよく出て美味しく仕上がりました。
たまたまコーヒーとの相性が良かったのか、とても華やかな味わいでした。容器の汚れとコーヒーの濁りに目を瞑れるなら、美味しさ重視で選ぶのもアリかもしれません。
11位: キントー「PLUG アイスコーヒージャグ 1.2L」
- KINTOPLUG アイスコーヒージャグ 1.2L ブラウン 22484
- 実勢価格: ¥2,860〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥2,860〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥2,860〜
- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第11位は、KINTO(キントー)「PLUG アイスコーヒージャグ 1.2L」でした。
- 容量
- 1200ml
- 幅
- 15.0cm
- 高さ
- 27.0cm
- 直径
- 9.5cm
- 素材
- メタルクリルスチレン、ABS樹脂、シリコーン、PP、PET 原産国:中国
- 食洗機可
- ◯
- 乾燥機可
- ◯
- 型番
- 22484
オープンタイプの持ち手は、手の大きな人でも使いやすそう。
牛乳パックと比べると背はあまり変わりません。横倒しでも収納可能ですが、やはり持ち手が幅を取ります。
フィルターの底は取れませんが、汚れ落ちはまずまずでした。
10位のハリオ「コールドブリュー コーヒージャグ」と同じく、共和コーヒー店「水出しコーヒー リフレッシュハーモニー」を使用したのですが、果実味がかなり控えめになって、苦味が立ってしまいました。
試しに、ダブルトールカフェ「裏原ブレンド」でも試してみましたが、口当たりが重めなわりにコクは感じられず、苦味が口の中に残りバランスの悪い仕上がりとなりました。
フィルターの枠の部分が多いせいでしょうか? コーヒーの個性があまり引き出されていないようです。
容器としては扱いやすいけれど、いまいちピンとこない味です。
12位: キントー「CAPSULE コールドブリューカラフェ 1L」
- KINTOCAPSULE コールドブリューカラフェ 1L ホワイト 26471
- 実勢価格: ¥3,300〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第12位は、注ぎ口が特徴的なKINTO(キントー)「CAPSULE コールドブリューカラフェ 1L」でした。
- 容量
- 1000ml
- 直径
- 8.5cm
- 高さ
- 27.0cm
- 素材
- 耐熱ガラス、ABS樹脂、18-8ステンレス、シリコーン、PP、PET
- 電子レンジ可(ガラスのみ)
- ◯
- 原産国
- 中国
- 食洗機可
- ◯
- 乾燥機可
- ◯
- 型番
- 26471
外蓋の裏にフィルターがくっついており、さらに中には内蓋が付いています。洗いやすさは普通ですが、フィルターの水はけが悪くてコーヒーのロスは多い印象でした。
ボトルのサイズはコンパクトなので、冷蔵庫のサイドポケットに入れやすそう。
傾けると、フタ上部の円のフチからコーヒーが出てきます。注ぎやすく液ダレも少ないですが、フチの液ダマリが気になりました。
使用したのは、キーコーヒー「プレミアムステージ こだわりの水出しコーヒー」です。同じコーヒー粉を使った6位のリバーズよりも液色が薄く、香りも弱め。スッキリを超えて物足りない味わいです。
こちらのキントー製品も、コーヒーの味が出づらかったですね。
13位: オクソー「BREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー 200ml」
- オクソーBREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー 200ml
- 実勢価格: ¥3,703〜
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- 仕上がり
- 持ちやすさ・注ぎやすさ
- 使い勝手
- 手入れのしやすさ
- 収納のしやすさ
水出しコーヒーポットのおすすめランキング第13位は、OXO(オクソー)「BREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー 200ml」でした。
- 容量
- 200ml
- 直径
- 13cm
- 高さ
- 29.5cm(収納時の高さ:19.5cm)
- 重量
- 420g(約)
- 素材
- ガラス
- 型番
- 11237500
ダブルトールカフェ「ブラジル エルドラドハニー」100gと水400mlを使用し24時間漬け込みます。保存瓶のコルク蓋を取ってコーヒー装置を上にセットし、12〜13分かけてコーヒーを下に落とします。
“濃縮”と冠している通り、説明書に載っていた「コーヒー1:水2〜3」で割る飲み方にならって、2パターンでコーヒーを注ぎました。いずれもコーヒー豆の特徴の甘みと蜂蜜のニュアンスがほのかに感じられましたが、味わいはかなり薄く感じました。
レシピ通りの分量で割ると、甘みは感じますが、コーヒーの味は全然感じませんね。ストレートで飲むか、牛乳で割った方が良さそうです。
他の水出しコーヒーポットよりも大量のコーヒー粉を要し、丸一日かけて漬け込んで、出来上がりがたったの約200ml、しかも水で割って薄く感じるとなると、コスパが悪く感じてしまいます……。
おわりに
以上、水出しコーヒーポットのおすすめランキング13選でした。ランキングを振り返ると、収納しやすくシンプルな構造の商品が上位に食い込みました。また、いろんなメーカーがあるなかで、ハリオの水出しコーヒーポットはとくにコーヒーの特徴をうまく引き出せている印象でした。
毎日でも使いたくなる水出しコーヒーポットを見つけて、この夏の新たな楽しみとして、キリッと冷えた自家製アイスコーヒーをぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
今回検証に使用したコーヒーはこちら!
キーコーヒー(コーヒーパックタイプ2種)
左:
香味まろやか水出し珈琲 30g×4 ×4袋
実勢価格:1757円
香ばしくまろやかな味わい
右:
プレミアムステージ こだわりの水出しコーヒー 20g×4 ×6袋
実勢価格:1462円
アラビカコーヒー100%で香り高く、後味すっきり、クリーンな味わい
共和コーヒー店(コーヒーパックタイプ2種)
左:
水出しコーヒーパック リフレッシュハーモニー 5個入(計175g)
実勢価格:1080円
ケニアをベースにブレンド。爽やかな甘味と華やかな香り、ライトな口当たり
右:
水出しコーヒーパック マイルドビター 5個入(計175g)
実勢価格:1080円
コクと深みのある香りとまろやかさ、柔らかな苦味とスッキリとした味わいが特徴
ダブルトールカフェ(コーヒー豆2種)
左:
ブラジル エルドラドハニー 100g
実勢価格:1000円(+送料200円)
ボディー感のあるしっかりとした味わいとブラウンシュガー・糖蜜を思わせる甘味
右:
裏原ブレンド 100g
実勢価格:880円(+送料200円)
カラメル感豊かなしっかりとしたコク、なめらかな香り
以下の記事でもおすすめのコーヒー用品を紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
フィルターの底蓋が外れるタイプは、洗いやすくて高評価でした。