アイスコーヒーを美味しく作る 「基本のき」をご紹介します
食後やカフェタイムに飲みたくなる、コーヒー。普段はホット派という人でも、夏場はついついアイスコーヒーを飲みたくなりますよね。暑い季節には、そんなアイスコーヒーがぴったりです。
外出先だけでなく、おうちでもアイスコーヒーを飲むという方も多いかと思いますが、せっかく飲むなら最高のアイスコーヒーを飲みたいものです。でも、アイスコーヒーの作り方、ちゃんと知ってますか?
冷蔵庫で冷やすだけ、氷を入れるだけ…それでも悪くはありませんが、コーヒーは香りや味の変化がしやすいデリケートな飲み物。美味しく作るのには、いくつかコツがあるんです。
ということで今回は、意外と知らない「美味しいアイスコーヒーの作り方」をゼロから知るべく、コーヒーのプロに教えてもらいました。
教えていただいたのは、数々のカフェオーナーを輩出してきたカフェのビジネススクール「佐奈栄学園」の学園長である富田佐奈栄氏です。
プロが伝授する「美味しいアイスコーヒーの作り方」をマスターして、今年の夏はおうちで最高のアイスコーヒーをいただきましょう!
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まずは知っておきたい アイスコーヒー4つのQ&A
「美味しいアイスコーヒーの作り方」を教わる前に、まずはアイスコーヒーについて知っておきたい4つの疑問をご紹介します。それでは早速、みてみましょう!
Q1.豆はどれを選べばイイ?
A1.イタリアンなど3種から選んでみて!
アイスコーヒーに適した豆は「深煎り」。氷を入れるから濃い味に仕上がるよう、豆は深煎りを選ぶのが正解です。
上の5種なら、イタリアンロースト、フレンチロースト、フルシティローストの3種がアイスコーヒーにぴったりです。
Q2.豆はどうやって挽けばいい?
A2.電動ミルで挽くのがおすすめです
自分で豆を挽くなら、失敗なく挽ける「電動ミル」がおすすめです。ハンドミルは挽き具合に差が出るので、誰でも均等に挽ける電動式がいいでしょう。
もちろん、お店で挽いてもらってもOKです。
Q3.1人分の粉の量はどのくらい?
A3.ホットコーヒーよりも多めが正解
ホットを1杯分10~13gとした場合、アイスなら1杯分18gが目安になります。アイスコーヒーはホットコーヒーよりも粉の量を多く、濃いめに作るのがポイントです。
粉の量はしっかり測るのが基本です。
Q4.アイスコーヒーの淹れ方って違うの?
A4.アイスにおすすめの方法もあります!
コーヒーは淹れ方で味が変わるのも面白いところ。ウォータードリップ、水出しコーヒーポットなど淹れ方もいろいろあり、同じ豆でも淹れ方で味や色が変わってきます。
アイスコーヒー用の淹れ方もあるので、いろいろ試して最適な淹れ方を見つけたり、味の違いを確かめてみてもいいですね。
3種類のアイスコーヒーの作り方を じっくり徹底解説します!
アイスコーヒーに関する4つの疑問を知ったところで、ここからは前述のQ4で触れた「3種類のアイスコーヒーの作り方」をご紹介します。気になる作り方があれば、記事のバナーをクリックしてご覧ください!
作り方①ハンドドリップ
「ハンドドリップ」はドリッパーを使って飲む分だけコーヒーを淹れる、最もスタンダードな方法です。冷やすまではホットの淹れ方と同じですが、プロに聞いたコツや、冷やすのに便利なアイテムを合わせてご紹介します。
作り方②水出しコーヒーポット
「水出しコーヒーポット」は専用のポットがあればお湯を使わずに誰でも気軽に作れる、簡単な方法です。プロも実践する美味しくなるひと手間やおすすめ製品のランキングもご紹介します。
作り方③ウォータードリップ
「ウォータードリップ」は専用アイテムを使って時間をかけて淹れる、コーヒー好きの上級者が憧れる抽出法です。プロ直伝の基本のハウツーはもちろん、ワンランク上の応用編もご紹介しますので必見です!
コーヒーの淹れ方をマスターしたら アレンジや手作りシロップに挑戦!
3つのアイスコーヒーの淹れ方をマスターしたら、お店のようなカフェメニューにも挑戦してみましょう。
まずは意外と簡単に作れる、手作りのガムシロップの作り方と、透明な氷の作り方をマスター。アイスティーやあらゆるドリンクにも通ずる、完全保存版のレシピです。
最後は、牛乳や生クリームなどを使ったコーヒーのアレンジレシピに挑戦! こちらをマスターすれば、もうお店級のレベルになっちゃいます。
…ここまでくれば、もうあなたはアイスコーヒーの達人(のはず)! 暑い季節にはたまらなく美味しいアイスコーヒー。基本の淹れ方をプロから学んで、おうちでもカフェ並みの1杯を味わってくださいね!