食品雑貨 豆板醤とは?

豆板醤とは? イメージ

中華料理の調味料としてよく使われる豆板醤ですが、豆板醤とは、中国の四川省が発祥の調味料で、原材料にはそら豆、大豆、ごま油、米、唐辛子、塩などが使われています。

中華料理の中でも麻婆豆腐や坦々麺などピリッとした辛さがアクセントの料理に使うとより美味しく、本格的な味になります。

中華調味料やアジアの調味料

中華調味料以外にも、アジアではさまざまな発酵調味料があります。例えばコチュジャンは朝鮮半島で使われる発酵調味料です。唐辛子味噌とも呼ばれますが、辛みのある料理が有名な韓国料理には欠かせません。

また甜麺醤と呼ばれる中国の北京を中心に発展し、主に北京ダックなどのタレに使われるものや、香港で使われるXO醤などがあります。

豆板醤とコチュジャンはどう違うの?

中華調味料のなかでも、豆板醤とコチュジャンは違いがわからないと言われることがあります。

違いとして、発祥地は豆板醤は中国、コチュジャンは韓国です。味はコチュジャンにはもち米麹が原材料に使われているので甘みが出るため、辛みが少しだけマイルドになっています。

食品雑貨 豆板醤の選び方

豆板醤にも様々な選び方があるので、ポイントに沿って解説していきます。

辛さの違いで選ぶ

辛さは少し違うだけで味覚におおきな変化があるので、本格的な辛さにしたいのか、味付け程度にして辛さはあまり出さないようにするのかなど好みによって選びましょう。

本格的に辛くしたい人であれば、唐辛子の粒が入っているタイプの方が辛さを感じやすいのでおすすめです。また辛みを抑えたい場合には、原材料に唐辛子よりもそら豆が多く使われているものや、そら豆の旨味が特徴の商品を選ぶようにしましょう。

料理に合った荒さで選ぶ

豆板醤の挽き方によって味の感じやすさが変わってきます。粗挽きや粒が残っているタイプであれば辛さを感じやすいですが、細かい場合や液状になっている商品であれば辛さが控えめなので、辛いのが苦手な人と一緒に食べる場合でも食べやすく、豆板醤の旨味をより味わうことができます。

使いやすい容器を選ぶ

豆板醤はビンだけでなく、さまざまな容器に入って販売されています。家庭でどのように使うかによって適切な容器を選んでおくと、調理する際にとても便利です。

チューブタイプ
少量ずつ出しやすく手軽に使用できます。

液体タイプ
液状なので料理になじみやすく、下味などの漬け込みにも使いやすいです。

ビンやボトルタイプ
大容量で販売されていることが多いので、頻繁に使う人であればコスパが良いです。

原材料で選ぶ

基本的な原材料はどれも同じですが、なかには国産の大豆を使用している商品もあります。化学調味料があまり使われていないかも、気になる人はチェックしてみてください。

食品雑貨 カルディで買える中華調味料8製品でベストバイを決定

カルディで買える中華調味料8製品でベストバイを決定 イメージ

棚を見上げてみたり、下を覗き込んだりと、カルディの商品探しはまるでお目当ての本を探しているかのような感覚です。

それもそのはず、カルディの店内は西洋の図書館をイメージして設計されていて、迷いつつも楽しみながら買い物できるのがカルディならではとなっています。

カルディで買える中華調味料8製品でベストバイを決定 イメージ2

商品数が非常に多いカルディですが、中でも調味料はリーズナブルで使い勝手がいいと評判です。リピート買いする人も多く、入手困難な商品も珍しくありません。

今回はそんなカルディの中華調味料を検証することにしました。カルディオリジナルから本場で使われているものまで、8製品を集めて比べてみると…?

食品雑貨 プロの味へ格上げできる中華調味料

検証するのは、餃子やラーメン、チャーハンに欠かせない中華系調味料8製品。この中から「かけるだけ、入れるだけで美味しくなる魔法の中華系調味料」を探します。

検証には3名の食のプロにご協力いただきました。

プロの味へ格上げできる中華調味料 イメージ

テストの結果は、ベストバイに選ばれたものをS評価、かけるだけで美味しいものをA評価、何にでも合うものをB評価、普通に美味しいものをC評価、若干ハズレの傾向があるものをD評価としています。

今回食べ比べた8製品のうち上位4製品は高評価でしたが、下位には辛さや風味がイマイチで残念な製品もありました。それでは、早速気になる結果をどうぞ!

記事1位BEST 絶妙な甘辛さと抜群の歯ごたえ!本場の味になる食べる麻辣醤

カルディオリジナル:食べる麻辣醤:調味料

カルディオリジナル
食べる麻辣醤
実勢価格:415円

内容量:110g

▼テスト結果
 評価:S


カルディオリジナルの食べる麻辣醤(マーラージャン)が、見事ベストバイとなりました。花椒や唐辛子に加え干しえびや松の実、八角、ニンニク、ゴマなどをミックスすることで絶妙な辛み&うま味を実現しています。

絶妙な甘辛さと抜群の歯ごたえ!本場の味になる食べる麻辣醤 イメージ

コチュジャンが効いていて、スプーン1杯分かけるだけで料理が本格的になりますよ。

風間章子 氏
料理家
風間章子 氏 のコメント

辛みと甘み、さらに風味とのバランスが最高です!

絶妙な甘辛さと抜群の歯ごたえ!本場の味になる食べる麻辣醤 イメージ2

餃子にちょんとつけるだけで、あっという間に本場の味に。コチュジャンも効いています。

北山みどり 氏
調理道具研究家・幸せ食生活ヒラメキスト
北山みどり 氏 のコメント

男性が好きそうな濃い味なので、どんな料理にも合います。

絶妙な甘辛さと抜群の歯ごたえは中毒性MAX! 具材がしっかり入っているので、調味料としてだけなく、そのままご飯にかけて、おかずとしても楽しめます。白いご飯がグイグイ進みますね!

記事2位BEST 肉料理に入れると本場の味になる台湾で人気のサーチャージャン

牛頭牌:サーチャージャン:調味料

牛頭牌
サーチャージャン
実勢価格:777円

内容量:250g

▼テスト結果
 評価:A


A評価だったのは、肉の旨みが強く効いている牛頭牌 甜沙茶醤。「沙茶(サーチャー)醤」は台湾で人気のバーベキューソース。肉料理に入れるだけで本場の味が再現されます。

風間章子 氏
料理家
風間章子 氏 のコメント

肉の旨味が強く、使いやすい。これだけで台湾の味に。

記事3位BEST チャーハンや野菜炒めに!素材にこだわった風味豊かなXO醤

李錦記(リキンキ) :海鮮XO醤:調味料

李錦記(リキンキ)
海鮮XO醤
実勢価格:658円

内容量:80g

▼テスト結果
 評価:A


李錦記の海鮮XO醤もA評価でした。素材にこだわって作った風味豊かなXO醤。干し貝柱や干しえび、香辛料などを使用し、旨味豊かに仕上がります。チャーハンや野菜炒めにぴったりです。

小越明子 氏
フードコーディネーター
小越明子 氏 のコメント

ホタテとエビの風味が強く、食欲をそそりますね。

4位: しびれる辛さと香りの麻辣醤は麻姿豆腐に不可欠

横浜大飯店:麻辣醤(マーラージャン):調味料

横浜大飯店
麻辣醤(マーラージャン)
実勢価格:324円

内容量:100g

▼テスト結果
 評価:A


こちらの横浜大飯店の中華街の麻辣醤もA評価でした。大豆みそに唐辛子などを効かせた辛味調味料は、麻婆豆腐には不可欠な調味料。しびれる辛さとスパイシーな香りが食欲を促進させてくれます。

風間章子 氏
料理家
風間章子 氏 のコメント

辛さの中に旨味がしっかりと凝縮されていますね。

5位: 素材の風味やコクや香ばしさが日本人にも合う甜麺醤

李錦記(リキンキ) :甜麺醤:調味料

李錦記(リキンキ)
甜麺醤
実勢価格:267円

内容量:100g

▼テスト結果
 評価:B


李錦記の甜麺醤はB評価でした。「甜麺(テンメン)醤」は、上質の大豆でコクと風味を引き出し、練りゴマや醤油で香ばしさを加えた逸品。日本人にも合う広東風の甘味噌です。

北山みどり 氏
調理道具研究家・幸せ食生活ヒラメキスト
北山みどり 氏 のコメント

しっかりとした辛みと適度な甘みは炒め物に最適。

6位: 黒豆を発酵させたトウチジャンはにんにく風味が強め

李錦記(リキンキ):トウチジャン:調味料

李錦記(リキンキ)
トウチジャン
実勢価格:259円

内容量:100g

▼テスト結果
 評価:C


こちらも李錦記ですが、黒豆(とうち)を発酵させ、にんにくを加えたペーストのトウチジャンです。少しにんにく風味が強いため、普通に美味しいC評価でした。

7位: 辛さが物足りなかった李錦記の四川辣豆板醤

李錦記(リキンキ):四川ラー豆板醤:調味料

李錦記(リキンキ)
四川ラー豆板醤
実勢価格:205円

内容量:90g

▼テスト結果
 評価:C


李錦記の四川辣豆板醤もC評価でした。香味豊かな唐辛子をベースに、熟成したそら豆をあえてありますが、辛さが物足りません。

8位: 香辛料の主張がイマイチでインパクトに欠ける桜えび醤

老騾子:桜えび醤:調味料

老騾子
桜えび醤
実勢価格:648円

内容量:95g

▼テスト結果
 評価:C


同じくC評価だったのが、老騾子の桜えび醤。桜えびと一緒に入っている塩気や香辛料の主張が、若干インパクトに欠けます。

食品雑貨 おわりに

以上、カルディで買える中華系調味料の8製品比較でした。ベストバイのカルディオリジナルの「食べる麻辣醤」は、きゅうりやゆで卵にかけても美味しくてつまみになります。売り切れ必至なので、見かけたら即買いをおすすめします。

中華調味料をいつもの中華料理に少し加えるだけでもいつもと違った本格的な味わいになるので、ランキングを参考にしながら自分好みの商品をさがしてみてください。

また、料理の味付けだけでなく、普段食べている料理の味に飽きてしまった場合やちょっとしたアクセントが欲しいときにもぜひ使ってみてくださいね。