食品雑貨 安い“合いびき肉”も美味しくなる!柔らかジューシーな調理法を探求

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スーパーのお肉がイマイチ美味しくないとき、「安いからしかたないわね……」と諦めていませんか?

お肉はシンプルな食材だからこそ、調理法で味が大きく変わるもの。なので、どんなお肉も美味しく食べられるよう、お肉を知り尽くしたプロたちの監修の元、いくつか調理法をテストしてみました。

食品雑貨 3つの調理法を比較検証ベストな揚げ方はどれ?

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今回試すのは合いびき肉。この、スーパーでよく見る合いびき肉を使い、食卓にあがると大喜びのメンチカツを美味しく揚げる方法を検証します。

本当に調理法でそんなに変わってくるの? と思いますよね。でもこれが、本当に驚くほど変わるんです。ということで今回は、3パターンの調理法を実践しながら、比較してみました。その調理法は、以下のとおり。

[パターン1]中温で5分揚げる
[パターン2]中温で8分揚げる
[パターン3]高温で2分揚げる


また、「中温」って何を見ればわかるの? というお料理ビギナーさんのために、油の温度の目安もご紹介します。

▼低温の場合(150~160℃)

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菜箸を油に入れて、箸先から細かい泡が出てきたら、低温に油が温まった証拠です。

▼中温の場合(170~180℃)

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菜箸を入れて、箸全体から細かい泡が浮き出してきたら中温。揚げ物の平均的な温度です。

▼高温の場合(180~190℃)

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菜箸を入れたら箸全体が泡立つ。ここまできたらなかなかの高温になっています。

それでは、どの調理法が一番美味しくジューシーに仕上がったのか? 気になる比較検証の結果を見ていきましょう。

食品雑貨 美味しいメンチカツを作るカギは“中温で5分揚げる”でした!

美味しいメンチカツを作るカギは“中温で5分揚げる”でした! イメージ

一番肉汁があふれて、じゅわじゅわ~なメンチカツになったのは、「中温で5分揚げる」調理法でした!

▼気になる作り方はコチラ

美味しいメンチカツを作るカギは“中温で5分揚げる”でした! イメージ2

油の温度を180℃の中温でキープし、5分間ほど揚げていきます。こんがりときつね色になったら、完成です!

切った瞬間はもちろん、噛めば噛むほど口の中に肉汁が広がります。

食品雑貨 中温で8分揚げると微妙…ちょっとパサつくメンチカツに

中温で8分揚げると微妙…ちょっとパサつくメンチカツに イメージ

「中温で8分揚げる」調理法は、肉汁が出てしまったのか、少しパサついたメンチカツになっていました。お肉ふんわり感はまあまあです。

▼マネするとNGな作り方はコチラ

中温で8分揚げると微妙…ちょっとパサつくメンチカツに イメージ2

油の温度を180℃の中温にキープし、8分間ほどしっかり揚げる調理法だと、衣に火が通りすぎてしまうせいか、パサつくだけでなく固めな食感になってしまいました。

最後は、完全にアウトな調理法をご紹介します。

食品雑貨 高温で2分揚げる方法は中身が半生状態でアウト!

高温で2分揚げる方法は中身が半生状態でアウト! イメージ

中のお肉が一部赤いままで、食べるのが大変危険なメンチカツに仕上がったのは、「高温で2分揚げる」調理法です。衣はキレイに揚がっているのですが、お肉の中心にまでは火が通らずアウトな状態…。

▼マネするとNGな作り方はコチラ

高温で2分揚げる方法は中身が半生状態でアウト! イメージ2

油の温度を200℃の高温にキープし、2分間ほど揚げます。

衣は短時間できつね色になるのですが、中が半生になっている残念なメンチカツが完成しました…。いくら色がよくてもこれじゃあ食べられません。

高温で2分揚げる方法は中身が半生状態でアウト! イメージ3

ということで、うまみと肉汁をギュッと閉じ込める調理法は、「中温で5分揚げる」でした。衣もキレイな色に揚がり、食感もサクサクでおいしいですよ。

いかがでしたでしょうか? 油の温度と揚げ時間を工夫するだけで、肉汁たっぷりなメンチカツを作れることが判明しましたね。「今日ははメンチカツ!」というときは、ぜひ参考にしてみてください。