電気スチーマーとは?
中国の高級キッチン家電メーカー「BUYDEEM」のスチーム調理器は100℃の「スチーム急速」、80℃の「スチーム低温」、40℃の「発酵/解凍」という3段階の加熱 温度設定機能を搭載。
「蒸す」だけではなく、「煮る」や「発酵」などの多彩な調理に対応し、ダイヤルとボタンのシンプルな操作です。また、魚1尾を丸ごと調理できる大容量サイズに加えて、最大6時間の保温や予約モードなど、便利機能が充実しています。
今回、雑誌「家電批評」22年11月号のベストバイに輝いたラッセルホブスと比較テストをしました。
テスト方法
「調理力」は蒸し野菜と卵、豆腐、肉まんを作って食味比較。「機能性」は温度調節方法などの機能をチェック。「使い勝手」は操作性やお手入れで採点しています。
BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」
- BUYDEEMマルチファンクション電気スチーマー
- 実勢価格: ¥35,880〜
- 肉まん
- 蒸し野菜
- 豆腐
- 温度調節の幅
- 使い勝手
- おすすめポイント
-
- 多彩なモードを搭載
- 大容量の料理を作れる
- がっかりポイント
-
- 本体サイズが大きい
- スチーム力が少し物足りない
- 幅
- 33.5cm
- 奥行
- 28.5cm
- 高さ
- 29.5cm
- 重量
- 3.6kg
- 容量
- 2L(給水タンク)、5L(全体)
- 消費電力
- 1040W
BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」のポイントは?
5つの調理モードを搭載
モードはスチーム2種類 (急速・低温)と発酵、予約、保温の5種類。蒸すや煮るなど多彩な調理が一台で可能です。
魚まるごと1尾を蒸せる大容量サイズ
食材を並べる付属の大皿。大きめの魚が丸ごと1尾入るサイズですが、その分本体もかなり大きめ。
ラッセルホブス「クイックミニスチーマー」
ラッセルホブス「クイックミニスチーマー」
- ラッセルホブスRussell Hobbs クイックミニスチーマー 3000JP
- 実勢価格: ¥4,790〜
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アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥5,500〜
- 肉まん
- 蒸し野菜
- 豆腐
- 温度調節の幅
- 使い勝手
- おすすめポイント
-
- しっかり適度に蒸せる
- 小型で設置性は高い
- 操作がわかりやすい
- がっかりポイント
-
- 単モードで容量は小さい
- W
- 15.5cm
- D
- 13.5cm
- H
- 26.0cm
- 重さ
- 0.85kg
- 型番
- 3000JP
【調理力】スチーム温度はラッセルホブスが優秀
蒸し野菜
BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」
半熟卵は少し緩かった。
15分だと十分に熱が回らずかため。卵も白身に緩い部分がありました。
ラッセルホブス「クイックミニスチーマー」
抜群の半熟具合。
芋類はぎりぎり、冷凍野菜や半熟卵は十分な熱の通りで◎。
豆腐
ゆっくり蒸されたためか、なめらかでプルンとした絶品の口当たりに。
ややかための舌触りでしたが、しっかり固まり普通に食べられます。
なめらかな舌触りで見た目もキレイです。
【番外編】BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」で発酵させた肉まん対決
肉まんは味、食感ともに両者ともおいしい蒸し上がり。 ただ、BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」はラッセルホブス「クイックミニスチーマー」より長時間蒸さないと皮や具に火が通りませんでした。
【機能性】充実度はBUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」が勝利
BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」はタイマーと空焚き防止に加えて、温度調節が3段階と豊富。また、予約と保温機能も搭載していて利便性が高いです。
【使い勝手】手軽で小型のラッセルが便利
パーツが大きくてお手入れがすこし大変
液晶表示があり、ダイヤルとボタン操作はわかりやすいです。また、パーツが全て取り外せるので隅々まで洗えます。
ダイヤル式で迷わず操作できる
ダイヤルのみのシンプルな操作感。パーツが小さいので、設置やお手入れはスムーズでした。
BUYDEEMは付属パーツが全て食洗機に対応しています。
スチーム力や使い勝手は過去ベストバイにやや及ばず
今回のテストにより、ベストバイに輝いたラッセルホブス「クイックミニスチーマー」。
両モデルの大きな違いはスチーム力です。庫内のサイズが大きいためか、BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」はラッセルホブス「クイックミニスチーマー」より食材の熱の通りが遅め。
特に生と冷凍の野菜を使った蒸し野菜は15分間で、きちんと火が通っていたラッセルとは異なり、BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」は半生やかたさが残りました。
一方、ゆっくり蒸すことでなめらかな食感になる豆腐は、BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」がおいしいという評価に。
もちろん、蒸し時間を長めにしたり追い蒸しをすれば熱の通りを調整できますが、操作の手間や調理時間の長さを考えると、調理力はラッセルホブス「クイックミニスチーマー」に軍配が上がります。
機能性は3段階の温度調節機能や予約・保温を搭載するBUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」が高評価です。使い勝手はパーツがコンパクトで洗いやすく、操作もシンプルなラッセルホブス「クイックミニスチーマー」が勝利しました。
BUYDEEM「マルチファンクション電気スチーマー」は、大容量でスチーム料理をしたい人ならありですが、4万5000円は実力に対して高すぎかもしれません。
今回の記事を参考にスチーマーデビューしてみてはいかが?
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BUYDEEMは蒸し時間を少し長めにするのがおすすめです。