加湿器は本当に必要? 使うメリットは?
冬は空気が乾燥する季節。その理由は、気候の影響と暖房機器を使用することにあります。
暖房を使うと、空気中の水分量が減少して乾燥が進みます。乾燥するほど広い空間にウイルス飛沫が広がってウイルスの活性化も促すので、体調不良の原因になるかもしれません。
そんな乾燥対策に欠かせないのが、加湿器です。
部屋の湿度を上げれば乾燥を防げるだけでなく、空気中に漂うウイルスの活動を鈍くすることもできます。
暖房と共に加湿器を使えば快適空間になる
気温が低いと空気中の水分保持量が少なくなるため、同じ湿度でも実は乾燥しています。 湿度と共に室温の調整も重要です。
快適な湿度の目安はどのくらい?
一般的に快適な部屋の湿度は40〜60%程度が目安です。湿度は高すぎるとダニやカビが発生しやすくなり、低すぎるとウイルスやバクテリアの活動を活発にします。これら人間に害のあるものの影響が少ない湿度が40〜60%。人間にとっての快適ゾーンになります。
湿度は40~60%が目安! 加湿しすぎはNG
引用:https://panasonic.jp/life/air/170077.html
乾燥する冬はたくさん加湿!と思いがちですが、かえって悪影響も。加湿器の「適用畳数」を目安にスペースに合わせた使用が快適に過ごすポイントです。
最適な湿度を保つメリットは?
最適な湿度をキープするメリットは、のど、肌、髪の乾燥を防ぐこと、ウイルスを不活性化すること、体感温度の上昇による暖房機器の節電などです。
湿度を上げれば、のどや肌の乾燥が防げるだけでなく、ウイルスの活性化を鈍らせたり、体感温度が上昇するので、エアコンなど暖房機器の節電も期待できます。
そこで雑誌『家電批評』が、乾燥する冬の室内にうるおいを与えて快適に過ごせる、リビング・寝室用加湿器のおすすめを探しました。
加湿器の選び方は?
パナソニックやシャープ、象印など、加湿器にはさまざまなメーカーの製品がありますが、ネットの口コミやレビューを参考に、自分のお気に入りを探すのは難しいものです。
ここでは、自分に合った加湿器の選び方のポイントをご紹介します。
選び方1:加湿方式
加湿器は加湿方式のタイプによって特徴が異なります。用途や重視するポイントによって選びましょう。
超音波式
超音波式加湿器は、超音波でミストを発生させて加湿するタイプ。内部構造がシンプルな分、消費電力が控え目でデザイン性の高いおしゃれなモデルが多いです。
メリット
- 室温に影響を与えない
- 電気代が低め
デメリット
- 加湿によって室温が下がる
- お手入れを怠ると雑菌繁殖のリスクあり
気化式
気化式加湿器は、水を含ませたフィルターに温風を当て、気化した水分を放出します。加湿した風を遠くまで送れるうえ、ヒーターを使う分雑菌の放出も抑えられます。
メリット
- 水の粒子が小さく遠くまで加湿できる
- 最も電気代が安い
デメリット
- 送風量は多くなりがち
- 製品の中には稼働音が大きいものもあり
加湿しすぎを防ぐ調整機能を搭載したモデルもあります。
スチーム式(加熱式)
スチーム式(加熱式)加湿器は、水をヒーターで加熱した湯気をファンで送り出して加湿します。加湿量が多く、高温の蒸気を放出するため、室温を上げる効果もあります。
メリット
- 菌が繁殖しにくく衛生的
- 室温を上げる効果あり
デメリット
- 電気代は高くなる
- 蒸気によるやけどのリスクあり
とにかくガッツリ加湿したいという人はスチーム式がおすすめです。
ハイブリッド式(加熱気化式)
ハイブリッド式加湿器は、水を含ませたフィルターに温風を当て、気化した水分を放出します。加湿した風を遠くまで送れるうえ、ヒーターを使う分雑菌の放出も抑えられます。
メリット
- 水の粒子が小さく遠くまで加湿できる
- 雑菌放出のリスクが小さい
デメリット
- 電気代はやや高い
- 本体価格が高いものも
ヒーターがある分単純な気化式より消費電力や価格は高くなります。
選び方2:適用畳数をチェック
加湿器を選ぶ際は、使用する部屋の広さに対応した適用畳数の加湿器選びが重要です。
リビング用なら17〜21畳クラスがおすすめ
マンションや一軒家の一般的なリビングなら、プレハブ洋室17〜21畳クラスがおすすめです。部屋の中心やエアコンの下におけば、効率よく加湿できます。
寝室や机上なら小型の卓上モデルもアリ
寝室等の4〜6畳程度の部屋なら卓上モデルがおすすめです。リビング用の大きな加湿器を使うと、かえって過加湿になるので注意!
加湿器のなかでもスチーム式のタイプは、床置きで使うと不意の転倒でやけどの危険もあるので、使用時は注意が必要です。
選び方3:使いやすさ
加湿器を選ぶ際は、サイズやデザイン、使いやすさなども考えて選びたいものです。
基本的な加湿能力はもちろん、操作性や給水のしやすさ、タンク容量、お手入れのカンタンさ、電気代、静かさも重視したいです。
赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭なら、安全面を重視して、吹き出し口や上部が高温にならない気化式やハイブリッド式がおすすめです。
リビング向け加湿器の人気商品を徹底比較
今回は、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販でも購入できる、リビング・寝室向けの17〜21畳クラス加湿器で加湿方式が異なる6製品をピックアップ。
次の7項目を比較検証しました。
1:加湿性能(40点)
恒温恒湿室※で加湿器を強モードで運転し、室内4地点の湿度推移を測定。また、試験前後の加湿器重量から吐出した水量=加湿量も計測しました。
室内4地点の湿度上昇幅、室内4地点の湿度のムラの少なさ、加湿量の多さ、そして加湿性能公称値の4項目から加湿性能を総合的に評価しました。
※室温20度・湿度30%・7畳程度の空間でテストしています
2:お手入れしやすさ(20点)
掃除が必要なパーツ数や掃除の難易度・頻度をもとに評価しました。
3:給水しやすさ(5点)
給水の手軽さ、タンクやトレーの構造をもとに手軽さをチェックしました。
4:機能性(10点)
運転モード数、タイマーやチャイルドロック、付加機能等の数で評価しました。
5:操作性(5点)
操作パネルの明快さや位置、取っ手の有無等をチェックしました。
6:静音性(10点)
各モード時の稼働音を一定距離から測定。騒音値が低い静かな製品を高評価に。
7:消費電力(10点)
強モードで一定時間運転したときの消費電力を測定し、1時間あたりの電気代を算出しました。電気代がかからないほうが高評価となっています。
※1kWhあたり31円で計算しています
以上を比較検証した結果、評価の高かった加湿器のおすすめ商品をランキングで発表します。
加湿器のおすすめは?
加湿器のおすすめ比較表
プロと一緒に実際に使ってみた、加湿器のおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ダイニチハイブリッド式加湿器 HD-RXT723
|
|
部屋をムラなく加湿できる/各モードともに稼働音が静か/ハイブリッド式ながら電気代は安め |
375mm |
210mm |
375mm |
5.1kg(約) |
ハイブリッド式 |
19畳畳(洋)、12畳(和) |
||||||||
シャーププラズマクラスター 加湿器 HV-S75
|
|
水位が下がったらすぐ給水できる/機能が充実し操作性も高い/スリムな形状で見た目も◎ |
272mm |
220mm |
455mm |
5.2kg(約) |
ハイブリッド式 |
21畳(洋)、12.5畳(和) |
||||||||
スリーアップ多機能スチーム加湿器「スチームポット」 ST-T2370
|
|
お手入れのしやすさは随一/稼働音がとっても静か/モードや設定が豊富 |
240mm |
240mm |
320mm |
2.5kg(約) |
スチーム式 |
17畳(洋)、10畳(和) |
||||||||
パナソニックヒーターレス気化式 加湿機 FE-KXW07
|
|
電力消費が控えめ/ナノイーなどの機能が豊富 |
375mm |
186mm |
375mm |
5.2kg(約) |
ヒーターレス 気化式 |
19畳(洋)、12畳(和) |
||||||||
ドウシシャスチーム式加湿器 mistone 600S
|
|
お手入れが超簡単! |
221mm |
232mm |
346mm |
2.6kg(約) |
スチーム式 |
17畳(洋)、10畳(和) |
||||||||
三菱重工冷熱スチームファン蒸発式 加湿器 roomist SHE60XD
|
|
静音性は満点評価 |
221mm |
297mm |
308mm |
4.0kg(約) |
スチーム式 |
17畳(洋)、10畳(和) |
【1位】ダイニチ「ハイブリッド式加湿器 HD-RXT723」
- ダイニチハイブリッド式加湿器 HD-RXT723
- 実勢価格: ¥21,780〜
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- 加湿性能
- お手入れしやすさ
- 給水しやすさ
- 機能性
- 操作性
- 静音性
- 消費電力
抜群の加湿性能で稼働音も静か
加湿器のおすすめランキング1位でベストバイに輝いたのは、ダイニチ(Dainichi)「ハイブリッド式加湿器 HD-RXT723」。
恒温恒湿室で行った加湿性能テストでは、30分間で4カ所それぞれの平均湿度を30%から70%まで上昇させました。
測定した4カ所の湿度のバラつきも少なく、加湿性能は文句なし!
ハイブリッド式なので加湿された空気がファンにより遠くまで届くうえ、超音波式の加湿器に多い水滴溜まりも防げます。
消費電力はパナソニックに次いで、2番手の高評価。基本の加湿性能が高いので、エコモードを活用すれば十分な加湿をしながら、節電効果も期待できそうです。
操作ボタンは天面に配置され視認性も良好。床置きでも難なく操作できました。
パーツの多さからお手入れしやすさの評価はポットタイプのスチーム式と比べるとやや劣りましたが、トレイの排水やパーツの取り外しやすさはまずまずの簡単さでした。
価格はスチーム式や超音波式の加湿器と比べるとやや高めですが、部屋をムラなく加湿したい人、就寝中も使用する人、電気代が気になる人におすすめです。
- 電気代:9.9円(強モードで1時間稼働)
- おすすめポイント
-
- 部屋をムラなく加湿できる
- 各モードともに稼働音が静か
- ハイブリッド式ながら電気代は安め
- がっかりポイント
-
- お手入れモードは非搭載
- 幅
- 375mm
- 奥行
- 210mm
- 高さ
- 375mm
- 重量
- 5.1kg(約)
- 加湿方式
- ハイブリッド式
- 適用畳数
- 19畳畳(洋)、12畳(和)
- 型番
- HD-RXT723(T)
30分で室内の湿度をムラなく上げた
室温20℃、湿度30%に設定した恒温恒湿室において、最も加湿力の強いターボモードで前後左右4カ所の30分間の湿度変化を測定しました。
上記グラフのとおり、湿度にほとんどバラつきはなく、6製品中最高の平均70.8%まで加湿しています。噴出水量から想定した加湿性能は620ml/hと、こちらも高評価でした。
30分間で湿度70%付近を記録したのは本製品とシャープだけ。乾燥した部屋を素早く加湿できそうです。
パーツを乾かすのはちょっと面倒
トレイは本体から給水タンクを抜いて引き出す方式。凹凸が少なく水分を拭きやすいものの、お手入れモードがないため手作業での掃除や乾燥が必要です。
ただ、トレイにはカバーが付いており、トレイ本体に水がつきにくく、水垢汚れやカビの繁殖を防げるという点はうれしいポイントです。
液晶で湿度を表示、動作モードはランプで判別
ボタンは大きめで操作方法もパネルに印字され、操作性は抜群。液晶に湿度やタイマーの設定が表示されるのも嬉しいポイントです。
運転中にタンクの水が少なくなると給水サインの点滅とブザーでお知らせしてくれる機能も日常使用で重宝しそうです。
また、意外と便利なのが取っ手が付いていること。本体はタンクを含めるとやや重量があるので、リビングから寝室への持ち運び時に取っ手が重宝しそうです。
モードの使い分けで寝室でも就寝を妨げない
強モードである「ターボ」、睡眠を妨げない「おやすみ快適」ともに、静かな気化式のパナソニックと比べても遜色ない静音性を記録しました。
強モードで使っても1時間で約10円の安さ
スチーム式のドウシシャと比べて消費電力が少なく、強モードで想定される1時間の電気代は10円を下回りました。これはパナソニックに次ぐ2位の評価です。
モダンなデザインで加湿もしっかり!
見た目もぱっと見、加湿器に見えないモダンなデザイン。リビングの景観を壊しにくいスタイリッシュな見た目の高さも好印象でした。
【2位】シャープ「プラズマクラスター 加湿器 HV-S75 」
- シャーププラズマクラスター 加湿器 HV-S75
- 実勢価格: ¥16,810〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで探す
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- 加湿性能
- お手入れしやすさ
- 給水しやすさ
- 機能性
- 操作性
- 静音性
- 消費電力
上下から給水できて加湿と機能性が優秀
加湿器のおすすめランキング2位は、シャープ(SHARP)「プラズマクラスター 加湿器 HV-S75 」。
シャープは30分の加湿テストではダイニチに次ぐ高成績をマーク。
特筆すべきは加湿ムラの少なさ。前後左右をムラなく加湿してくれるので、部屋の中心近くに設置するのがおすすめです。
適用畳数が大きいうえ、スリムな形状なので場所をとりません。バケツ式の給水トレーをはじめ、お手入れしやすさも高評価となりました。
多機能で加湿性能も高い機能派。手間なく給水したい人や加湿器に一通りの機能を求める人におすすめです。
- 電気代:11.2円(強モードで1時間稼働)
- おすすめポイント
-
- 水位が下がったらすぐ給水できる
- 機能が充実し操作性も高い
- スリムな形状で見た目も◎
- がっかりポイント
-
- 強モードの動作音が大きめ
- 幅
- 272mm
- 奥行
- 220mm
- 高さ
- 455mm
- 重量
- 5.2kg(約)
- 加湿方式
- ハイブリッド式
- 適用畳数
- 21畳(洋)、12.5畳(和)
- 型番
- HV-S75-T
加湿器に欲しい機能が一通りそろっている
運転モードは「おまかせ」「エコ」「おやすみ」など5種類で、シャープならではの「プラズマクラスター」、さらにフィルター乾燥機能など盛りだくさん。
操作パネルから、現在の湿度の目安と給水タンクの水位が確認可能です。
給水トレーを取り出すことなく水を足せる
水位が下がったら、天面の給水口からペットボトルなどで水を入れるだけ。水を汲みに行く手間なく手軽に給水できるのは大きな魅力です。
【3位】スリーアップ「多機能スチーム 加湿器 スチームポット ST-T2370」
- スリーアップ多機能スチーム加湿器「スチームポット」 ST-T2370
- 実勢価格: ¥13,342〜
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アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥13,342〜
- 加湿性能
- お手入れしやすさ
- 給水しやすさ
- 機能性
- 操作性
- 静音性
- 消費電力
使い勝手が超優秀でお手入れのしやすさは随一
加湿器のおすすめランキング3位は、スリーアップ(Three Up)「多機能スチーム 加湿器 スチームポット ST-T2370」。
「お手入れが面倒……」という人には、ポットタイプのスチーム式がおすすめです。使用後に水分を拭き取っておけば、カビや雑菌が繁殖する心配がほとんどありません。
なかでも本製品は加湿量が多く、加湿ムラも少ないので、部屋をしっかり加湿してくれます。
湿度設定やオン・オフタイマーなど、機能も充実していて、取っ手付きで持ち運びもしやすいです。
お手入れがサッと数秒で済むので、とにかくラクにお手入れしたい人におすすめです。
- 電気代:15.5円(パワフルで1時間稼働)
- おすすめポイント
-
- お手入れのしやすさは随一
- 稼働音がとっても静か
- モードや設定が豊富
- がっかりポイント
-
- 消費電力が大きめ
- 幅
- 240mm
- 奥行
- 240mm
- 高さ
- 320mm
- 重量
- 2.5kg(約)
- 加湿方式
- スチーム式
- 適用畳数
- 17畳(洋)、10畳(和)
- 型番
- ST-T2370WH
内側をサッと拭くだけでカビ知らず!
ポットタイプ・スチーム式の加湿器のメリットは、パーツ数が少なく掃除がしやすいこと。
使用後にやわらかい布で内側の水分を拭き取るだけです。「クエン酸洗浄モード」があるので、こびりついた汚れも落とせます。
パワフルに加湿しても動作音は50dB以下
- ecoモード :47.4dB
- パワフルモード:49.4dB
最も加湿力の高いパワフルモードでも50dB以下と好成績。ecoモードはさらに静かでした。
【4位】パナソニック「ヒーターレス気化式 加湿器 FE-KXW07」
- パナソニックヒーターレス気化式 加湿機 FE-KXW07
- 実勢価格: ¥22,699〜
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- 加湿性能
- お手入れしやすさ
- 給水しやすさ
- 機能性
- 操作性
- 静音性
- 消費電力
消費電力テストは他製品を圧倒!
加湿器のおすすめランキング4位は、パナソニック(Panasonic)「ヒーターレス気化式 加湿器 FE-KXW07」。
気化式である本製品は消費電力の低さが魅力。最も加湿力が高い強モードで1時間運転し、0.01kWhという消費電力を記録しました。
電気代に換算するとわずか0.3円で、2位以下に大きく差をつけました。
加湿量が少なかったため加湿性能の得点が伸びませんでしたが、加湿ムラは小さく、テストでは空間を均等に加湿してくれました。
本体天面に操作パネルがあり、直感的に操作できるので迷う心配もありませんが、洗うパーツ数が多く多いです。電気代を節約したい人におすすめです。
- 電気代:0.3円(強モードで1時間稼働)
- おすすめポイント
-
- 電力消費が控えめ
- ナノイーなどの機能が豊富
- がっかりポイント
-
- お手入れする部品数が多め
- 幅
- 375mm
- 奥行
- 186mm
- 高さ
- 375mm
- 重量
- 5.2kg(約)
- 加湿方式
- ヒーターレス 気化式
- 適用畳数
- 19畳(洋)、12畳(和)
- 型番
- FE-KXW07-W
説明書なしでもわかるやさしい操作パネル
操作パネルが本体天面にあるのが嬉しいポイント。各ボタンとランプには文字の表示があるため、操作に迷う心配がありません。
「明るさ切替」ボタンでランプの点灯を暗くできるのも、ユーザー思いです。
トレーも丸洗いできるがパーツ数は多め
給水まわりのパーツは取り外しがカンタンで丸洗いできるのはうれしいですが、パーツ数が多い分評価を下げています。
【5位】ドウシシャ「スチーム式加湿器 mistone 600S」
- ドウシシャスチーム式加湿器 mistone 600S
- 実勢価格: ¥9,450〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥9,450〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥10,729〜
- 加湿性能
- お手入れしやすさ
- 給水しやすさ
- 機能性
- 操作性
- 静音性
- 消費電力
シンプルな構造でお手入れが簡単な一台
加湿器のおすすめランキング5位は、ドウシシャ(DOSHISHA)「スチーム式加湿器 mistone 600S」。
加湿性能は6製品中では平均的。全体では4番手とやや苦戦しました。
スチーム式なので雑菌に強く、シンプルな構造なのでお手入れもラクラク。ほかと比べて電気代がかかるのは惜しいポイントでした。
お手入れと給水をラクに済ませい人にはおすすめです。
- 電気代:15.5円(強モードで1時間稼働)
- おすすめポイント
-
- お手入れが超簡単!
- がっかりポイント
-
- 操作ボタンの位置がイマイチ
- 幅
- 221mm
- 奥行
- 232mm
- 高さ
- 346mm
- 重量
- 2.6kg(約)
- 加湿方式
- スチーム式
- 適用畳数
- 17畳(洋)、10畳(和)
- 型番
- KSY-603WH
使用後は水分を拭き取るだけ!
日々のお手入れは水を捨てて残った水分を拭き取るだけ。
給水には水差しなどを使用します。
【6位】三菱重工冷熱「スチームファン蒸発式 加湿器 roomist SHE60XD」
- 三菱重工冷熱スチームファン蒸発式 加湿器 roomist SHE60XD
- 実勢価格: ¥12,418〜
11/29(金)~12/6(金)Amazonで見る¥12,418〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥13,400〜
- 加湿性能
- お手入れしやすさ
- 給水しやすさ
- 機能性
- 操作性
- 静音性
- 消費電力
スチーム式で電気代も安めで静音性も高い
加湿器のおすすめランキング6位は、三菱重工冷熱「スチームファン蒸発式 加湿器 roomist SHE60XD」。
加湿性能は及第点ながら使用中の稼働音はかなり静か。数値ではベストバイに肉薄する高評価を獲得しました。
部品数の関係で本体が入り組んでおり、お手入れがやや手間なのが難点ですが、静音性で選ぶならおすすめです。
- 電気代:11.2円(Coモードで1時間稼働)
- おすすめポイント
-
- 静音性は満点評価
- がっかりポイント
-
- 使用後のお手入れがやや面倒
- 幅
- 221mm
- 奥行
- 297mm
- 高さ
- 308mm
- 重量
- 4.0kg(約)
- 加湿方式
- スチーム式
- 適用畳数
- 17畳(洋)、10畳(和)
- 型番
- SHE60XD-K
ベストバイの静音モードに迫る
最も加湿力の強いモードでの静音性はNo.1で、ダイニチの静音モードとの差はわずか。就寝中もしっかり加湿できます。
加湿器の有名メーカーの特徴は?
ここでは、加湿器の人気メーカーとその特徴についてご紹介します。
パナソニック(Panasonic)
気化式の加湿器がメインで、お手入れが簡単な構造のモデルが多い。フィルター交換の手間が少なく「ナノイー」も搭載。
シャープ(SHARP)
温風で水分を気化するハイブリッド式がメイン。シャープ特有の「プラズマクラスター」搭載モデルが多く、加湿以外の機能が豊富。
象印マホービン(ZOUJIRUSHI)
電気ポットのようなスチーム式がメイン。構造がシンプルでお手入れが簡単な点が特徴です。
※今回のランキングにはありません
ダイニチ(Dainichi)
ハイブリッド式モデルが多く、豊富な機能や静音性が特徴。お手入れまで考えられており使い勝手もいいです。
加湿方式によって価格に大きな差があるので、サイズはもちろん予算に応じて選びましょう。
加湿器のおすすめ まとめ
以上、リビング・寝室向け加湿器のおすすめランキングでした。
今回はリビング使用を前提に、最新加湿器の中からプレハブ洋室17〜21畳クラスで加湿方式が異なる6製品を比較。加湿性能や稼働時の静音性、お手入れのしやすさや最近気になる電気代など全7項目を検証し、乾燥する冬を快適に過ごせる加湿器の最適解を探しました。
長く使いたいならお手入れ機能搭載の最新モデルがおすすめ
今回は、加湿器の肝である加湿機能はもちろん、日々のメンテナンスのしやすさを考え「お手入れしやすさ」の配点を大きくしています。
そんな中でベストバイに輝いたのが、ダイニチ。最大13時間加湿する大型タンク搭載と加湿性能抜群で稼働音も静かです。
また、お手入れ面でベストバイとなったのは、スリーアップ。使用後はサッと内側を拭くだけ、機能性、操作性、使い勝手も優秀です。
せっかく買い替えるならやっぱり長く使いたいもの。加湿器選びは、お手入れ機能搭載の最新モデルやお手入れのしやすさをポイントに選ぶのがおすすめです!
ベストバイは大型なのに電気代も安いダイニチ
ダイニチ
ハイブリッド式加湿器 HD-RXT723
ダイニチ「ハイブリッド式加湿器 HD-RXT723」は、基本の加湿性能が高く、エコモードで節電効果も期待できそうです。
スチーム式に比べるとお手入れするパーツがどうしても多いのですが、機能性・操作性も優秀。部屋をムラなく加湿したい人におすすめです。
お手入れしやすさならスリーアップ
スリーアップ
多機能スチーム 加湿器 スチームポット ST-T2370
スリーアップ「多機能スチーム 加湿器 スチームポット ST-T2370」は、総合ランキング3位ながらお手入れのしやすさ評価がベスト。日常的なお手入れは内側を拭くだけでOKです。
加湿器は加湿方式や機能によってさまざまな特徴があります。ライフスタイルに合ったタイプを見つけ、本記事のランキングを参考に用途にあったお気に入りを探してみてください。
加湿器の売れ筋ランキングもチェック!
加湿器のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
家電量販店の売れ筋は安価な超音波式モデルがダントツです!