パッシブスピーカーの魅力は?

パッシブスピーカーの魅力は? パッシブスピーカーおすすめ イメージ

「おうちでも、ライブ会場の特等席にいるような音質で音楽を堪能したい!」そんな夢を叶えてくれるのが、10万円クラスのパッシブスピーカーです。

「10万円は高すぎ!」と思うかもしれませんが、さらに高額な高級機の技術が投入されているうえ、コンパクトで設置も容易なので実はコスパもいいんです。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

ヘッドホンとは違い体全体で音楽が楽しめます。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

自分好みにセットアップできる楽しさがあります。

スピーカーの醍醐味1:音の広がりと深み。自分だけの空間

スピーカーから出る音は、左右だけでなく上下や前後にも広がり、ヘッドフォンにはないスピーカーならではの魅力があります。

しかもこの音の広がり方は、自分の好みに合わせて調節が可能。スピーカーの位置や左右の距離、スピーカーの向きを調節するだけで音像定位や立体感が変化します。

自然な音の広がりを楽しんだり、音に包まれながら音楽に没頭するなど、自分だけの空間で存分に楽しめるのです。

スピーカーの醍醐味1:音の広がりと深み。自分だけの空間 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

スピーカーの設置やセッティングに決まりはあるものの、厳密ではなく、自分好みでセッティングできるのがスピーカーの醍醐味です。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

スピーカーの間隔や向きを変えて自分好みにしましょう。

スピーカーの醍醐味2:圧倒的な臨場感がいい!

高音質なスピーカーで音楽を楽しむ最大の魅力は、「圧倒的な臨場感」に尽きるでしょう。

まるで演奏者やボーカルが目の前にいるかのような感覚で、ライブ音源であれば、会場の空間や熱気まで伝わってくるようです。

さらに、音質が向上することで、聞き慣れた曲なのに今まで気が付かなかった音や、演奏者の技術を細部まで感じ取ることができます。

高音質なスピーカーに替えて普段聴いている音楽を再生すると「こんな音鳴ってたっけ?」と驚きます。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

圧倒的な臨場感を体験すると、スピーカーの魅力にハマります。

家電批評がパッシブスピーカーをテスト

家電批評がパッシブスピーカーをテスト パッシブスピーカーおすすめ イメージ

今回、雑誌『家電批評』は人気メーカーのパッシブスピーカー9モデルをオーディオのプロと共に比較テスト。

一度聴いたら確実にハマってしまう一台を探しました。

パッシブスピーカーの選び方は?

パッシブスピーカーの魅力が分かったところで、次に気になるのは選び方。

ここからは、パッシブスピーカーを選ぶ際に抑えておきたいポイントを解説します。

選び方1:アクティブスピーカーとの違い

市販のスピーカーはアクティブスピーカーパッシブスピーカーの2種類に大きく分けられます。

アクティブスピーカーはスピーカーにアンプを内蔵しているので、CDプレーヤーなどの再生機器を直接接続でき、セッティングがとても簡単。

一方、パッシブスピーカーはアンプを内蔵していないため、別途用意する必要があります。

しかし、スピーカー本来の音質を楽しめ、さらに好きなアンプやスピーカーケーブルを組み合わせることで、より自分好みのサウンドで音楽を楽しめるのがパッシブスピーカーを選ぶメリットです。

パッシブスピーカーのメリットは組み合わせの自由度

パッシブスピーカーのメリットは組み合わせの自由度 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

気に入ったアンプを選んでケーブルにもこだわれます。

さらにサブウーファーを追加するなど、自分好みの音を作れるのが最大の魅力です。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

予算や嗜好に合わせて選べるのが楽しい!

パッシブスピーカーはこんな人におすすめ
  • 大好きなアーティストをHi-Fiオーディオで楽しみたい
  • 体全体で音楽を感じたい
  • 将来的に好みにアップグレードしたい

アンプを内蔵するアクティブスピーカー

アンプを内蔵するアクティブスピーカー パッシブスピーカーおすすめ イメージ

スピーカーに再生機器を直接接続できるので、これだけで完結。

音のバランスもまとまっていて手軽です。

選び方2:アンプの予算はどのくらい?

パッシブスピーカーを使ううえで、アンプは必要不可欠。

アンプは価格差が大きいので、スピーカー価格の半分程度を目安にすることをおすすめします。10万円のスピーカーであれば、5万円以上という具合。

新たにアンプを購入する場合は、オーディオショップで使用するスピーカーを伝え、店員さんに相談するのがベストです。

最新のアンプはストリーミング対応がトレンド!

CDプレーヤーなど、従来型の再生機器のほか、スマホやデジタルオーディオプレーヤーとWi-Fiなどで無線接続できるアンプも増えています。

接続が手軽なうえ、配線が不要なので見た目がスッキリ。さらに一部のアンプは、Amazon Musicなどのストリーミング再生を高音質で再生できます。

Wi-FiやBluetooth接続なら、面倒な配線が不要でお手軽
Wi-FiやBluetooth接続なら、面倒な配線が不要でお手軽 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

スマホなどをBluetoothでアンプに接続するときは、コーデックに注意。

LDACやaptX HD&Adaptiveなどに対応していないとハイレゾを楽しめません。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

Wi-Fi対応のアンプもあるので、iPhoneからAirPlayで音楽が再生できます。

▼今回使ったアンプはコチラ!
▼今回使ったアンプはコチラ! パッシブスピーカーおすすめ イメージ

Linkplay Technology
WiiM Amp

サイズ:W190×D190×H63mm
重量:184g
対応ネットワーク:AirPlay2、Chromecast、Spotify Connectなど
ストリーミングソース:Amazon Music、Spotifyなど

RCA入力のほか、光入力やHDMI、LAN端子を装備。

スマホアプリでもアンプをコントロールでき、各ストリーミングにも対応しています。

パッシブスピーカーのテスト方法は?

各パッシブスピーカーをWiiM Ampに接続し、スピーカーの位置はその都度、音が最適に聞こえる位置に設置。iPhoneからAmazon Musicの音源をAirPlayで再生しました。

以下の検証項目をオーディオライターのゴン川野さん、作曲家・オーディオライターの生形三郎さんならびに編集部で確認しました。

テスト1:解像度

楽器の細部の音や声のカスレなどが再現されているか? 各楽器の音像がしっかりとしているかどうかをチェックしました。

テスト2:聞きやすさ(インパクト)

楽器やボーカルがクリアに聞こえるか? メリハリがあってインパクトはあるか? 音楽として聴きやすいかどうかをチェックしました。

テスト3:音域のバランス

低域から高域までバランスよく再生されているかをチェックしました。低域がまったく出ていないなどは点数が低くなります。

テスト4:音像定位

各楽器(演奏者)の位置がちゃんと感じ取れるか? 音の広がりや奥行き感が感じられるかどうかをチェックしました。

テスト5:ダイナミクス

楽曲本来の音の強弱がしっかりと再現されているかに注目。音のメリハリが感じられないと点数は低くなります。

AV機器パッシブスピーカーのおすすめは?

プロと一緒に実際に使ってみた、パッシブスピーカーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A+評価
Polk AudioReserve R200
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ
4.28
4.25 4.00 4.45 4.38 4.20
190mm
354mm
359mm
25.4mm
39~50,000Hz
バスレフ
A+評価
クアドラルSIGNUM 20
パッシブスピーカーおすすめ クアドラル SIGNUM 20 イメージ
4.26
4.13 3.90 4.38 4.45 4.25
170mm
260mm
300mm
リング型
155mm
42~32,000Hz
バスレフ
A評価
デンソーテンECLIPSE TD508MK4
パッシブスピーカーおすすめ デンソーテン ECLIPSE TD508MK4 イメージ
4.24
4.50 3.90 4.08 4.58 4.00
185mm
264mm
289mm
50~27,000Hz
バスレフ
80mm
A評価
Bowers & Wilkins607 S3
パッシブスピーカーおすすめ Bowers & Wilkins 607 S3 イメージ
4.23
4.38 4.25 3.83 4.50 4.20
165mm
207mm
300mm
25mm
130mm
40~33,000Hz
バスレフ
A評価
Sonus faberLumina I
パッシブスピーカーおすすめ Sonus faber Lumina I イメージ
4.02
4.00 3.75 4.20 4.00 4.00
148mm
220mm
280mm
29mm
120mm
65~24,000Hz
バスレフ
A評価
MONITOR AUDIOSILVER50-7G
パッシブスピーカーおすすめ MONITOR AUDIO SILVER50-7G イメージ
3.89
4.08 3.15 3.88 4.13 3.88
165mm
240mm
284mm
25mm
130mm
47~35,000Hz
バスレフ
A評価
JBLL52 Classic
パッシブスピーカーおすすめ JBL L52 Classic イメージ
3.85
3.63 3.75 4.08 3.88 3.88
197mm
216mm
331mm
19mm
47~24,000Hz
フロントバスレフ
A評価
クリプシュREFERENCE PREMIERE RP-500M II
パッシブスピーカーおすすめ クリプシュ REFERENCE PREMIERE RP-500M II イメージ
3.82
3.70 3.75 4.25 3.63 3.75
173mm
270mm
344mm
254mm
133.4mm
50~25,000Hz
バスレフ
A評価
KEFQ350 Bookshelf Speaker
パッシブスピーカーおすすめ KEF Q350 Bookshelf Speaker イメージ
3.73
3.63 3.50 3.95 3.88 3.58
210mm
306mm
358mm
25mm
165mm
63~28,000Hz
バスレフ

A+評価【1位】Polk Audio「Reserve R200」

家電批評: ベストバイ[リボンなし]
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ1
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ2
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ3
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ1
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ2
パッシブスピーカーおすすめ Polk Audio Reserve R200 イメージ3
  • Polk AudioReserve R200
  • 検証時価格: ¥89,950

総合評価: 4.28

 
解像度
 4.25
聞きやすさ
 4.00
音域のバランス
 4.45
音像定位
 4.38
ダイナミクス
 4.20

演奏や楽器のディティールもしっかりと伝わる ハイレゾ音源も鮮やかに再現!

パッシブスピーカーのおすすめランキング1位でベストバイは、A+評価のPolk Audio(ポークオーディオ)「Reserve R200」

Polk Audioは、アメリカを代表する老舗メーカーで「アメリカンHi-Fiサウンド」がコンセプト。日本市場への本格参入は2020年と最近ですが、高音質と価格の安さで注目されています。

実際に再生してみると、JBLなどに代表される塊感のあるパワフルなアメリカンサウンドとは違い、高い解像度と帯域のバランスが取れたサウンドです。

また、ウォームな音色がこのスピーカーのよさを引き立てていて、ボーカルや楽器をつややかでなめらかに表現してくれます。

今回の視聴曲の1つ、ヨルシカの「晴れる」は、サビから高域が目立ってキンキンとうるさく聞こえるスピーカーが多いなか、「Reserve R200」は一番なめらかに聞こえました。

なお、ハイレゾオーディオ認証を取得しているので、ハイレゾ対応のサブスク音源とも相性ばっちりです。

おすすめポイント
  1. クリアでバランスの取れた音
  2. 深みのあるパワフルな低音域
がっかりポイント
  1. 木目が少しチープ
190mm
奥行
354mm
高さ
359mm
重量
8.7kg(1台)
ツイーター
25.4mm
ウーハー
165.1mm
周波数特性
39~50,000Hz
エンクロージャー
バスレフ
型番
Reserve R200

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

中高域が自然でボーカルがなめらか。低域の解像度も高い。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

独自のバスレフポート技術などが生きたグレードの高い音。

3人の学生が作ったオーディオメーカー

3人の学生が作ったオーディオメーカー パッシブスピーカーおすすめ イメージ
3人の学生が作ったオーディオメーカー パッシブスピーカーおすすめ イメージ2

1972年、当時まだ学生だったマシュー・ポークら3人が、メリーランド州ボルチモアの小さな一軒家でスピーカー制作をはじめました。「高音質なスピーカーを学生でも手が届く価格で提供したい」という思いだったそうです。

現在もその考えは変わらず、低価格かつ高品質な物作りをしています。

パワフルな低域で高域とのバランスもいい

パワフルな低域で高域とのバランスもいい パッシブスピーカーおすすめ イメージ

デザイン的にも個性的なタービンコーンウーファーを採用。深みのあるパワフルな低音域再生を実現します。

また、クリアで解像度の高いツイーターとの音のつながりがよく、優れた音像定位と帯域バランスのサウンドが楽しめます。

バスレフポートは音質向上の仕掛けが

バスレフポートは音質向上の仕掛けが パッシブスピーカーおすすめ イメージ

背面にある特殊な形状のバスレフポート「X-Port」は、Polk Audioの特許技術。

バスレフの中央にパイプを配置することで中低域のディテール表現を向上させ、バスレフポートから漏れる中低域の共振を取り除きクリアな低域再生を実現しています。

A+評価【2位】クアドラル「SIGNUM 20」

  • クアドラルSIGNUM 20
  • 実勢価格: ¥93,574

総合評価: 4.26

 
解像度
 4.13
聞きやすさ
 3.90
音域のバランス
 4.38
音像定位
 4.45
ダイナミクス
 4.25

高級感のあるデザインと高音質 繊細な広域と豊かな低域が魅力

パッシブスピーカーのおすすめランキング2位は、A+評価のクアドラル(QUADRAL)「SIGNUM 20」でした。

ドイツの高級スピーカーブランドのQUADRAL。ハイレゾ音源を忠実に再現することで高い評価を受けています。

「SIGNUM 20」は、そんなQUADRALの技術を凝縮させたコンパクトなエントリーモデルです。実際に音楽を聴いてみると、その音質の高さに驚かされます。

特に新開発のRicom Σ(リコムシグマ)ツイーターから出力される高域は、澄みきったクリアさと伸びがあり、楽器の響きやボーカルの息づかいまで鮮明に聴き取れます。

中域も高域に負けない明瞭さがあり、オーケストラではパーカッションの連打にも俊敏に反応し、音が曖昧になりません。

低域は1位のPolk Audio「Reserve R200」と比較して弱く感じますが、音に深みがあって、ほどよい量感があります。

このように帯域のバランスが絶妙で、どんなジャンルの音楽も自然な音色で楽しめると感じられました。さすがといった印象です。

また、ダイナミクスにも優れており、クラシックの繊細な表現力も、ロックやポップスの力強さも忠実に再現してくれます。

「SIGNUM 20」は、音質、デザイン、価格のいずれをとっても優れたスピーカーなので、高音質で臨場感のあるサウンドを求めている人におすすめのスピーカーです。

おすすめポイント
  1. クリアで伸びのある高域
  2. 音域のバランスがいい
がっかりポイント
  1. 低域がやや弱く感じる
170mm
奥行
260mm
高さ
300mm
ツイーター
リング型
ミッドウーファー
155mm
周波数特性
42~32,000Hz
エンクロージャー
バスレフ
型番
SIGNUM 20 BLACK 2ホン

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

個人的にはJ-POPと相性がいいと感じました。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

アコースティック音源を魅力的に聴かせてくれます。

ドイツが誇るスピーカーメーカーQUADRAL

ドイツが誇るスピーカーメーカーQUADRAL パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ドイツが誇るスピーカーメーカーQUADRAL パッシブスピーカーおすすめ イメージ2

1972年ドイツで設立されたQUADRAL。

ドイツのスピーカーといえば、SIEMENS(ジーメンス)やBRAUN(ブラウン)、近年では、ELAC(エラック)などが有名ですが、そんな強者ぞろいのドイツ国内でリファレンス(基準ブランド)スピーカーとして認められています。

リングラジエター(ツイーター)

リングラジエター(ツイーター) パッシブスピーカーおすすめ イメージ

新開発のリング型Ricom Σツイーターにより、高域がキンキンしないとても穏やかで繊細な音質。特徴的な広域を鳴らします。

音のキレがいいチタン製ウーファー

音のキレがいいチタン製ウーファー パッシブスピーカーおすすめ イメージ

155mmのチタン蒸着ウーファーから出力される中低域の音質はタイトでキレのあるサウンド。

クラシックからJ-POPまでどんなジャンルにも対応してくれます。

A評価【3位】デンソーテン「ECLIPSE TD508MK4」

  • デンソーテンECLIPSE TD508MK4
  • 実勢価格: ¥62,471

総合評価: 4.24

 
解像度
 4.50
聞きやすさ
 3.90
音域のバランス
 4.08
音像定位
 4.58
ダイナミクス
 4.00

優れた音像定位と立体感で机の上がまるでライブ会場に!

パッシブスピーカーのおすすめランキング3位は、A評価のデンソーテン(DENSO TEN)「ECLIPSE TD508MK4」。卵型の独特の形状が目を引くブックシェルフスピーカーです。

音楽を鳴らしてまず驚くのは、優れた音像定位と空間表現力。左右の広がりだけでなく、上下奥行きまでしっかりと感じられ、まるで目の前にボーカルやギターがいるような感覚で立体的なサウンドが楽しめます。

これはサラウンドスピーカーとは異なる独特な立体感で、今回検証したスピーカー9製品のなかでも音像定位は最高評価を獲得しました。

さらに驚いたのは、解像度の高さ。細かい音まで忠実に再現され、わずかにかすれたボーカルの声質や16ビードを刻むハイハットの粒立ちがしっかりしています。

さらに中域から高域までを1つのユニットで再生するため、音のつながりがよく、自然な音像を再現するのが得意なスピーカーなんです。

ただ、こうした「ECLIPSE TD508MK4」の素晴らしいサウンドを楽しむには、スピーカーの設置を丁寧に行う必要があります。

また、スピーカーとの距離はあまり離さず1m以内で設置するのが、このスピーカーの魅力を最大限に引き出すコツ。

設置の難しさはありますが、音楽の再生はもちろん、映画鑑賞にも最適なスピーカーです。

おすすめポイント
  1. 音の立体感がスゴい
  2. 驚きの解像度
がっかりポイント
  1. スピーカーの設置が難しい
185mm
奥行
264mm
高さ
289mm
フルレンジ
80mm
周波数特性
50~27,000Hz
エンクロージャー
バスレフ
型番
TD508MK4WH 1ホン

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

小音量でもきれいに鳴るのでデスクトップスピーカーに最適。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

他のスピーカーには出し難い3D的な明晰さがある。

独創的な設計と音質の国内メーカー

独創的な設計と音質の国内メーカー パッシブスピーカーおすすめ イメージ
独創的な設計と音質の国内メーカー パッシブスピーカーおすすめ イメージ2

ECLIPSEは、アメリカ向けカーオーディオのブランドとして1988年にスタートし、1995年には国内でもECLIPSEに統一。車好きならECLIPSEのロゴが入ったカーナビを見たことがあるのでは?

2001年に「ECLIPSE TD508MK4」の前身となる卵型スピーカー「512」を発売しました。

正確な音を出すためのデザイン

正確な音を出すためのデザイン パッシブスピーカーおすすめ イメージ

入力信号をダイレクトに出力する独自の技術とユニークな卵型のキャビネットにより、8cmのコンパクトなスピーカーからは想像できない正確で迫力あるサウンドです。

スピーカーの角度調整が簡単

スピーカーの角度調整が簡単 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

スピーカーの向きを自在に変えられるように角度調整機能が備わっています。手で回せるダイヤル式なのでとても便利です。

A評価【4位】Bowers & Wilkins「607 S3」

パッシブスピーカーおすすめ Bowers & Wilkins 607 S3 イメージ1
  • Bowers & Wilkins607 S3
  • 検証時価格: ¥132,000

総合評価: 4.23

 
解像度
 4.38
聞きやすさ
 4.25
音域のバランス
 3.83
音像定位
 4.50
ダイナミクス
 4.20

音のインパクトが強く明瞭感がスゴい 細部まで表現する高解像度な音質

パッシブスピーカーのおすすめランキング4位は、A評価のBowers & Wilkins(バウワース・アンド・ウィルキンス)「607 S3」

Bowers & Wilkins(B&W)は、英国を代表する老舗メーカーです。自然でリアルな音質と細部の表現や、どんな音楽ジャンルにもマッチする汎用性の高さに定評があります。

実際に「607 S3」で音楽を聴いてみると、きらびやかな高域に心を奪われます。インパクトのある音で、非常に粒立ちがいいです。

ただ、ジャンルによってはボーカルのサ行やドラムのシンバル音が気になることも……。低域は控えめですが、タイトで明快さのある音です。

オーケストラやジャズなどに合うスピーカーです。

おすすめポイント
  1. 解像度が高く粒立ちがいい
  2. 抜群の聴こえやすさ
がっかりポイント
  1. 曲調によっては高域の強さが気になる
165mm
奥行
207mm
高さ
300mm
ツイーター
25mm
ミッドウーファー
130mm
周波数特性
40~33,000Hz
エンクロージャー
バスレフ

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

粒立ちとヌケがよく、オーケストラをダイナミックに再生します。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

高域は強めですが、どんなジャンルもパワフルな音で聴かせます。

有名な録音スタジオでも使われています

有名な録音スタジオでも使われています パッシブスピーカーおすすめ イメージ

1966年の設立以来、半世紀以上にわたって高音質なスピーカーを作り続けてきました。

ビートルズで有名なアビー・ロード・スタジオでもB&Wのスピーカーが採用されています。

A評価【5位】Sonus faber「Lumina I」

パッシブスピーカーおすすめ Sonus faber Lumina I イメージ1
  • Sonus faberLumina I
  • 検証時価格: ¥135,000

総合評価: 4.02

 
解像度
 4.00
聞きやすさ
 3.75
音域のバランス
 4.20
音像定位
 4.00
ダイナミクス
 4.00

洗練されたデザインでインテリアにもなじむ 華やかな高域と密度の濃い低域

パッシブスピーカーのおすすめランキング5位は、A評価のSonus faber(ソナス・ファベール)「Lumina I」

Sonus faberは、その美しいデザインと繊細な音質で多くのオーディオファンを魅了し続けているイタリアの老舗メーカー。

「Lumina I」の音質は、解像度こそそれほど高くはないものの、音像の輪郭がはっきりしていてメリハリがあります。音像定位はやや曖昧ですが、芯のしっかりしたサウンドです。

高域はクリアかつ伸びやかで、ハイハットの繊細な音までしっかりと表現。中域は小口径ウーファーならではの明快な音で、歌声や楽器の響きがリアルです。

低域は力強く深みがあり、ベースラインやキックドラムの迫力を感じました。

おすすめポイント
  1. 芯のあるしっかりしたサウンド
  2. インテリア映えするデザイン
がっかりポイント
  1. 解像度があまり高くない
148mm
奥行
220mm
高さ
280mm
ツイーター
29mm
ミッドウーファー
120mm
周波数特性
65~24,000Hz
エンクロージャー
バスレフ

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

ツヤのある音でクラシックや女性ボーカルを引き立てます。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

華やかな高域とギュッと密度のある低域が同社ならでは。

イタリアらしいデザイン性の高さも人気

イタリアらしいデザイン性の高さも人気 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

Sonus faberのスピーカーは、単なる音響機器ではなく、芸術作品と称されるほど美しいデザインも魅力。部屋に溶け込み、洗練された雰囲気を演出できそうです。

A評価【6位】MONITOR AUDIO「SILVER50-7G」

  • MONITOR AUDIOSILVER50-7G
  • 検証時価格: ¥159,500

総合評価: 3.89

 
解像度
 4.08
聞きやすさ
 3.15
音域のバランス
 3.88
音像定位
 4.13
ダイナミクス
 3.88

インパクトには欠けますが小音量でも楽しめる!

パッシブスピーカーのおすすめランキング6位は、A評価のMONITOR AUDIO(モニターオーディオ)「SILVER50-7G」

モニターオーディオのロングセラーモデルとして名高い「SILVERリーズ」の7代目が「SILVER50-7G」です。

音質はクリアで伸びやかですが、こじんまりした印象。音がグッと前に出てくる迫力のあるスピーカーというよりは、小音量でも楽しめるバランス型です。

RST IIバスコーンを採用した130mmミッドウーファー+バスレフで、豊かな低音を再生してくれます(細かさは感じられませんが)。

高域から低域までの帯域のバランスはいいのですが、その分インパクトが弱く、個性に欠ける点が惜しいところ。オールマイティーなスピーカーともいえます。

おすすめポイント
  1. クリアで伸びのいい高域
  2. パワフルな低域
がっかりポイント
  1. 無個性なサウンド
165mm
奥行
240mm
高さ
284mm
ツイーター
25mm
ミッドウーファー
130mm
周波数特性
47~35,000Hz
エンクロージャー
バスレフ
型番
SILVER50-7G BO 2ホン

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

解像度が高くアコースティック楽器の音色がいい。

生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

聴きやすいバランスですが、もうひとつ音の明快さが欲しい。

伝統と革新が融合したモニターオーディオ

伝統と革新が融合したモニターオーディオ パッシブスピーカーおすすめ イメージ

1972年創業。50年以上にわたって高音質スピーカーを作り続けてきた英国を代表する老舗ブランドです。

「Silver」シリーズはエントリー向けモデルとして高い人気があります。

A評価【7位】JBL「L52 Classic」

  • JBLL52 Classic
  • 実勢価格: ¥114,980

総合評価: 3.85

 
解像度
 3.63
聞きやすさ
 3.75
音域のバランス
 4.08
音像定位
 3.88
ダイナミクス
 3.88

温かみがあって個性的な音がいい JBLらしいパワフルな音

パッシブスピーカーのおすすめランキング7位は、A評価のJBL(ジェービーエル)「L52 Classic」

「L52 Classic」は、JBLの伝統を受け継ぎつつ、現代的な技術を取り入れたスピーカーです。

1970年代の名機「L100 Century」をイメージさせるレトロなデザインで、特徴的なクアッドレックスフォームグリルが魅力。インテリアになじみやすく、スッと溶け込んでくれます。

気になる音質ですが、外観同様レトロな仕上がり。解像度は高くないものの、低域の量感に合わせて高域のバランスが取られており、メリハリのある独特なパワフルサウンドです。

音色は温かみがあり、ジャズやポップスとの相性が抜群です。もちろんロックとの相性もよく、レッチリのBlack Summerで鳴るファズエフェクトのギターが格別でした。

おすすめポイント
  1. バランスのいい音域
  2. メリハリのあるサウンド
がっかりポイント
  1. 解像度は高くない
197mm
奥行
216mm
高さ
331mm
重量
5kg(1台)
ツイーター
19mm
ウーハー
133mm
周波数特性
47~24,000Hz
エンクロージャー
フロントバスレフ
型番
JBLL52CLASSICBLU

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
生形三郎 氏
作曲家、オーディオ評論家
生形三郎 氏 のコメント

味付けが濃いめの個性的な音質。ポップス系に向いています。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

うまくまとめた音。一聴してJBLとわかる音質ではありません。

往年の名機をイメージして復活!

往年の名機をイメージして復活! パッシブスピーカーおすすめ イメージ

1946年創業以来、数々の伝説的なスピーカーを生み出してきたJBLは、まさにオーディオ界の巨匠。

そんなJBLの「L」シリーズ待望の新モデルがこの「L52 Classic」です。

A評価【8位】クリプシュ「REFERENCE PREMIERE RP-500M II」

  • クリプシュREFERENCE PREMIERE RP-500M II
  • 実勢価格: ¥86,620

総合評価: 3.82

 
解像度
 3.70
聞きやすさ
 3.75
音域のバランス
 4.25
音像定位
 3.63
ダイナミクス
 3.75

チタン製のツイーターを採用 きらびやかな高域が魅力

パッシブスピーカーのおすすめランキング8位は、A評価のKlipsch(クリプシュ)「REFERENCE PREMIERE RP-500M II」

チタン・ドームツイーターから出るサウンドはクリアで伸びのある高域で繊細な音も逃さず表現。中低域は少しおとなしめですが、タイトでアタック感があります。

トランペットがメインのジャズやオーケストラとの相性がよさそうです。

おすすめポイント
  1. クリアな高域
  2. 魅力的なデザイン
がっかりポイント
  1. 中低域がやや不足気味
173mm
奥行
270mm
高さ
344mm
ツイーター
254mm
ミッドウーファー
133.4mm
周波数特性
50~25,000Hz
エンクロージャー
バスレフ
型番
RP-500M II 2ホン

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

クリアな高域なので金管楽器の入った楽曲が特に楽しめそう。

アメリカの老舗

アメリカの老舗 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

1946年、アメリカで物理学者のポール・クリプシュによって設立されました。70年以上の歴史を持ち、業務用も発売するオーディオメーカーです。

A評価【9位】KEF「Q350 Bookshelf Speaker」

  • KEFQ350 Bookshelf Speaker
  • 実勢価格: ¥76,511

総合評価: 3.73

 
解像度
 3.63
聞きやすさ
 3.50
音域のバランス
 3.95
音像定位
 3.88
ダイナミクス
 3.58

ツイーターとウーファーを同軸上に配置 コアキシャルの魅力を手軽に

パッシブスピーカーのおすすめランキング9位は、A評価のKEF(ケーイーエフ)「Q350 Bookshelf Speaker」

KEFの特徴は、コアキシャル(ツイーターとウーファーを同軸上に配置)を採用したUni-Qドライバーです。

そのサウンドは、クリアで繊細。水平方向の定位がしっかりしていて楽器の位置関係がはっきり再現されていました。

おすすめポイント
  1. 高域の明瞭な音質
  2. 広いリスニングエリア
がっかりポイント
  1. やや低域が不足気味
210mm
奥行
306mm
高さ
358mm
ツイーター
25mm
ミッドウーファー
165mm
周波数特性
63~28,000Hz
エンクロージャー
バスレフ
型番
Q350 サテンホワイト 2ホン

音の傾向

音の傾向 パッシブスピーカーおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

KEF独特の音色はメリハリがあり少しクールな傾向。

1961年創業

1961年創業 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

BBC放送のモニタースピーカー開発も行っているイギリスの老舗メーカー。1993年には初代「Q」シリーズを発売しました。

AV機器スピーカーの設置方法は?

せっかく高性能なスピーカーを購入しても、設置方法で音が悪くなっては本末転倒。

スピーカー本来のサウンドを楽しむために、スピーカーの配置やスピーカーまでの距離など簡単なことを紹介します。

ツイーターと耳の高さを合わせる

最適な音で聴くには、ツイーターと耳の高さを合わせるのが理想です。そのため、普段音楽を聴く場所でラクな姿勢をとり、その位置からスピーカーの高さを合わせるのがおすすめです。

耳の位置がツイーターよりも5~10センチ下がベストといわれていますが、おおよその高さでOK。高さを合わせることで高域をしっかりと聞き取れスピーカー本来の音を楽しめます。

ベストは5~10センチ下

ベストは5~10センチ下 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

ツイーターの高さから、おおよそ5~10センチ下に耳の高さが来るようにスピーカーを設置しましょう。

これにより、低域から高域までバランスのいい音質で楽しめます。

スピーカースタンドを使う

スピーカースタンドを使う パッシブスピーカーおすすめ イメージ

高さが足りない場合、スピーカースタンドが便利。汎用品なら2個セットで5000円台から購入できます。

ウッドブロックを使う

ウッドブロックを使う パッシブスピーカーおすすめ イメージ

少しの高さ調節なら、ホームセンターで売っているウッドブロック使うのもおすすめです。

三角形になるように設置

理想的なリスニングポイントは、自分を頂点にスピーカーとの位置を三角形になるように配置すること。これで自然な広がりのあるステレオ感で聴くことができます。

今回紹介しているスピーカーの場合、スピーカーとの距離は1~2m程度が適当です。また、スピーカーの低音が反響して不自然なサウンドにならないように、壁から30cm以上は離すようにしましょう。

三角形になるように設置 パッシブスピーカーおすすめ イメージ

三角形が設置の基本ですが、絶対ではありません。あくまで基本として覚えておきましょう。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

三角形は、自然なサウンドにする基本。

音を聞きながらスピーカーの向きを調節する

音を聞きながらスピーカーの向きを調節する パッシブスピーカーおすすめ イメージ

音の広がりや音像定位はスピーカーの向き(内外)で調節しますが、これは実際にいつも聴いている音楽を鳴らしながら、気持のいい場所を探すのがいいでしょう。

スピーカーを置く場所にも注意しましょう!

今回紹介したスピーカーは基本的に本棚などの狭いスペースに収納するのはNGです。

ブックシェルフ型なのに? と思うかもしれませんが、近年のブックシェルフは重低音が背面から出るように設計されているため※、狭いスペースに収納すると低音が過剰になり、こもった音に聞こえます。

また、適当な台がないからと床に直置きすることもNGです。スピーカーの位置が下すぎてスピーカー本来のサウンドが楽しめません。

※JBL「L52 Classic」のようなフロントポートのバスレフ型であれば本棚に入れても低音はこもりません。ただし、音像定位が悪くなる可能性はあります。

棚などに入れるのはNG!

棚などに入れるのはNG! パッシブスピーカーおすすめ イメージ

上述のスピーカー配置でも解説したように、スピーカーの周囲には反射や遮るものがないのが理想です。そのため本棚などには極力入れず、開放的なスペースに設置しましょう。

床に直置きしない

床に直置きしない パッシブスピーカーおすすめ イメージ

今回紹介しているスピーカーを床に置くと、高域が聞こえにくく、低域が濁ります。床への直置きはおすすめできません。

AV機器まとめ:エントリークラスながら高音質ぞろいでした!

以上、パッシブスピーカーのおすすめランキングでした。

今回テストしたパッシブスピーカーは、いずれも実売価格15万円以下というエントリーモデルながら、高い性能と期待以上の音質を備えていました。

1位でベストバイを獲得したのは、Polk Audio「Reserve R200」。テスト項目の多くで高得点を獲得しました。解像度や音像定位に優れ、バランスの取れたサウンドが特徴です。

コストパフォーマンスも高く、8万円台という価格以上の価値を感じさせてくれます。

2位になったクアドラル「SIGNUM 20」は、繊細な高域表現が魅力です。ゴン川野さんは、リングツイーターの繊細な音質が気に入り、購入候補に選びました。

特徴的なデザインのデンソーテン「ECLIPSE TD508MK4」は3位。生形さんは「セッティングも含めて追求心をくすぐられました。買うならコレが候補です」と高評価でした。

そのほか、音質の高さで定評のあるMONITOR AUDIOは6位、JBLが7位、KEFが最下位となりましたが、いずれもA評価で実力十分。

別のアンプと組み合わせれば、音質が向上する可能性があります。その組み合わせを探るのもパッシブスピーカーの醍醐味なんです。

記事を参考にお気に入りのパッシブスピーカーを見つけてくださいね。

ブックシェルフスピーカーの売れ筋ランキングもチェック!

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