自宅のテレビをカラオケに!「カラオケサウンドバー」が登場
「自宅でもカラオケできる」というアイテムは、今までもマイクやアプリなどたくさんありましたが、今回登場したのはサウンドバーです。
カラオケサウンドバー KARA×KARA(カラカラ)」とは?
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA(カラカラ)」は、これ1本で自宅のテレビがカラオケになるというサウンドバー。
2023年夏に発売予定ですが、一足先にその実力を雑誌『家電批評』編集部イチのカラオケ好きが徹底チェックしました。
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA」
共同テレビジョン
カラオケサウンドバー
KARA×KARA
実勢価格:¥65,780
サイズ:W916×D115×H80mm・2.5kg
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA」は、テレビにHDMIケーブルで接続するだけで、カラオケが歌えるサウンドバー。キーやテンポの上げ下げ、採点、スマホアプリで操作などができます。
音源はJOYSOUNDのもので、月額1078円のサブスク加入が必要です。
Android TV搭載だから動画視聴もできる!
専用のカラオケアプリのほかにもYouTubeやNetflixなどの動画配信の視聴も可能で、セットトップボックスとしても使えます。
ただし、はじめからインストールされているアプリは少ないので、ダウンロードの必要はあります。
「KARA×KARA」を実際に使って検証
それでは、共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA」を実際に使ってわかったことを紹介していきます。
【マイク】慣れればノリノリで歌える
おすすめ:ワイヤレスで熱唱可能! デュエットもできる
マイクはBluetooth接続なので、有線のわずらわしさがなく、ノリノリで熱唱できます。マイクは2本セットで付属しているので、デュエット曲を2人で歌って楽しめました。
ここは惜しい:声を拾う範囲がちょっとせまい
マイクの上からの声はしっかり拾ってくれますが、側面からの声はたまに認識されないこともあります。
【カラオケ機能】カラオケを簡単に楽しめるけど練習用には不向きかも
おすすめ:お店のカラオケみたいにエコーで気持ちよく歌える
実際に歌うと、お店のカラオケと遜色ないレベル。マイク音量と音楽の音量、エコーの強さなどをそれぞれ調節できる点は非常にいいのですが、ガイドボーカルの音量調節ができないのはやや残念です。
おすすめ:6万円はちょっと高いけど、“お店と同じ”が手軽に味わえる
夏以降は毎月、JOY SOUNDのカラオケボックスに新曲が追加されるのと同じタイミングで新曲が追加されて行く予定です。
接続はHDMIケーブルでつなぐだけと簡単。設定もWi-Fiにつないで、アカウントを登録するだけなので、箱から出してすぐに歌えます。
「KARA×KARA」と同じ環境を整えようとしたら、どれくらいかかる?
マイクやスピーカー、アンプなど、本格的な機器を揃えると4〜5万円はかかるうえ、テレビにミラーリングする必要があるので設定も面倒。無料アプリだと歌える曲数も限られます。
スピーカー付きカラオケマイクの場合は3000円程度で購入できるので安価かつ手軽に準備できますが、機能も少なく音質にも期待できません。アプリも歌える曲数が限られます。
ここは惜しい:採点もできるけど、基準がわからなくてモヤモヤ
音程を基準とした採点バーと、結果があまり合っていないことが多かったです。採点の基準がわからないのはモヤっとします。
ビブラートなどの加点や分析もないので、本格的な練習には物足りません。
【アプリ】便利だけどアップデートに期待
おすすめ:アプリを入れればスマホがデンモクに
アプリは曲の検索や予約など、デンモクのように使え、複数台のスマホから操作できるので、リモコンの順番待ちをしなくてもすみます。
ただ、たまに操作を受け付けないこともあるので、今後のアップデートに期待です。
ここは惜しい:付属のリモコンでは操作しにくい
付属のリモコンでも操作可能ですが、歌っている最中は音量の調節はできるものの、曲の検索や予約など他の操作ができず不便。カラオケ中の操作は基本的にはアプリで行うのがおすすめです。
共同テレビジョン「KARA×KARA」のレビューまとめ
共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA」
共同テレビジョン
カラオケサウンドバー
KARA×KARA
実勢価格:¥65,780
サイズ:W916×D115×H80mm・2.5kg
総合評価:4.0点 / 5点
以上、共同テレビジョン「カラオケサウンドバー KARA×KARA」の検証レビューでした。
本製品は「カラオケで歌いたい!」という欲求をかなり満たしてくれます。しかし、キーを上げ下げすると採点ができなくなり、採点結果の分析もないのはやや不満を感じました。
とはいえ、気がつけば歌った曲の履歴が数ページに渡るほど熱中していました。
約6万円と高額ですが、毎月5000円〜1万円程度をカラオケに費やしている編集部員としては、半年〜1年で元が取れる計算となるので、購入を検討する余地は大いにアリという結論です。
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