ファーウェイのオーディオグラスは最強ベスト更新なるか?
メガネをかけるだけで音楽が聴けて通話もできる、通称「オーディオグラス」。
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear」は、雑誌『家電批評』の検証で過去にベストバイを獲得した製品。音質は良く、メガネとしても使いやすい。値段も約3万円と納得できる範囲です。
今回は、後継の「HUAWEI Eyewear 2」は前機種を超えるのか、プロと検証しました。
オーディオグラスとは?
オーディオグラスとは、左右のつるにスピーカーが内蔵されたメガネ型デバイスのこと。メガネをかけるだけで音楽も通話も楽しめます。
一部のモデルはグラスを入れ替えて度入りグラスやサングラスにできるので、度入りグラスを普段から使っている人も、いつものメガネを使っている感覚で使用できます。
人と話しながら音楽を聞くこともできます。
“聴くメガネ”としての完成度を前機種と比較
オーディオグラスの最大のメリットは、「イヤホンなしで、シームレスに音楽鑑賞や通話ができる」こと。ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」はそれを達成できているのでしょうか?前機種「HUAWEI Eyewear」とともにテストしました。
▼テスト方法は?
前機種と「音質」「メガネらしさ」「ファッション性」「機能性」4項目で比較。
メガネとしての性能を眼鏡作製技能士の稲垣さん、ファッション性をスタイリストの森井さん、オーディオ性能をAV評論家の本田さんとチェック。さらに機能性を編集部にて評価しました。
それではテスト結果を発表します。
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」の実力は?
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」
- ファーウェイHUAWEI Eyewear 2
- 実勢価格: ¥34,364〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥34,364〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥34,670〜
- 音質
- メガネらしさ
- ファッション性
- 機能性
仕事用メガネに超おすすめ!
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」は、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear」の後継モデル。
今回の検証でわかったのは、メーカーがターゲットを仕事向けに絞ったであろうということ。大きく改善されたバッテリー持ち(11時間)は仕事用として十分ですし、通話性能の高さはウェブ会議向きです。音質も仕事を邪魔しないBGM的なサウンドで、音漏れも少ない。
そして、スーツに似合うデザインは仕事にピッタリです!
- おすすめポイント
-
- メガネとしての完成度がさらに上がった
- マイク品質が上がり通話もしやすい
- バッテリー持ちが前機種より2倍近く良くなった
- がっかりポイント
-
- 顔が小さい人はズレやすいかも
- サイズ
- 50mm(約)(レンズフレーム幅)×23mm(約)(ブリッジ幅)
- 重量
- 37.8g(約)
- 型番
- LFT-G00 BLACK
今回比較した「
HUAWEI Eyewear」
- ファーウェイHUAWEI Eyewear
- 検証時価格: ¥32,780〜
- 音質
- メガネらしさ
- ファッション性
- 機能性
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear」は、雑誌『家電批評』2022年8月号でベストバイを獲得したオーディオグラス。ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」の前モデルです。
- サイズ
- 49mm(約、レンズフレーム幅)×22mm(約、ブリッジ幅)
- 重量
- 37.6g(約)
- 型番
- 55035344
【通話性能】マイクの品質が上がりよりクリアに音が伝わるように
特に進化が見られたのが通話音質。AV評論家の本田さんは「マイク性能の進歩が顕著。背景の騒音を適度に遮断します」と高評価でした。ただし音像がやや高域よりで刺激が強く、長時間の通話は辛いかも。
屋外でも風切り音がマイクに入りにくく、通話しやすかったです!
【メガネらしさ】鼻パッドが交換可能でフィット感が高まった!
稲垣さんが特に注目したのは鼻パッド。「Eyewear 2」では交換可能になり、自分にフィットするパッドに変更できます(眼鏡店で手軽に変更可能)。また、素材もシリコン性に変わり、安定感がさらに向上しました。
ただ、顔の横幅が15cmを切る人は要注意。少し広めなので、顔からずり落ちる可能性があります。
▼Eyewear 2
▼Eyewear
緩みにくいロックネジはメガネに欠かせない耐久性の向上に効果的。「Eyewear 2」では鼻パッドなど複数箇所で使用しています。コストのかかるロックネジをこんなに使うのは珍しいとのことです。
ブリッジ部分の素材も変わって、全体的な弾力性がアップしました。顔が少し大きくても適度な圧迫感があります。
「Eyewear 2」は丸顔系の人におすすめです!
- 丸顔との相性:優秀
- 面長との相性:合格
丸顔や逆三角の顔に最適です。特に丸顔は顔をシャープに見せるのにピッタリです。
スーツスタイルやジャケットによく似合います。ただ、実年齢より少し上に見えるかもしれません。
【バッテリー】バッテリー持ちが約2倍に!充電の手間が減少
前機種で約6時間だったバッテリーの持ちが、「Eyewear 2」では約11時間と約2倍に大幅アップ。AV機器である点を意識せず使えることは大事なので、充電の回数を減らせるのは大きい進歩です。
【音質】高評価だった前機種と同レベルをキープ
オーディオグラスとして完成度の高かった前機種「Eyewear」のスピーカー。「Eyewear 2」では大きな向上はありませんでしたが、「BGM的に使用するなら十分に楽しめる音質です」(本田さん)と一定の評価でした。
フレームが細くなりつつも音質面のマイナスはありません。
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」の検証まとめ
以上、ファーウェイ「HUAWEI Eyewear 2」の紹介でした。「Eyewear 2」と前機種「Eyewear」の結果を並べると以下のとおり。わずかな差で新製品の勝利となりました。
「Eyewear 2」は、ファッション性を除く全項目で「Eyewear」を超える結果に。ただし、下にフレームがないため、面長の人は顔が間伸びして見える恐れがあります。
前機種「Eyewear」は、「Eyewear 2」には劣るものの、全体的に高評価。特に汎用性が高いボストン型フルリムはかける人を選びません。こちらも十分おすすめできます。
結論としては、AV機器としてもメガネとしても魅力度アップ。仕事用メガネとしても超おすすめのオーディオグラスです。気になったらぜひチェックしてみてください。
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ファーウェイをはじめ多くのオーディオグラスは音漏れ防止機能を搭載しているので、会話中でもこっそり音楽を聴けます。