2022年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら
今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」において2位に選ばれた最高品質なスピーカー内蔵メガネ、ファーウェイの新オーディオグラス「HUAWEI Eyewear」です。
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear」
ファーウェイ
HUAWEI Eyewear
ボストン型フルリム
実勢価格:2万8800円
サイズ・重量:レンズフレーム幅約49×ブリッジ幅22mm・約37.6g
バッテリー持続時間(音楽連続再生):約6時間
Bluetooth規格:5.2
※ボストン型フルリムはAmazon限定発売のデザインです
ツルの部分にブルートゥーススピーカーが内蔵されているメガネ、通称「オーディオグラス」。このジャンルにファーウェイが新製品を投入したのは2021年の7月でした。雑誌『家電批評』ではA評価をつけ、使用レポも掲載。
「家電批評 オブ・ザ・イヤー」に選ばれた「HUAWEI Eyewear」は、2022年5月に発表された新モデルです。
ポイント1:眼鏡のデザインは3種類
新モデルの「HUAWEI Eyewear」は、前モデルから6〜8g程度の軽量化を果たし、普段使いに適した3種のデザインがあります。
・ボストン型フルリム
・ウェリントン型フルリム
・ウェリントン型ハーフリム
ポイント2:コンパクトなケースで持ち運びやすい
前モデルよりもかさばらないサイズ感の、ソフトな素材のメガネケースが付属。持ち運びにも便利です。
ポイント3:充電は小さなケーブル経由
前モデルでは、充電するのにかさばるメガネケースに入れてUSB接続する必要がありました。新モデルのファーウェイ「HUAWEI Eyewear」は小型の付属コンバータでType-C接続。手軽に充電できます。
ファーウェイ「HUAWEI Eyewear」のウリはここ
フロントフレームが簡単に外せる仕様に。さらに、度付きレンズやPCレンズなどへの交換が全国の「OWNDAYS」店舗でできるようになりました。公式で手軽にレンズ交換ができるのは魅力です。
メーカー曰く「高度な防風設計で、空気の摩擦による歪みを排除。屋外環境でもしっかりと声を拾って、クリアな通話を実現する」とのこと。検証では前モデルとの比較を行いました。今回は、雑音多めの室内で検証しました。
前モデルのオーディオグラスはこちら
ファーウェイ
HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II
SMART KUBO
実勢価格:4万3780円
サイズ・重量:レンズフレーム幅約50×ブリッジ幅15mm・45.45g
バッテリー持続時間(音楽連続再生):最大5時間
Bluetooth規格:5.2
2021年7月に発売されたファーウェイ「HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II SMART KUBO」。
雑誌「家電批評」2021年11月号では、3名の専門家を迎え、ファーウェイを含む7製品でテストを決行しました。「音質やメガネとしての性能は合格点だけど、人を選ぶデザイン」という結果となり、7製品中トップながらA評価に止まりという結果でした。
「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは?
新モデルと前モデルの比較結果
製品名 | 合計 | 音質 | メガネらしさ | ファッション性 | 機能性 |
HUAWEI Eyewear | 86.5/100点 | 18/20点 | 27/30点 | 17.5/20点 (ボストン型) |
24/30点 |
HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II | 75.5/100点 | 12/20点 | 26/30点 | 14.5/20点 | 23/30点 |
※前モデルの音質は「HUAWEI Eyewear」と比較して再評価したため、音質および合計点が前回のテストと異なっています。
前モデルと比較したところ、ファーウェイ「HUAWEI Eyewear」は、充電がしやすくなり、機能性も評価アップ。音楽連続再生時間も約1時間延び、外出時の利便性も上がりました。ただし、IPX4なので浸水には要注意です。
一方、ファーウェイ「HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II」は、声に濁りがあり、音質面での評価が低下。メガネらしさや機能性は優秀でした。特に操作のしやすさは魅力で、直感的に利用可能です。
▼良かった点
- 人の声に厚みがある
- 3種類が用意されて自分に合ったタイプが選べる
- 前モデルよりも蝶番の完成度が飛躍的に向上
▼ガッカリな点
- 全体的に薄くなり耐久性が多少落ちている
- 金属的な艶感がやや安っぽく見える
前モデルの検証のときと同じ3名の専門家と性能を検証した結果、見えてきたのは軽量化にとどまらない進化の数々。
前モデルで課題だった「人を選ぶデザイン」問題が、一般的なメガネのデザインに近づいたことで、大幅に改善されました。また、3種類あるので自分好みのデザインも選びやすいです。
ウリであるフロントフレームの取り外しは「できなくてもレンズ交換は可能で意味があまりない」ということでしたが、メガネ力向上は見事。音質面・メガネらしさでも高評価を叩き出し、前モデルに完全勝利しました。
やや金属的な艶感のせいでオモチャ的な安っぽさがあるものの、装着時にはほとんど気になりません。3万円超えと高額ですが、イヤホン&普段使いメガネとして大活躍できる一台です。
オーディオグラスとして最高品質なので、普段使いするならおすすめです!
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」の第2位に選出されたファーウェイ「HUAWEI Eyewear」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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