2022年のベストバイを発表!「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
【家電批評 オブ・ザ・イヤー2022】の記事一覧はこちら
今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」において第11位に輝いた、驚きの映像美の据え置き4Kプロジェクター、XGIMI「HORIZON Pro」です。
XGIMI「HORIZON Pro」
XGIMI
HORIZON Pro
実勢価格:17万8101円
サイズ・重量:W218.4×D136.2×H208.4mm ・2.9kg
ディスプレイチップ:0.47インチDMD
標準解像度:3840×2160
輝度:2200 ANSI ルーメン
据え置きタイプのプロジェクターでもっとも重視すべきは、やはり画質。XGIMI「HORIZON Pro」は、驚きの映像美で「2022上半期ベストバイ」にも選ばれた据え置き4Kプロジェクターです。
▼メリット
- HDR映像の再生が大変優秀
- 遮光カーテンを閉めれば日中でも実用的な輝度
- 使いやすいリモコン
- Android TVを本体に搭載
- デジタル処理による強力な台形補正で良好な設置性
- 中低域の厚みのある迫力あるサウンド
▼デメリット
- Google PlayでインストールできるNetflixアプリは不具合がある
- レンズにズームやシフト機能がない
「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは
テストでは4Kプロジェクター7製品を比較。その結果、画質・映像面で非常に優れており、正確な発色で超大画面であっても映像の美しさを堪能できるところが評価されました。
10万円台のプロジェクターとは思えないほど精細感もあり、発色も正確なので自分の部屋で使用してみると驚くレベル。テレビサイズとは同じ映像でもまた違った感動があるので、映像を見直したくなります。
また、スピーカーもプロジェクターとしてはかなりハイレベルで迫力ある中低音を再生できるので、いま最もおすすめできる4Kプロジェクターです!
検証方法は?
100インチサイズに投影したときの映像品質を、日中にカーテンで遮光した状態を想定した「うす暗い部屋」と完全な暗室状態の「暗い部屋」でチェックしました。
XGIMI HORIZON Pro(画質評価:19/20点)
「HORIZON Pro」は輝度が高いので、日中でも遮光カーテンを閉めれば十分に視聴できるレベルになります。
階調の再現性、色抜けの良さ(特に暗い色の表現)HDR信号の解釈まで極めて優秀。見映えもふくめて素晴らしい完成度だと言えます。
特にわかりやすいのが山岳地帯の映像。暗部が潰れはせず、照明を消した状態なら山肌の色もしっかり確認でき、HDR映像の再現としては適切です。
また、うす暗い部屋でも色の鮮やかさや深みのおかげで乗り切れるクオリティも持ち合わせています。なお、この機種は結果が良好だったため、うす暗い部屋でも映画向けのモードで視聴しました。
XGIMI「HORIZON Pro」の使い勝手
Android TV搭載プロジェクターとしては優秀な操作性
Android TVの場合「映像を見ながら画質を選ぶ・調整する」というプロジェクターとして当たり前のことができない製品がほとんどです。しかし、XGIMI「HORIZON Pro」は視聴中に画質の変更が可能。この作り込みは評価できます。
気になる点も:Netflixの視聴には要確認事項あり
本体の設定時に提示されるNetflixアプリはを使用しても再生ができません。XGIMIが推奨している「Netflix-Kodi Edition」なら再生可能ですが、それは最初からインストールして欲しいです。
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」の第11位に選出された、驚きの映像美の据え置き4Kプロジェクター、XGIMI「HORIZON Pro」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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