2022年のベストバイを発表!「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2022年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこで1年の締めくくりとしてテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
この1年頑張った自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!
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今回は、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2022」においてベスト30にランクインした、コスパ高すぎなノートPC、ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA(M3500QA-L1135W)」です。
ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA (M3500QA-L1135W)」
ASUS
Vivobook Pro 15
OLED M3500QA
(M3500QA-L1135W)
実勢価格:13万9899円
サイズ・重量:W359.8×D235.3×H20.4mm・約1.65kg
画面サイズ(解像度):15.6インチ(1920×1080)
CPU:AMD Ryzen™ 9 5900HX
メモリ:16GB
ストレージ:SSD 1TB
インターフェース:HDMI×1、USB-C×1、USB Type-A×3、microSDXCカードスロット、マイク・ヘッドホンジャック×1
バッテリー駆動時間:約14.7時間
OS:Windows 11 Home
リモートワークの増加などで、需要が高いのがコストパフォーマンスの高いノートPC。
「15インチ以上」「10万〜18万円」「Windows 11搭載」の3つの条件で各メーカーに“イチ推しの一台”を挙げてもらい、基本性能からサポートまで全8項目のテストでランキングを決定したところ、ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA (M3500QA-L1135W)」が文句ナシの1位に。
これにより、上半期ベストバイにも輝いた製品です。
「オブ・ザ・イヤー」に選ばれた理由とは
有機ELの発色は目を見張る美しさ&処理能力も圧倒的で高コスパ
ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA(M3500QA-L1135W)」は、ノートPCとしては珍しい有機ELディスプレイを搭載しており、CPUはハイエンドクラスの「Ryzen9」。さらに、16GBのメモリ、1TB SSDのストレージと基本性能にスキがまったく見られません。
特に有機ELディスプレイは、画面を開いた瞬間にひと目で違いがわかるほどの美麗さです。高輝度・高コントラストによる色表現はプロの要望にも応えられる性能で、頭脳となる「Ryzen9」の高性能さも相まって、高精彩な映像や画像をストレスなく表示してくれます。
キーボードの打鍵の感触やUSB-Cポートの少なさなどはやや不満ですが、これだけの高性能が、15万円以下で購入できるのは驚きです。
ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA(M3500QA-L1135W)」のメリットとデメリット
ちなみに、メリットとデメリットは以下のとおりです。
▼メリット
- 高性能なRyzen 9を搭載
- 有機ELで映像も超美麗
- 十分なメモリ&ストレージ
- 約1.65kgで比較的持ち歩きしやすい
- 性能と価格のバランスが◎
▼デメリット
- キーボードの打鍵感がやや悪い
- USB-Cポートが少ない
ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QA(M3500QA-L1135W)」の各部位の特徴は以下。
HDMIやカードスロットなど必要なポートが揃っている
USB-Cは1ポートだけですが、必要となるポートが揃っています。
102キーは無難な配置
102キーの日本語キーボードは無難な配置で打ちづらさはないものの、打鍵感は好みが出そうです。
オーディオ機器ブランド認証の音質
底面の左右にスピーカーがあり、Harman Kardon認証のステレオスピーカーが搭載されています。
物理シャッター付きのWebカメラを搭載
92万画素のWebカメラは物理シャッター付きなので、セキュリティ的にも安心です。
画面のキレイさ、見やすさは完璧
有機ELのディスプレイは驚くほど美麗で、ベゼルの幅も細め。視野角の広さも文句ナシです。
8項目のテストで総合点トップを獲得
テストは全8項目で行いました。「基本性能」はベンチマークソフト「PCMark 10」の平均値のほか、メモリやストレージ容量、GPU性能も加味して点数化。
また、「映像」は鮮やかさや色みといった総合的な画面の見え方と視野角について、チェック。「音声」も同様に複数の楽曲を再生し、評価しました。「カメラ・マイク」はWeb会議ソフト「zoom」を使い、画質や音質をチェック。
「サポート」は窓口の種類や数、関連コンテンツのほか、問い合わせの難易度も加味しました。
ハイエンドCPUのRyzen 9搭載で電源をつなぐと抜群の性能
▼基本性能:15/15点
「Ryzen」のなかでも最上クラスのゲーミングPCでも人気のCPUを搭載しています。電源接続時のベンチマークは他機種の2倍のスコアをマーク。メモリもストレージ容量も潤沢で、不便さを感じることはないでしょう。
ただし、電力供給時とバッテリー駆動時のベンチマーク結果を「Core i7-1165G7(インテルのCPU)」と比較してみたところ、前者は高いスコアをマークして、性能の高さを見せつけた反面、後者のスコアは電力供給時の約半分とやや安定性に欠ける結果に。
第12世代のCore iシリーズと比較すべきですが、検証時点(21年末ごろ)では第12世代を搭載するマシンが入手できなかったため、第11世代のCPUと比較しています(ベンチマークはPCMark10で実施)。
▼価格:7/15点
約14万円の実勢価格は安くはありませんが、Ryzen 9に有機ELディスプレイ搭載を考えると、コスパに優れた製品といえます。
画面の美しさや視野角の広さなどはすべて完璧!
▼映像:15/15点
検証した10製品のなかでは桁違いにキレイな映像を表示。色の再現度においては、検証機中というより、ほとんどのノートPCのなかでも最上クラス。高解像度の映像を表示すれば、その美しさを細部まで堪能できます。有機ELの画面は飛び抜けて美麗です。
視野角の広さも申し分ありませんが、強いて言うなら解像度はフルHDを超えて欲しかったところです。
▼音声:7/10点
クリアな音声を再生できるものの、最大音量は小さめ。動画や音楽を大きめの音量で視聴するには力不足の感が否めません。
▼キーボード・タッチパッド:7/10点
比較的無難なキー配置で、入力作業に不足はなし。打鍵の感触がやや悪く、人によっては打ちづらく感じるかもしれません。
▼カメラ・マイク:4/5点
Zoomでの映像・音声は可もなく不可もなくな印象。基本性能が高いので、バーチャル背景を使ったビデオ会議でもカクつきません。
軽量ボディに高性能が詰まっています
▼外観・インターフェース
- 11/20点
本機の重量は15型・据え置き機としては軽量な約1.65㎏。家の中での移動はもちろん、外出時に持ち歩くにもギリギリ許容範囲の重さです。
無線通信もWi-Fi 6に対応しているので、Wi-Fi環境が整っている場所であれば、外出時でもストレスなくネットが利用できます。
外部端子はUSB-A×3、USB-C×1、HDMI×1と、ひと通りそろっていて過不足なし。ただ、タイプA端子の2つがUSB2.0なのがやや残念です。
▼サポート
- 6/10点
電話、メール、チャットとひと通りのサポート窓口を用意。このほか、サポート用の公式LINEも用意されています。
総合評価:72/100点
以上、「家電批評 オブ・ザ・イヤー2022」の第16位に輝いた、コスパ高すぎなノートPC、ASUS「Vivobook Pro 15 OLED M3500QAm(M3500QA-L1135W)」の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、お楽しみに!
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