Apple純正品の半額以下で 本当に丸一日使えるAnker
iPhone 6や6sを使っている方、そろそろバッテリーが“ヘタ”ってきていませんか? そんな人には装着するだけでバッテリー容量が2倍以上になるiPhoneケースをオススメします。実はiPhone 6・6sに対応するバッテリー内蔵ケースは、Amazonなどで探すと意外と種類があります。
「どれも同じでしょ?」と侮るなかれ、実際に使ってみるとバッテリー持ちや使い勝手に違いがあることがわかりました。中でも編集部おすすめはアンカーのウルトラスリムバッテリーケースです。
筆者も1年間以上利用していますが、ヘタらず今でもバリバリ使えています。外出先でも充電場所探しのストレスから解放されました。
Anker
ウルトラスリムバッテリーケース
実勢価格:3999円
サイズ:W130×H153×D70mm・186g
連続動画再生のヘビーな環境で 驚異の7時間超はさすが!
気になる性能面ですが、編集部でライバル機種を集めて動画の連続再生テストを行ったところ、アンカーは7時間を超えるバッテリー持ちを記録。大容量をウリにしているハヤブサモバイルには劣りますが、そのぶんハヤブサモバイルは重量もかなり重いので、日常使いとしてはアンカーでも十分の電池持ちといえます。
6・6s用のApple純正品はバッテリー持続時間が不満…
Apple純正品はケースのバッテリー自体への充電速度はもっとも速く優秀でした。また、端子部分や充電残量の確認しやすさなど、純正品らしい使い勝手の良さがあります。
しかし、何より電池持ちがもっとも短かったのが残念。価格がAnkerの3倍近いことを考えると、致命的なデメリットになってしまいました。7用の同じ純正品ケースでは改善されているようですので、追って調査したいと思います。
使い勝手もめちゃくちゃ重要! Ankerはその点も文句なしでした
使いやすさも重要な要素。この手のケースを装着するとiPhone本体のボタンが押しづらくなる傾向があるのですが、アンカーは各ボタンの周囲が広く窪んでおり、ボタンとの距離も比較的浅めだったので、ケース装着時のボタンの押しやすさも上々。
またiPhoneの本来のサイズよりひと回り大きく重くなるという面はありますが、そのぶんホールド感は上がり、マットな質感も手伝って滑りにくくなります。下部のスペースが広くなるため、手の大きな男性などは、親指でホームボタンを押すのもラクになるのではないでしょうか。
ちなみに、これはApple純正品にも言えることですが、イヤホンジャックは形状によって入らない場合があります。延長用のアダプタが付属しているので、そちらを利用しましょう。iPhone純正のイヤホンは普通に挿せます。
急ぎで充電したいときの裏技! ケースと本体の同時充電が速い
そしてこのバッテリーケース最大の持ち味といえば、取り外しのしやすさ。Apple純正をはじめシリコン素材のケースなどは、一度装着するとカバーを引っ張ったりしてもなかなか取り外せず、無理に外そうとすると破損しそうな雰囲気もあります。
その点、このケースは上部をパカッと外してiPhoneを抜き出すだけなので手間はほとんどかかりません。「ケースなんて付けっ放しでいいじゃん」と思うかもしれませんが、実は急いでいる時こそ、このメリットが活きてきます。
秘技!同時充電(少々大げさですが)。ケースと本体をサクッと取り外して、両方ともいっぺんに充電しちゃえば、限られた時間の中でも効率的に充電が行えちゃうんです。
ケースの方はマイクロUSB、iPhone本体はライトニングなので、それぞれの環境を整えておく必要がありますが、取り外しが簡単だからこそ、夜寝るときに本体だけ持って軽くした状態でごろ寝スマホしつつ、ケースの方ではしっかり充電、みたいな使い方もしやすかったりします。
ところで私、このケース2台持ってます。もう手放せないカラダです。
ちなみに、今回は掲載できなかったのですが、現在Amazonのランキングでは「Icheckey」の7にも対応したケースが1位となっております。そちらについては近日追加テスト結果をご紹介します。