ソーラーバッテリーはいかに 早く蓄電できるかが最大に重要!
ソーラーバッテリーは、いかに早く、より多くの電力を確保できるかが重要です。もちろん、携帯性や使い勝手などの視点もありますが、今回は何よりも優先すべき蓄電性能に絞って検証してみました。
検証は単純! 快晴から曇りになった日と、曇り気味だった日の2回にわけて、それぞれ2.5時間ずつ実際に充電してみて、蓄えられた電気の量を計測。つまり、数字が大きいほうがより充電できた、ということです。
ピーカンなら1時間で満充電になる 「Anker」の蓄電スピードが最強
Anker
PowerPort Solar
実勢価格:5999円
サイズ:幅670×高さ282×高さ5mm(オープン時)
重さ:約417g
出力:DC 5V / 3A
ソーラーパネル5種、電池一体型のソーラーバッテリー3種を検証した結果、圧倒的な能力を見せたのがAnkerの「PowerPort Solar」。特に快晴時の蓄電スピードは頭ひとつ抜きん出ていて、2.5時間で3177mAh。iPhone 6のバッテリー容量は1700mAhなので、ピーカンならば約1時間でフル充電することができる計算です。
テスト結果一覧はコチラ! Ankerのズバ抜けた性能が目立つ
曇りの日でも8製品の中で僅差の2位。単体のソーラーパネル5種は最大出力も調べましたが、こちらもAnkerが一番いい結果となりました。この性能差ならば、価格は一番高いけれどAnker一択でいいんじゃないでしょうか?
ちなみに、電池一体型のタイプはソーラー充電能力が低いことが判明しました。基本はUSBなどで充電するように考えられているから、ソーラーのみで充電しようと思ったらとんでもない時間がかかってしまうことに。
普段から充電しつつ持ち歩いているなら使えますが、そうでないなら別に大容量バッテリーを用意していたほうが現実的です。
Ankerはモバイルバッテリーも 非常に優秀なのでおすすめ
Anker
Anker PowerCore 10000
実勢価格:2299円
サイズ:約幅92×高さ60×奥行き22mm
重さ:約180g
容量:10000mAh
同じくAnkerの「PowerCore 10000」(実勢価格:2699円)なら10000mAhまで充電できるから、iPhone 6なら5台分以上の電気を貯められます。ソーラー充電器と一緒に非常用セットに入れておけば、ライフラインが整わなくても遠慮なくスマホが使い放題できます!