パナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」
パナソニック
食器洗い乾燥機
NP-TML1
実勢価格:¥37,620
サイズ:約W310×D225×H435mm
重量:約7.5kg
電源コード:約1.9m
排水ホース:約0.8m
食器収納点数:6点
一人暮らしにこそ、食洗機は必要なアイテム。自宅での食後は必ず自分で食器を洗う必要があるからです。
それだけに、ひとり用食洗機を開発したのは「さすがパナソニック」というほかありません。
パナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」の特徴は?
パナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」は、コンパクトなサイズと設置性のよさが、まさに「ひとり用」の食器洗い乾燥機。洗浄力は高いのに、かしこく運転することで電力や水の消費を抑えたエコ仕様になっています。
おすすめ:ひとり分にちょうどいいサイズ
食器5点にコップ1個、さらにカトラリーがぴったり収まるサイズ。大皿、茶碗などサイズや形状ごとに、汚れが落ちやすい最適な置き場が決まっています。
おすすめ:操作は非常にシンプル
前面のボタンは上がスタート、下が電源の2つのみ。スタートは普通に押すと洗浄と乾燥を行いますが、長押しすると洗浄のみに切り替わります。
そして、今回はもう少し容量が欲しいという人のために、比較したのがこちら。
サンコー「ラクアmini plus」
サンコー
ラクアmini plus
実勢価格:¥28,800
サイズ:W308×D315×H415mm
重量:約8kg
電源コード:約1.45m
排水ホース:約1.6m
食器収納点数:11〜12点
サンコー「ラクアmini plus」の特徴は?
サンコー「ラクアmini plus」は、前モデル「ラクアmini」のサイズはそのままに、上下Wノズルに進化。洗浄中はガンガン温水を噴射して、食器にこびりついた汚れを落としてくれる食器洗い乾燥機です。
パナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」ではサイズ不足という人には、こちらがおすすめです。
おすすめ:小さめサイズでたっぷり入る
庫内に入る食器は最大12点と、パナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」の約2倍。ひとり分だと余裕があります。ふたり暮らしや、小さな子どものいるファミリーにちょうどいいサイズ感です。
おすすめ:4つのモードを搭載
モードは「通常洗浄/強力洗浄/スピード/水洗い」の4つあり、左のボタンで選択し、右のボタンで開始です。汚れの量や食器の点数に合わせて使い分けできます。
パナソニック「NP-TML1」とサイズ比較:意外と奥行きの約9cm差は大きい
1人用のパナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」と、2人用のサンコー「ラクアmini plus」。横幅はほぼ変わりませんが、奥行きはサンコーが約9cm長め。小さなキッチンの場合、この差で置けるか否かが決まる可能性もあります。スペースは要確認ですね。
以上の特徴を前提に、2製品の「洗浄力」「お手入れ」「給水」「設置性」を比較しました。
「洗浄力」の比較テスト
まずは洗浄力からテストです。結果からいうと、両製品ともに食器にこびりついた汚れをほとんど落としました。
▼検証方法:汚して約1時間後の食器を洗浄&乾燥
日本電気工業会自主基準JEMA-HD084「食器洗い乾燥機の性能測定方法」を参考に、食器を汚して1時間後に洗浄して比較しました。
パナソニック「NP-TML1」
▼テスト結果
洗浄率 | 運転時間 | 注水量 | 電気代※1 |
83.3% | 1時間55分 | 2.8L | 5.7円 |
※1:27円/kWhで計算
パナソニック「NP-TML1」で食器を洗ったところ、箸につけた米粒がわずかにひと粒残りましたが、ほかの食器は合格点。カレー汚れもきれいに落ちました。かしこく動いて電気・水も節約します。
サンコー「ラクアmini plus」
▼テスト結果
洗浄率 | 運転時間※2 | 注水量 | 電気代※1 |
88.9% | 2時間20分 | 3.2L | 7.8円 |
※1:27円/kWhで計算/※2:通常洗浄モードを使用
サンコー「ラクアmini plus」は洗浄中にずっと水を噴射! Wノズルで継続的に高温洗浄を行い、汚れをしっかり落としました。ただ、乾燥後の水垢は多少目立ちました。
「手入れしやすさ」の比較テスト
手入れのしやすさでは両製品ともに優秀。ご飯粒などのお皿に付着していたゴミをフィルターでしっかりキャッチしました。
パナソニック「NP-TML1」
食器に食材の食べ残しが残っていても、床面のフィルターに集まります。
洗浄後はフィルターを外して洗うだけなので、清潔に保てます。
サンコー「ラクアmini plus」
フィルターはしっかり固定されています。残った食材ゴミは底面のフィルターがキャッチ。
フィルターは取り外して洗浄できます。立体的な構造ですがパーツを分解できるので、洗いにくいということはありませんでした。
「給水のやりやすさ」の比較テスト
給水のやりやすさでは差がありました。パナソニック「NP-TML1」は取り外し式なので注ぎやすく、安心感がありました。
パナソニック「NP-TML1」
タンクは本体から取り外し可能。シンク内で給水できるので本体に水をこぼす心配が少ないです。
サンコー「ラクアmini plus」
タンクは本体内部にあり、上部の給水口から水を注ぎます。専用の給水カップが付属。こぼさないように注意が必要です。
「設置性」の比較テスト
設置条件はパナソニック「NP-TML1」のほうが簡単。排水ホースの位置はパナソニック「NP-TML1」が右側で、サンコー「ラクアmini plus」が左側でした。
パナソニック「NP-TML1」
▼取扱説明書記載の設置条件
上方(設置面から) | 側方 | 後方 |
49cm以上 | 0.5cm以上 | 0.5cm以上 |
パナソニック「NP-TML1」では、側方と後方に必要な隙間は1cm以下。小さなキッチンでも置ける理由のひとつです。排水ホースは本体右側にあります。
サンコー「ラクアmini plus」
▼取扱説明書記載の設置条件
上方(上面から) | 側方 | 後方 |
70cm以上 | 10cm以上 | 10cm以上 |
サンコー「ラクアmini plus」は側方・後方に10cm以上の隙間が必要と、熱をもつ家電製品としては一般的な設置条件です。排水ホースは本体左側にあります。
一人暮らしの食洗器はパナソニック「NP-TML1」がおすすめ
パナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」
パナソニック
食器洗い乾燥機
NP-TML1
実勢価格:¥37,620
サイズ:約W310×D225×H435mm
重量:約7.5kg
電源コード:約1.9m
排水ホース:約0.8m
食器収納点数:6点
以上、一人暮らし向けのパナソニック「食器洗い乾燥機 NP-TML1」を、ちょっと容量が多いサンコー「ラクアmini plus」と比較検証しました。
パナソニック「NP-TML1」は大きなキッチンでなくても置けるサイズで、洗浄力も必要十分。使い勝手のよさも強みで一人暮らしにおすすめです。ただ、ひとり用よりもワンサイズ大きいほうがいいなら、強力洗浄のサンコー「ラクアmini plus」で間違いなし。
食洗機があれば、食器洗いの時間を使って食後はゆっくり入浴するもよし、趣味に没頭するもよし。その間に食器洗いは完了しているので、QOLが爆上がりします。新生活のパートナーにもおすすめなので、お買い物の参考にしてみてくださいね。
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