値上げ時代に助かる「安くて良いモノ」はどれ?
値上げの流れは一向に留まることを知らず、ついには「無印良品」や「マクドナルド」まで値上げすることが決まりました。
そんな今だからこそ、ベストバイやハイエンドモデルじゃなくても「こっちで全然良いじゃん!」と思える理由がある「安くて良いモノ」をピックアップ。
各分野のプロが教えてくれたハイコスパのアイテムや、さまざまな製品をテストし続けてきた編集部員が「ベストバイじゃないけどオススメしたい」という製品に加えて、新たに比較検証で見つけたお手頃製品を紹介します。
今回は、書道家や文具の専門家がおすすめする、ペン8製品を紹介します。
セーラー「プロフィット ふでDEまんねん」
セーラー
プロフィット
ふでDEまんねん
実勢価格:2000円
インクの補充形式:カートリッジ式、コンバーター式両用
セーラー「プロフィット ふでDEまんねん」は、書道家のかわくぼみちこさんがおおすすめする、筆のようになめらかに書ける不思議な万年筆です。
曲がったペン先を立てて書けば細字になり、寝かせて書けば、基本技法「永字八法=とめ・はね・はらい」もくっきり表せます。この万年筆を使うだけで文字がおしゃれな雰囲気になるので、書くのが楽しくなります。
筆と万年筆の良さをいいとこ取りした1本です!
呉竹「ZIGクリーンカラー リアルブラッシュ」
呉竹
ZIGクリーンカラー リアルブラッシュ
実勢価格:1618円
セット数:12色
呉竹「ZIGクリーンカラー リアルブラッシュ」も、書道家のかわくぼみちこさんのおすすめ。豊富なカラーバリエーションがそろう筆ペンです。
黄色や黄緑といった薄くなりがちな色も、白い紙の上ではっきり色づくほどの発色の良さです。穂先が短いので筆ペンが苦手な人でも扱いやすいのが特徴。筆圧のコントロールで細字も太字も上手に書くことができます。
手紙やイラストがパッと華やぐ高発色。動きのある線を色とりどりに書ける、何かと使えるカラー筆ペンです。
ペンテル「プラマン」
ペンテル
プラマン
実勢価格:138円
筆記線幅:0.4~0.7mm
ペンテル「プラマン」は、文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんがおすすめするプラスチック万年筆です。
プラスチックのペン先と水性インクで万年筆のような書き心地を楽しめるのが特徴。一定のインク量が出てくるボールペンとは違って、動きのある感情のこもった字が書けます。毛筆や万年筆が苦手な人ほど一度試してみてほしい一本です。
愛され文字が書ける超ロングセラー製品です。
ペン先の角度で雰囲気を出せる
強弱のあるキレイな字が書けます。
三菱鉛筆「ユニボールワンF」
三菱鉛筆
ユニボールワンF
実勢価格:430円
ボール径:0.38mm
三菱鉛筆「ユニボールワンF」は、文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんがおすすめするゲルボールペンです。
ペン先側に重心がかかるスタビライザー機構を搭載したモデル。しっかりグリップできて疲れにくいのが特徴です。軸のマットでテーマ性のあるニュアンスカラーはおしゃれで、手帳やノートのお供に持ち歩きたくなります。
くすみカラーでおしゃれ度もMAXです。
タチカワ「ピュアホワイト」
タチカワ
ピュアホワイト
実勢価格:320円
ボール径:0.5mm
タチカワ「ピュアホワイト」も、文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんおすすめの1本。黒い紙にも文字が書ける白いペンです。
水性ゲルインクが使われており、想像以上の発色。「MONOQLO」と書いてみると文字はほぼかすれることなく、はっきりと書けました。
純白のインクで黒い紙にもくっきり書けます! 白文字というだけでただのメモもおしゃれになります。
なお、濃いめのインクなので修正液として使えるか試してみましたが、インクがまったりしているわけではないため、ボールペンの文字などを消すにはやや力不足でした。
とはいえ、一本170円とコスパもいいので、一本持っておくとちょっとしたメモ書きにも個性が出て印象に残りそうです。
プラチナ万年筆「プレピー」
プラチナ万年筆
プレピー
実勢価格:291円
インクの補充形式:カートリッジ式
プラチナ万年筆「プレピー」は、文房具ライター&ブロガーの猪口フミヒロさんと、文具プランナーの福島槙子さんがおすすめする、万年筆の革命児と呼ばれる1本です。
インクが乾かないスリップシール機構を搭載した本格的な万年筆で、とても一本約300円とは思えない書き心地。色も豊富なのでさまざまなシーンで活躍すること間違いなし。
なめらかに文字が書けます。濃淡のあるおしゃれ文字に!
ゼブラ「サラサクリップ」
ゼブラ
サラサクリップ
実勢価格:70円
ボール径:0.5mm
ゼブラ「サラサクリップ」は、文具プランナーの福島槙子さんがおおすすめするゲルボールペンです。
サラサクリップは、国産ゲルボールペンのなかでも特に安いのが特徴。一本110円とは思えない書き心地で、57色ものカラーバリエーションを楽しめる点も魅力です。
また、ボディのバインダークリップは厚みがあっる場所でもしっかり挟めるため、安心してペンをさしておけます。
サラサラとした書き心地が◎
さらさらとなめらかに書くことができるジェルインク製。鮮やかな色合いで滲みません。このクオリティはお値段以上です!
三菱鉛筆「ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)」
三菱鉛筆
ピュアモルト
(オークウッド・プレミアム・エディション)
実勢価格:3515円
ボール径:0.7mm
三菱鉛筆「ピュアモルト(オークウッド・プレミアム・エディション)」も、文具プランナーの福島槙子さんがおすすめのボールペンです。
大手メーカー品ですが、まるで作家もののような美しさ。ウィスキーの樽から作られているというストーリー性にも、どこか大人のロマンを感じます。
また、木軸は一本一本質感が違い、使うたびに味が出てくるのも醍醐味。使い込むほど手になじむので、特別感もひとしおでしょう。この高級感とデザイン性ならお祝いやプレゼトにも喜ばれるはず。これが万年筆ではなくボールペンというのがまたオツです。
以上、書道家や文具の専門家がおすすめするコストパフォーマンスの高いペン8選でした。
値上げ時代の暮らしに強い助けとなってくれる最強コスパ品の数々、ぜひ活用してみてくださいね。
ペンの売れ筋ランキングもチェック!
ペンのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。