ごはん作り、叶えたいのは「時短」「健康」「節約」
毎日のおうちごはん、悩んでいませんか? 自分なりにがんばってはいるけど、なんとなくモヤモヤを抱えながら料理をこなしているという人も多いかもしれません。
自分も家族も家計も元気になる、そんな食卓が理想的ですよね。そこで『LDK』はムリをしない「時短」、ガマンしない「健康」、切り詰めない「節約」をテーマに、便利なサービスやアイテムをテストで探しました。
今回は節約編より、調理中の節エネ術とおすすめアイテムを紹介します。
調理中の節エネ習慣でお金も時間もカット
▼低圧(従量電灯)の電気料金の推移
出典:一般社団法人エネルギー情報センター「新電力ネット」
2021年から2022年にかけて電気代は30%が上がり、2023年はさらに上がることが決まっています。今までと同じ生活をしていると光熱費が大変なことに……。
そこで今回は、調理中もできる節エネテクニックとおすすめアイテムを紹介します。
今日から始める! 調理中のちょこっと節エネテク7選
節エネテク1:茹でる調理は鍋をまとめる
- 同時調理:7.1円/日
- 別々調理;10.1円/日
茹でる調理は鍋をまとめれば何度も湯を沸かす必要がなくなります。
節エネテク2:グリルで野菜も同時に焼く
- 同時調理:3.4円/日
- 別々調理:6.1円/日
肉も野菜もグリルで同時に調理すれば、1日約3円の節約になります。
節エネテク3:炊飯器の保温は使わない
- ガスで炊飯:4.6円/日
- 炊飯器で保温:13.4円/日
コンロで米4合を2回に分けて炊いた場合と、炊飯器で4合炊き、2合を12H保温した場合の差です。
米は一気に炊いて小分け冷凍しましょう。
節エネテク4:給湯器のお湯から沸かす
- 給湯器から沸かす:4.4円/日
- 水道水から沸かす:4.8円/日
給湯器からお湯を沸かせば沸騰までの時間を短縮できます。
節エネテク5:底が広い鍋を使う
- 24cm鍋:2.9円/日
- 16cm鍋:3.6円/日
鍋底が広い方が熱伝導率が高くなります。
節エネテク6:湯が沸いたらすぐ火を消す
- 沸騰直後消火:3.9円
- 沸騰2分後消火:4.7円
タイマーを活用して沸騰後はすぐに火を消せるようにしましょう。
節エネテク7:冷蔵庫は詰め込みすぎない
冷蔵庫に食品を詰めすぎると庫内温度にムラができます。
適度にすき間を作ることで空気の通り道ができて効率よく冷えます。
料理の際は冷蔵庫を開ける回数も準備と片付けの1回ずつにまとめています。
※上記の節エネテクは東京ガス「ウルトラ省エネブック」参照
家族分のパスタ茹でるならレンチンがお得
家族4人分のパスタを茹でる場合、ガスとレンチンどちらが安いのかを検証しました。
電気代はワットモニターで計測。ガス代は東京ガスへの問い合わせにより、基本料金とは別のB表料金で試算。その結果がこちらです。
▼ガス代と電気代の比較結果
項目 | ガス | レンチン |
湯沸かし | 約11.2円 | 0円(不要) |
パスタを茹でる | 約3.01円 | 約5.67円 |
ガスでパスタを茹でる際は、湯沸かしが必要になり家族4人分4Lを沸かす時点で11円超え。さらに、水とガス代に加えて大きな鍋を洗ったり手間がかかります。
一方、レンチンは水から作れて、水の使用量も1/4と節水できていました。ガスよりもレンチンの方がコスパがよいことがわかります。
おすすめアイテム:パール金属「レンジで出来ちゃうパスタメーカー」
パール金属
レンジで出来ちゃうパスタメーカー
D-6621
実勢価格:655円
パール金属「レンジで出来ちゃうパスタメーカー」はレンチンで4人分のパスタを一度に作れるベストバイアイテム。
やわらかすぎずもっちりした食感に仕上がります。
レンチンだからと侮るなかれ! 理想のアルデンテが食べられます。
また、ガスで茹でる場合は水4Lを使用しますが、本製品は水1LでOK。レンチンにそこそこ時間がかかったとしてもトータルで見るとコスパに優れています。
以上、調理中の節エネテクニックとおすすめアイテムの紹介でした。
簡単にできることから、コツコツと節電を意識。習慣化していきましょう!
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一般的な家庭の9月の電気代が1万円を超えるといわれています。