2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が2022年上半期ヒット商品の実力を確かめるべく、プロと一緒に徹底テスト。「絶対買い」「買ってよし」「人によってはアリ」「ちょっと待った」の4段階でオススメ度をジャッジしました。
今回は、大ヒットした進化系スティック掃除機3製品。テストの結果、優秀だった順に紹介します。
マキタ「 CL107 FDSHW」
マキタ
CL107 FDSHW
実勢価格:1万3000円
サイズ・重量:W112×D960×H150mm・1.1kg
充電時間:約22分
掃除機で豊富なラインナップを誇るマキタですが、ベストはマキタ「CL107 FDSHW」。価格を思わせない優れた吸引力がその理由です。機能はシンプルで、稼働時間も高価格帯と比べ短めですが、操作感が軽く使い疲れもしません。
▼検証結果
どんな場所でもバランスのいい吸引力を発揮します。
▼総合評価
- 絶対買い
紙パックで使い勝手もいい
紙パック式で、吸ったゴミを素早く捨てることができます。開口部が広く交換も手軽です。
日立 「パワーブーストサイクロン PV-BH900J-N」
日立
パワーブーストサイクロン
PV-BH900J-N
実勢価格:5万4780円
サイズ・重量:W225×D230×H1024mm・1.7kg
充電時間:約3.5時間
日立「パワーブーストサイクロン PV-BH900J-N」は、「価格.com」の掃除機売れ筋ランキングで1位に居座る一台。スマートノズルや隙間ブラシなどアタッチメントが豊富なので、付け替えれば家中のいろいろな場所を掃除できるのがメリットです
▼検証結果
吸引はパワフルですが、角が苦手です。
▼総合評価
- 人によってはアリ
ホース型ノズルが便利
通常のノズルでは掃除できない棚上や入り組んだ場所も、簡単に掃除ができるようになります。
パナソニック 「MC-NS10K」
パナソニック
MC-NS10K
実勢価格:6万5340円
サイズ・重量:W213×D130×H1030mm・1.5kg
充電時間:約3時間
パナソニック「MC-NS10K」は、ダストボックスが本体にない分、取り回しが軽く、とにかくラク。使用後にドックに戻せば自動でゴミを回収してくれるので、捨てる手間が減るのが便利です。
▼検証結果
カーペットやコーナーなどは小さいゴミをやや吸い残します。
▼総合評価
- 人によってはアリ
ゴミはドックが自動吸引
充電台も兼ねるドックが本製品の特徴。本体をセットするだけで、ゴミを吸引します。ダストボックスがない本体は細身で持ちやすく、手に負担がかかりづらいのがうれしいところです。
以上、2022年上半期に話題になったスティック掃除機3製品でした。比較したところ、ベストになったのはマキタ「CL107 FDSHW」。とにかく吸引力があり、使い勝手も良かったです。
ただ、ほか2製品も自分のニーズに合っていれば、アリ。
日立「パワーブーストサイクロン PV-BH900J-N」は棚上など家中を一台できれいにできますし、パナソニック「MC-NS10K」は、掃除機のゴミ捨て不要で使い勝手が優秀でした。
スティック掃除機をお探しの方は、参考にしてはいかがでしょうか。
スティック掃除機の売れ筋ランキングもチェック!
スティック掃除機のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。