2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』が2022年上半期ヒット商品の実力を確かめるべく、プロと一緒に徹底テスト。「絶対買い」「買ってよし」「人によってはアリ」「ちょっと待った」の4段階でオススメ度をジャッジしました。
今回は、専門店3社で売上1位&ヒットで品薄になった、OMデジタルソリューションズ「OM SYSTEM OM-1」と、デジカメ部門月間販売台数1位(※)など爆売れしたチェキ、富士フイルム「instax mini Evo」です。
※参考記事:BCN Ranking「デジカメ機種別販売台数ランキング(2021年12月)」
OMデジタルソリューションズ「OM SYSTEM OM-1」
OMデジタルソリューションズ
OM SYSTEM OM-1
実勢価格:24万5520円(本体)
サイズ・重量:約W134.8×D72.7×H91.6mm・511g(本体のみ)
※画像は「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」装着時のものです。
▼総合評価
- 買ってよし!
OMデジタルソリューションズ「OM SYSTEM OM-1」は、2022年3月の発売以降、品薄が続く一台。
従来のオリンパス製と比べAF性能がアップし、UIも改善されました。コンパクト&高画質なので、撮影時に荷物を抑えられる点も魅力。自然風景の撮影などに使いたい一台です!
耐候性が高く、強力な手振れ補正があるので三脚を必要とするシーンが減ります。この点でも荷物を抑えられるので、状況を問わず便利です。
AFや動画機能などが優秀
スペックに対しコンパクト。大きいグリップと覗き心地のいいEVFで、撮影時も疲れづらいです。
「オリンパス」から「OM SYSTEM」にブランド名が変更に
オリンパスの映像事業部門が2021年に分社化し「OMデジタルソリューションズ株式会社」が設立。新ブランド名として「OM SYSTEM」が誕生しました。OM-1はこの新ブランドの第一弾の製品となります。
富士フイルム「instax mini Evo」
富士フイルム
instax mini Evo
実勢価格:2万5800円
サイズ・重量:W122.9×D36×H87mm・約285g
記録枚数:約45枚(内蔵メモリー、microSD/microSDHCカード使用可能)
▼総合評価
- 絶対買い!
昨年末に販売するやいなや大ヒットした富士フイルム「instax mini Evo」。レンズエフェクト&フィルムエフェクト(それぞれ10種)の組み合わせで、「100通り」の撮影エフェクトを表現できるチェキです。スマホ連携でプリンターとして使えるなど、機能も充実!
撮った画像を保存&確認して、画像を選んでプリントできる
形状や操作音の細部までこだわったレンズダイヤル・フィルムダイヤル・プリントレバーの搭載でアナログ操作を楽しめるのも特徴です。
撮影画像は確認可能。レバーでプリントします。
ムード満点の一枚が撮れます!
以上、2022年上半期に爆売れして話題になったミラーレス一眼カメラ、OMデジタルソリューションズ「OM SYSTEM OM-1」とチェキ、富士フイルム「instax mini Evo」の検証でした。
カメラで写真を楽しみたい人は、参考にしてみてくださいね。
カメラの売れ筋ランキングもチェック!
カメラのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
画質面ではシャープネスの掛け方が自然になり、デジタル臭さがなくなりました。