新発見！暮らしに便利な興奮のデジタル家電って？
エンタメから仕事や家事まで、暮らしに欠かせない存在となっているデジタル機器や家電。スマートスピーカーやスマホと連動したフライパン、骨電動イヤホンなど日々の生活をより便利に豊かにしてくれる製品が続々と登場しています。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』は、最新のデジタル機器や家電を徹底検証。私たちの毎日にゆとりと楽しみをもたらす「暮らしの助っ人アイテム」を探しました。
今回は、新世代のスマートキッチン家電からHestan Cue（ヘスタンキュー）のBluetoothで連動するIHヒーターとフライパン・ソースパンのレビューです。
Hestan Cue「スマートIHヒーター」
Hestan Cue
スマートIHヒーター
実勢価格：5万5000円
サイズ・重量：W32×D32×H5cm・約2.1kg
消費電力・電源：1400W
コードの長さ：約150cm
Hestan Cue「スマートフライパン」
Hestan Cue
スマートフライパン 28㎝
実勢価格：3万3000円
サイズ・重量：直径280×高さ100×長さ500mm（ハンドル含む）、厚板3mm・1.3kg
素材：ステンレス
耐熱・耐冷温度：0℃～125℃（オーブン不可）
容量：約2.6L
Hestan Cue「スマートソースパン」
Hestan Cue
スマートソースパン 20㎝
実勢価格：3万3000円
サイズ・重量：直径200×高さ150×長さ440ｍｍ（ハンドル含む）・1.6kg（蓋含む）
素材：ステンレス
耐熱・耐冷温度：0℃～125℃（オーブン不可）
容量：約3.3L
料理が失敗に終わる大半の原因は、火加減のあいまいさ。レシピに温度が書かれていてもガスコンロでは設定がよくわからないし、弱火・強火のさじ加減は使う調理器具や食材の大きさによっても微妙に違います。
そこでおすすめなのが「Hestan Cue」のスマート調理家電です。
「Hestan Cue」は、専用のアプリと連動させることで、手元にある食材にぴったりの火加減で調理することができます。プログラムされたIHヒーターと温度感知センサーがついた調理器具がダブルで温度をチェックしてくれるので、料理初挑戦であっても失敗するほうが難しいほどでしょう。
正確な温度調節だけど水温感知はやや苦手
フライパンに油を引き、設定温度100℃と200℃の実測値をサーモでチェックしてみましたが、ほぼズレがないことがわかります。
ソースパンに2Lの水を張り、設定温度60℃から100℃まで計測。水温の実測値は設定温度の約-15℃で推移していましたが、水温はズレていても調理は失敗しません。
専用アプリが超優秀
Hestan Cue
実勢価格：無料
対応OS：iOS、Android
調理行程がわかりやすく、見たこともない料理を失敗せずに作れる「Hestan Cue」の専用アプリ。スマホで操作できることもすごいですが、アプリそのものの機能性は料理のプロも大絶賛。
ただし、漢字やひらがなの表記が違うだけで検索できないので、そこだけ改善されたら最強です。
ポイント1：世界中の料理が作れる
レシピは400種以上。世界中の見たことがないような料理も作れます。
ポイント2：作り方を動画とテキストでしっかり説明
「少々」や「適量」も動画で見られるので、直感的に料理ができます。
ポイント3：接続もカンタン
一度設定してしまえば、アプリを立ち上げると自動接続してくれます。
指示通りに動くだけでどの料理も絶品に！
ということで、今回は実際に「Hestan Cue」のIHヒーター、フライパン、ソースパンを使って料理を作ってみました。
【さばの塩焼き】じっくり焼かれた皮目がパリッと仕上がる
焼き時間の短さに驚きましたが、食べてみるとそのとろけるようなふんわり食感とおいしさに一同騒然。パリッとした皮とのコントラストがまた絶品で、料理における火加減の重要性を改めて知りました。
火の通り方が絶妙で身がふわふわです。
STEP1：調理スタート
スタートボタンを押すとすぐに手順が始まります。
STEP2：フライパンに油を引いてあたためる
生さばに塩をふって休ませている間に電源オン。塩さばを使うならここからスタートです。油の量まで細かく書かれています。
STEP3：くさみの原因になる水分を拭き取る
水気の取り方を動画で見せながら、テキストでキッチンペーパーが必要なことを説明してくれます。
STEP4：両面を焼く
フライパンの予熱後は指示通りまず皮目を焼き、アラームが鳴ったところで裏返します。待ち時間中も自動で温度調節され、火加減は常に最適です。
STEP5：キッチンペーパーで余分な油を取る
余分な油を取ると見栄えも味もアップ。細かな工程も省かずに丁寧に教えてくれます。皿やパットに移して完成！
【とんかつ】衣はサクサク肉はやわらか
揚げすぎでは、と一瞬不安になったとんかつですが、肉はやわらかく仕上がっています。衣がもう少し軽ければ、さらに良いです。
油の温度も自動で調節してくれ、肉に火が通る前に衣が黒こげになることもありません。
【グレービーソース】万能＆絶品でいろいろな食材に合う
マッシュルームグレービーソースは、本来使うはずの肉汁が入っていないのに、コクのある味わいに仕上がっていてプロからも大絶賛されました。
コゲがソースのコクに。加工されていない鍋だからこそ作れる香ばしい味わいです。
【鶏ハム】ふわふわ食感で無限に食べられそう
芯までやわらかいシンプルな鶏料理。水温を一定に保ってくれるので、専用の温度計がなくても低温調理ができます。
アプリでは、リアルタイムで温度とお湯が沸くまでの時間が確認できます。
【クリームシチュー】ローズマリーが香るオトナの味
細かめに切った具材と上品な味付けのシチュー。ローズマリーが香る、大人向けの本格的なレシピです。
小麦粉と牛乳ではなく、ホワイトソースを使うのでカンタンに作れます。
注意：使用時に単4電池が必要
フライパンとソースパンは電池を入れることではじめてアプリに検知されます。調理器具に付属の単4電池を入れて使いましょう。
さいごに
以上、Hestan Cue「スマートIHヒーター」「スマートフライパン」「スマートソースパン」のレビューでした。
本製品がすごいのは、全自動調理機器ではなく、全自動のような快適さで「自分で料理する楽しさ」を教えてくれるところにもあります。
マンツーマンの料理教室に通っている気分で「料理の腕が磨かれていく」と、料理研究家のさわけんさんと料理家の風間章子さんも絶賛。本格的な料理も上手に作れるスマート調理家電「Hestan Cue」は、また料理したいとワクワクさせてくれる調理家電でした。
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アプリが優秀すぎてびっくりしました。