ストレスから解放される部屋作り術は?
新型コロナウイルスの影響でしばらく「新しい生活様式」は続きそうです。自宅で過ごす時間が長いと、集中したり一息つける場所がなかったりして困っていませんか。
インテリアの専門家によると、「パーソナルスペースの確保」「散らかる前に片付けられる環境」「日々の効率化」によって改善できるとのこと。そこでプロから「自宅のストレスを解放する部屋作り術」を教えてもらいました!
たった2畳でワークスペースは完成します
テレワークが浸透して注目されているのが「書斎作り」。提案したいのは、家族とちょうどよい距離感が持てて、かつ仕事に集中できる「2畳ワークスペース」です。
自分専用の「L字デスク」や使いやすい「収納アイテム」、ONとOFFを仕切る「突っ張りラック」など、工夫すればリビングの隅っこをオフィス化することも可能です。
部屋を仕切る「壁」が重要
狭いスペースでも、突っ張りウォールラックなど「壁」があれば、リビングからの視線も遮られ、個室感がアップします。
スペースができたら捗るアイテムで効率化
ワークスペースが完成したら作業を効率化するアイテムです。ノートPCスタンドで画面の目線を高くしたり、サブモニターを追加することで、疲れにくく作業もスムーズになります。
今回紹介するのは、集中できる仕事スペースが1枚でできる突っ張りラック。ネットで購入できる3製品の「目隠し性」「収納力」「デザイン」を比較しました!
ついたて代わりにもなるニトリ「突っ張りラック カエサル」
ニトリ
突っ張りラック
カエサル 60cm幅
実勢価格:8138円
サイズ:W60×D6×H260cm 重量:約11.3kg
▼テスト結果
目隠し性:◎
収納力 :〇
デザイン:〇
突っ張りラックをパーテーション代わりに利用するなら、ニトリ「突っ張りラック カエサル 60cm幅」がオススメ。板の隙間が狭く、パーテーションとして利用できるのがポイントです。
向こう側が見えにくく、奥行きのある棚に仕事道具を置けるのも便利です。支柱につや消し加工されていてインテリアになじみます。
天井の留め具は問題なく固定できるつくりです。つや消し素材で安っぽく見えず、インテリア性も高いです。
2カ所の棚板はバネ式で、スムーズに折りたたみが可能。奥行もあり、ペン立てや単行本なども置けました。
裏側から見ても、視線も遮られて、マッドブラックとウッドの風合いがオシャレで違和感は少ないです。グリーンを置いてみたら相性バツグンでした。
目隠し性は高い
3製品のなかでもっとも板と板の隙間が狭くて向こう側が見えにくいです。ラックだけではなく、仕切りとして使っても効果的です。
リビングや玄関まわりにオススメ! アイリスオーヤマ「突っ張りウッドウォールラック」
アイリスオーヤマ
突っ張りウッド
ウォールラック(棚付き)
実勢価格:8170円
▼テスト結果
目隠し性:〇
収納力 :◎
デザイン:〇
アイリスオーヤマ「突っ張りウッドウォールラック(棚付き)」は、棚板を外して高さを変えられるのが便利。板の隙間が広めで間仕切りとしては使いにくいのですが、リビングや玄関まわりでオススメです。
衣類やバッグをかけられるフックも4つ付属しているので、収納力を手軽にアップできます。
C評価: しっかりしたつくりのLOWYA「突っ張り棚」
LOWYA
突っ張り棚
実勢価格:8980円
▼テスト結果
目隠し性:△
収納力 :△
デザイン:△
LOWYA「突っ張り棚」は、上げ下げできる棚が1枚だけなのはやや残念。棚板の仕上げはていねいで、天井の留め具もしっかり締まるつくりです。
以上、リビングの隅っこにテレワークスペースを作るのにおすすめの突っ張りラックでした。子どもの勉強スペースとしても活用できそうですね。ぜひ参考にしてみてください。