トングを使うメリットは?
アイディアあふれる新製品が続々と登場し、口コミで「買って便利!」と話題になっているキッチン雑貨。使ってみたいけど、買って失敗したらどうしよう……と悩んでいませんか?
菜箸やトングなどのキッチンツールは地味な存在で、昔いからずっと買い替えていないというお宅も多いのではないでしょうか。
1本で4役をこなせる便利なキッチンツール
パスタやサラダなどの取り分けをはじめ、揚げ物や盛り付けにも使えるトング。
つかむ・返す・炒める・和えるの4役を1本でこなせて、菜箸やフライ返しを使い分ける必要がないため、ひとつあると便利なキッチンツールです。
最近では、さまざまな用途に使える汎用性の高いタイプのトングも多く出回っていて、キャンプのバーベキューで使うなら、焼肉専用のトングが大活躍します。
でも、これといってちょうどいいものが見つからなくて、ずっと購入しないまま……という人も多いのでは?
マルチに使えるトングの特徴は?
先端の面積が大きくて先端がしっかり閉じるトングは、一度でたくさんの量をつかめてこぼれず、フライ返しとしても使えて優秀です。
調理だけでなく、盛り付けにも使うなら、長さ約23cm前後のものが最適。持ち手部分は手が熱くなりにくい素材で、食卓においてもスペースを取らないサイズ感のものがおすすめです。
焼肉用トングの特徴は?
焼肉用トングは、先端が細いタイプのものだと、1枚ずつ肉がはがしやすいので使いやすいです。
また、卓上に置いた時に先端がテーブルの面に触れずに浮く自立タイプなら、焼きながら使えて衛生的。焼肉屋さんが使っているような形ならお家BBQで気分も上がります!
焼肉用トングは先端が細いのが特徴です。
今回は雑誌『LDK』が、1本あるとマルチに使えて便利なトングの人気商品をプロと徹底比較。料理がはかどるおすすめの1本を探しました。
トングの選び方は?
100均やホムセン、ニトリなど、さまざまな商品があるトングですが、ネットのクチコミやレビューを参考にしても、どれが使いやすいのかイマイチわかりませんよね。
ここでは、トングを選ぶ時のポイントをご紹介します。
選び方1:素材
トングに使われている素材は商品によって異なり、ステンレスやシリコン製、木製などがあります。
ステンレス製は凹凸が少なく、汚れをラクに落とせてお手入れしやすいので調理用におすすめです。
シリコンや木製は油汚れが落としづらいため、サラダなどの取り分け用に向いています。
ステンレス一体型や先端だけシリコン製のものもあるので、使う用途によって素材を選ぶといいでしょう。
選び方2:持ちやすさ
持ちやすさやつかみやすさは、トング本体の太さや持ち手のバネの硬さ、角度によって変わります。
太すぎるものよりも細身のもののほうが扱いやすく、適度なバネの硬さのものであれば、手を広げる必要がないため、手の延長のように快適に使えます。
反対に、トングのバネが硬くて大きく開くものだと、力が必要なので食材をつかみにくいです。
また、トングが開く角度も重要。開きすぎると手が疲れやすく、狭すぎると大きい食材がつかみにくいです。
持ちやすいかどうかは、実際に手に取ってみたほうがわかりやすいので、商品に触れる機会があれば試してみてください。
選び方3:先端の形状
先端の面積が大きくてスプーン状になっているものは、一度でたくさんの量がつかめてフライ返しとしても使えて汎用性が高いです。
さらに、穴が空いていると、揚げ物の油や水分をしっかり切ることができます。
フォーク状でギザギザになっているものは、パスタなどの麺類をつかむ時に便利です。先端が細くなっているものは菜箸のようにも使え、焼肉用に多く見られます。
先端部分は、しっかりと閉じてかみ合って重なっているもののほうが使いやすいです。隙間が空いていると、食材がすべり落ちてしまうため、注意したいです。
選び方4:サイズ感
トングの長さには、約15cm程度〜40cm程度の長さのものがあり、サイズ感はさまざまです。
使う目的によって適した長さを選ぶ必要があり、調理用なら30cm前後、盛り付け用なら20cm前後の長さのものがいいでしょう。
調理と盛り付けの両方に使うのであれば、約23cm前後の商品がおすすめ。調理中の熱が伝わりづらく、食卓に置いた際に邪魔になりにくいのがメリットです。
選び方5:ストッパーの有無
トングは商品によってさまざまな工夫があり、それによって機能面に違いが出ます。
ストッパー付きのトングは、ストッパーを引くと先端を閉じることができるので、収納時にかさばりにくいです。
リング付きのタイプは、使用中にリングが落ちてきて邪魔に感じたりもするため、ストッパー付きのほうがおすすめです。調理中にすべって落とす心配が少ないすべり止め付きのものが安心です。
また、調理台やテーブルに直置しても先端が浮くスタンド付きのものや、食材の油や水を切れる穴あきのものなどもあります。
マルチに使えるトングの人気商品を徹底比較
今回は、ホームセンターをはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販でも購入できる、持ち手が細めで扱いやすいマルチタイプのトングをピックアップ。
料理家の酒寄美奈子さんにご協力いただき、「つかみやすさ」「使いやすさ」の2項目を厳しくチェックして徹底比較しました。
比較検証の結果は、評価の高かったトングからおすすめランキングで発表します。それではどうぞ!
トングのおすすめは?
プロと一緒に実際に使ってみた、トングのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | ||||
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エムテートリマツフードトング ミニ大 2221003
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貝印SELECT100 DH-3115 トング 24cm
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ニトリつかみやすい マルチトング 24cm
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オークスワンクリック菜箸
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カインズステンレス製 お料理用トング
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ダイソーシリコーントング(34cm)
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Standard Products立たせるオールステンレストング
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【1位】エムテートリマツ「フードトングミニ大 2221003」
- エムテートリマツフードトング ミニ大 2221003
- 実勢価格: ¥1,108〜
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- つかみやすさ
- 使いやすさ
細身でつかみやすい!
つかむ部分もコンパクトなので、鍋の中にすっぽり入って、取り回しもスムーズです。菜箸のように扱えるので、使い勝手がバツグンです。
柄がフラットでお湯が滴りにくい
トングの中には、パスタなど麺上げの際にトングの柄に熱湯が溜まって逆流するものもあります。エムテーは柄がフラットで、お湯が溜まる場所がなく安心です!
また、先端がしっかりと噛み合うので、ホールド力もバッチリです。
【2位】貝印「SELECT100 DH-3115 トング24cm」
- 貝印SELECT100 DH-3115 トング 24cm
- 実勢価格: ¥990〜
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アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥990〜
- つかみやすさ
- 使いやすさ
細めトングのおすすめランキング2位は、貝印「SELECT100 DH-3115 トング24cm」でした。
先端が大きく幅が広いため、パスタをしっかり挟むのはやや苦手。
たくさんつかめるので、サラダを盛るのには便利です。
- 型番
- DH-3115
【3位】ニトリ「つかみやすいマルチトング 24cm」
- ニトリつかみやすい マルチトング 24cm
- 実勢価格: ¥899〜
- つかみやすさ
- 使いやすさ
細めトングのおすすめランキング3位は、ニトリ「つかみやすいマルチトング 24cm」でした。
安定感があり、狙ったものをつかみやすく、先端が浮く形状で衛生的に使えます。
麺を挟むより、盛り付け用にするのがおすすめです。
【4位】オークス「ワンクリック菜箸」
- オークスワンクリック菜箸
- 実勢価格: ¥1,152〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥1,483〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥1,152〜
- つかみやすさ
- 使いやすさ
細めトングのおすすめランキング4位は、オークス「ワンクリック菜箸」でした。
柄がやわらかく重いものは持ち上げにくいですが、サラダなどの軽い食材の盛り付けには十分です。
軽い食材をつかむのにはおすすめです。
- 型番
- UCS7BK
【5位】カインズ「ステンレス製お料理用トング」
- カインズステンレス製 お料理用トング
- 検証時価格: ¥498〜
- つかみやすさ
- 使いやすさ
細めトングのおすすめランキング5位は、カインズ「ステンレス製お料理用トング」でした。
つかむ部分に穴が空いていて力が入りにくく、やわらかくて噛み合いません。
力をグッと入れると、弱々しい作りで力が逃げてしまいました。
【5位】ダイソー「シリコーントング(34cm)」
- ダイソーシリコーントング(34cm)
- 検証時価格: ¥220〜
- つかみやすさ
- 使いやすさ
細めトングのおすすめランキング同5位は、ダイソー「シリコーントング(34cm)」でした。
サイズも開き具合も大きく、女性の手では持ちにくく感じます。
柄にお湯が溜まるのも惜しいポイントでした。
【7位】Standard Products「立たせるオールステンレストング」
- Standard Products立たせるオールステンレストング
- 検証時価格: ¥550〜
- つかみやすさ
- 使いやすさ
細めトングのおすすめランキング7位は、Standard Products「立たせるオールステンレストング」でした。
自立できるスタンドは一体型で外せません。重たいうえに洗うのも面倒でした。
トングのおすすめ まとめ
以上、トングのおすすめランキングをご紹介しました。
さまざまな用途に使える細めのトングを探したところ、エムテートリマツがベストバイでした。
がっちりつかめる! エムテートリマツ
のフードトング
エムテートリマツ
フードトングミニ大 2221003
エムテートリマツ「フードトングミニ大 2221003」は、小ぶりですがガッチリとつかめて、熱湯が飛び散る心配がありません。
使いやすいトングがひとつあれば、料理もグッとはかどります。
本記事のおすすめランキングを参考に、お気に入りをみつけてみてくださいね。
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女性でもにぎりやすく塊肉からお豆まで上手につかめます!