ノンフライヤーって何?

ダイエットには食事制限が最も効果的ですが、好きなものを食べられない、毎日同じレシピで飽きるなどストレスの原因にもなります。そこでご紹介したいのが、ノンフライヤーです。
ノンフライヤーとは、ダイエットの天敵とも言える揚げ物を油なしで調理して、脂質をカットできる調理家電。この優れた機能で脂肪分を大幅にカットできる、ダイエットの強い味方です。
今回は、各メーカーのノンフライヤーをテストして、もっとも優秀な商品を探しました。
おすすめノンフライヤーの比較方法は?

今回のテストにあたって、熱風を使って焼くことで油を使わなくてもまるで揚げたようにできる、ノンフライヤーの人気製品を比較しました。テストには、科学する料理研究家さわけん氏にご挙力いただきました。
テストしたのは、次の2項目です。
テスト1:3種類の出来上がり

唐揚げ、とんかつ、ポテトフライの3種類を実際に作ってみて、出来上がりを比較。10点満点で評価しました。
テスト2:使い勝手

メニューやサイズなど、使いやすさを10点満点で評価しました。
ヘルシー料理のコツはオイルスプレー
フライ調理でも、油なしはヘルシーですが味は劣ります…。そこで、プロの料理家おすすめなのがオイルスプレー。スプレーで少量の油をかけて調理すると美味しくなりますよ
それでは早速、テストの結果わかったおすすめノンフライヤーを発表します!
【1位】COSORI「CP173-AF」

COSORI
CP137-AF
実勢価格:1万980円
サイズ:W27×D27×H31cm
重量:4.75kg
定格消費電力:1230W
容量:3.5L
設定可能温度:77~205℃
▼テスト結果
- からあげ: 9.2点/10点
- とんかつ: 9点/10点
- ポテトフライ: 9点/10点
- 使い勝手: 7点/10点
ベストバイに輝いたのは、COSORI「CP173-AF」。置き場所にちょっと困りそうですが、火力は十分で気軽に使える点はお見事です。
温度と時間を設定するだけでしっかりと仕上がる

温度調節機能が205℃までと高くないですが熱効率がよく、短時間でしっかりと揚げることができ、美味しくできました。
テスト1:3種類の出来上がり
からあげ

ムラなくかなり早い時間で仕上がりました。
とんかつ

色濃く揚がって食感がきちんととんかつでした。
ポテトフライ

185℃の14分くらいで十分。きちんと美味しいです。
テスト2:使い勝手
やや本体サイズが大きいがパネル式で使いやすいです。
【2位】ショップジャパン「カラーラ AWFM02KD」

ショップジャパン
カラーラ
AWFM02KD
実勢価格:1万3000円
▼テスト結果
- からあげ: 9点/10点
- とんかつ: 8点/10点
- ポテトフライ: 7点/10点
- 使い勝手: 6.5点/10点
2位はショップジャパン「カラーラ AWFM02KD」。バスケットの作りはCOSORIとかなり似ていますが、火力が弱め。本体価格も高価です。
テスト1:3種類の出来上がり
からあげ

ムラなくかなり早い時間ででき上がりました。
とんかつ

色は薄めで下面はややベチャッとしていますが、味はいいです。
ポテトフライ

プリセットでは12分となっていますが、揚げ足りないです。
テスト2:使い勝手
かなりサイズが大きく、タイマーもチープです。
【3位】レコルト「RAO-1」

ウィナーズ
レコルト
RAO-1
実勢価格:9900円
▼テスト結果
- からあげ: 6点/10点
- とんかつ: 7点/10点
- ポテトフライ: 7点/10点
- 使い勝手: 6点/10点
3位はレコルト「RAO-1」。キッチンに置きやすいサイズ。その分、揚げ物調理できる量も少なめなのは注意したいです。
テスト1:3種類の出来上がり
からあげ

火力が足りなく時間がかかります。ジューシーさが少ないです。
とんかつ

下面がベシャッとなってしまっています。
ポテトフライ

火力が足りないです。18分くらいは必要かも。
テスト2:使い勝手
シンプルな作りで、わかりやすいけどチープさも。
【まとめ】今回テストしたノンフライヤーの仕上がりは上々
ちなみに、ヘルシオのAX-XW500(型落ち)でも試してみました。

シャープ
ヘルシオ
AX-XW500
実勢価格:4万6109円
とんかつ

ベストバイと比較してもヘルシオは断然美味しく、圧倒的に上でした!
以上、ノンフライヤーおすすめ人気ランキングでした。それぞれの仕上がりは上々なので、ぜひ一度体験してほしいです。ダイエット中の食生活もかなりラクになるはず。家庭に一台あるととても便利ですよ!