今こそ替え時!ラクちんキッチンツールを検証します
計量カップやおろしがね、ピーラーなどなど、お家に必ずある定番のキッチンツール。地味な存在で、昔からずっと買い替えていないというお宅も多いのではないでしょうか。
でもじつは、キッチンツールも着実に進化。ラクで使いやすく改良されています。使いにくさを感じているなら、今こそ替え時かもしれません。
今回は数あるキッチンツールの中から、SNSで話題の製品や注目の新商品を200点ピックアップ。類似品と比較・検証しました。ストレスなし、ラク~に調理できるツボを押さえた優秀アイテムだけを紹介します!
ターナーにもスパチュラにもなる調理スプーン6選
「調理スプーン」は、食材を炒めたり、すくって盛りつけたりするのに便利なキッチンツールです。
菜ばしやスパチュラなどを使い分けていると、気がついたら道具を出し過ぎて洗い物がいっぱい……なんてことはありませんか?
調理スプーンがあれば、1本ですべての仕事をこなしてくれるんです!
調理スプーンを選ぶ重要ポイントは、しなやかさやスプーンの深さなどのバランスの良さです。
調理スプーンのラクつぼ
炒飯などを混ぜるときに重要なのは、スプーンの薄さ。今回の検証でベストとなった無印良品のアイテムは、力を入れることなく炒められます。
▼無印良品
▼その他の商品
おたまのように深いと混ぜにくくなります。
フライパンのソースも、スプーンが薄い無印ならきれいに集められて、スパチュラ代わりに使えるんです。
▼無印良品
▼その他の製品
スプーンに厚みがあると、フライパンのフチにソースが残ってしまいます。
そこで今回は、人気の調理スプーン6点をピックアップし、マルチに使えるかどうかの「使いやすさ」をプロと検証しました。それではランキングの発表です!
無印良品「シリコーン調理スプーン」のバランスが神でした
無印良品
シリコーン調理スプーン
実勢価格:590円
耐熱温度:250℃
▼テスト結果
使いやすさ:◎+
今回ベストを獲得したのは、やはり鉄板で人気の無印良品「シリコーン調理スプーン」でした。
スプーン部分の絶妙な薄さと深さ、そして柔らかさと持ちやすさなどすべてのバランスが神レベルです。これ1本で、ターナーもスパチュラも兼ねるところが素晴らしいです!
先端部分のやわらかさが絶妙です。
しっかりすくえるニトリ「シリコン調理スプーン」
ニトリ
シリコン調理スプーン
実勢価格:407円
耐熱温度:260℃
▼テスト結果
使いやすさ:◎
ニトリ「シリコン調理スプーン」は、フライパンのフチに沿わせやすく、ソースも具材もしっかりすくえます。
全体のしなやかさでは、無印に一歩及ばずでした。
柔らかさが特徴のマーナ「トライアングリップ調理スプーン」
マーナ
トライアングリップ シリコーン調理スプーン
実勢価格:819円
耐熱温度:200℃
▼テスト結果
使いやすさ:○
マーナ「トライアングリップ シリコーン調理スプーン」は、スプーンの先がやわらかめです。
ソースは集めやすいけれど、柔らかすぎでヘタってしまうことも……。
寄せ集めが得意なサーモス「クッキングスプーン KT-S001」
サーモス
シリコーンクッキングスプーン KT-S001
実勢価格:1078円
耐熱温度:220℃
▼テスト結果
使いやすさ:○
サーモス「シリコーン クッキングスプーン KT-S001」は、スプーンの先が平らなので、ソースを寄せ集めるのに便利です。
ただ、先端以外の部分は硬いので、使いにくいと感じることも…。
柔らかくすくいやすい山崎実業「タワー シリコーン調理スプーン」
山崎実業
タワー シリコーン調理スプーン
実勢価格:990円
耐熱温度:220℃
▼テスト結果
使いやすさ:○
山崎実業「タワー シリコーン 調理スプーン」は、スプーンの先端が適度な柔らかさですくいやすいです。
スプーン裏には、調理中に一時置きするための突起が付いているのですが、ここに汚れがたまりやすいのが残念でした。
C評価: 深さが残念だったダイソー「シリコーンスプーン」
ダイソー
シリコーンスプーン
実勢価格:330円
耐熱温度:230℃
▼テスト結果
使いやすさ:△
ダイソー「シリコーンスプーン」は、おたまのように深いのでフライパンのフチに沿わせにくいです。
深さの割にすくいにくいのも、いまひとつでした。
以上、調理スプーン6製品比較のご紹介でした。無印良品のそっくりさんが大量発生していますが、本家の製品にはかなわないという結果でした! 調理スプーンは本当に便利なアイテムなので、ぜひ使ってみてくださいね!
▼本当につかみやすいロック付きトングは?
もはやシリコンスプーンの神ですね