2020年の総決算! ぜったい欲しくなる最新AV家電
なかなか出かけづらい今日この頃。家でゆっくり過ごすとなれば、この機会にAV家電類を充実させてしまうのもいいかもしれません。
高画質4Kテレビや憧れのホームシアター、ハイスペックなオーディオ類など、いま導入すれば自宅で心ゆくまで楽しめてしまいます。
日々さまざまな最新家電を紹介している雑誌『家電批評』では、そんなみなさんの物欲を直撃してしまいそうな、オーディオ&ビジュアルの新製品をピックアップ。
2020年のAV家電大図鑑をお届けします!
コスパ重視イヤホン「ag」の実力は?
現在5000円もあればメイン機にも使える格安イヤホン。そのためノイキャンを搭載したハイエンドモデルとコスパ重視モデルの二極化が進んでいます。
手頃な価格で手に入るagもコスパ重視モデルのひとつ。新参メーカーかと思いきや、幅広くファンがいる「final」の兄弟ブランドが監修をしています。そこで今回はagから発売中の「TWS02R」「TWS03R」の実力を検証することに。
今回の検証では、「低音域の質」「中音域の質」「高音域の質」「ダイナミックス」の4項目を各20点、「装着感」「遮音性」の2項目を各10点でジャッジし、合計100点満点で点数つけました。
それでは結果を見ていくことにします。
39時間のバッテリー持ちのag「TWS02R」
ag
TWS02R
実勢価格:8480円
再生時間:3時間 合計再生時間:最大39時間 Bluetooth規格:5.0 対応コーデック:SBC、AAC
▼テスト結果
低音域の質 :11.5/20
中音域の質 :11.5/20
高音域の質 :10.5/20
ダイナミックス:12.0/20
装着感 : 7.0/10
遮音性 : 7.0/10
合計 :59.5/100
ag「TWS02R」は、下位モデル「03」より倍以上の合計約39時間のバッテリー持ちなので、長時間使う人ならこちらです。平べったいのでポケットに入れやすいのもグッドです。
ストレスなく音楽が楽しめるag「TWS03R」
ag
TWS03R
実勢価格:5980円
再生時間:5時間 合計再生時間:最大17時間 Bluetooth規格:5.0 対応コーデック:SBC、AAC
▼テスト結果
低音域の質 :12.0/20
中音域の質 :12.5/20
高音域の質 :12.0/20
ダイナミックス:12.5/20
装着感 : 7.5/10
遮音性 : 7.0/10
合計 :63.5/100
ag「TWS03R」は、音の情報量は多くありませんが、必要最低なラインはクリアしており、バランスも良いのでストレス無く音楽を楽しむことができます。
ポイント:急速充電は非対応、耳のフィット感は◎!
ポイント1:接続はUSBType-B端子
接続は残念ながらUSB Type-B端子で、急速充電には対応していません。前時代の端子を使用することでコストカットを実現しているのかもしれません。
ポイント2:モバイルバッテリーになる
ケースはモバイルバッテリーにもなっており、USB Type-Aでデバイスに接続すると給電が行えます。
ポイント3:しっかりフィットする
耳のくぼみにフィットする設計になっています。落とす心配も減ります。
ポイント4:finalの名作、イヤーピース付き
同社がfinalブランドで発売している名作イヤーピースTYPE Eが付属してお得感大! 「03」は1サイズ、「02」には3サイズ付属。
【まとめ】バランスのいい「TWS03R」がおすすめ!
Rシリーズはかわいらしさをコンセプトにしているだけあって、丸くファンシーな見た目です。「03」は「02」と比較するとシンプルなイヤホンになっており、すっぽりと耳に収まります。
気になる音質は、サウンドプロデューサーの大澤氏いわく「情報量は必要最低限ではあるが、バランスは申し分なく、普通に楽しめる」音になっています。一方の「02」は中高音がかなり目立つので、本誌的にはあまり偏りがなくてバランスのいい「03」がオススメです。
以上、使いやすくて可愛いイヤホンagの「TWS02R」「TWS03R」をご紹介しました。ピンクやグリーンなどカラーバリエも豊富。使いやすさと見栄えで決めたい人はおすすめです! ぜひチェックしてみてくださいね。
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