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※情報は『家電批評』2020年5月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
ソニー「WF-1000XM3」に敵う完全ワイヤレスイヤホンはなし
ネットを疑う家電ガイド『家電批評』の2019年家電批評オブ・ザ・イヤーのオーディオ部門でグランプリに輝いた、ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」。ソニーらしいドンシャリな味付けを残しつつも、サウンドの完成度をしっかり底上げしており、オーディオとしての「音質」で完全勝利を果たしました。
ノイキャン強度はAirPods Proに譲るものの、普段使いであれば問題ありません。
ソニー(Sony)
WF-1000XM3
実勢価格:2万4200円
重量:約8.5g
充電端子:USB Type-C
連続音声再生時間:最大6時間(NCオン)、最大8時間(NCオフ)
ドライバーユニット:6mm ドーム型
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC
搭載チップ:ソニー独自開発
感圧センサーを長押しすると「NC」から「クイックアテンションモード」「アンビエントサウンドモード」に切り替えられます。
ノイキャンだけじゃなく、音質が段違いにいいソニー 「WF-1000XM3」ですが、ノイキャンなし派にも実はソニーがオススメです。兄弟機として登場したのが「WF-H800」です。
ノイキャンなし派には小ぶりなソニー 「WF-H800」が正解!
ソニー(Sony)
WF-H800
実勢価格:2万円
重量:約7.6g
充電端子:USB Type-C
連続音声再生時間:最大8時間
ドライバーユニット:6mm ドーム型
Bluetooth規格:5.0
対応コーデック:SBC、AAC
「WF-1000XM3」は耳が小さい人には持て余す大きさでしたが、「WF-H800」は改良されてひと回り小さく、軽量になりました。耳にフィットするので安定した装着感を得ることができ、耳からこぼれ落ちる心配はありません。
気になる音質は、小型化によってノイキャンを搭載することは叶わなかったようですが、識者による評価は上々でした! 検証結果をお伝えします。
「WF-H800」は壮大なスケール感を漂わせる音質でした
「WF-H800」の検証結果を「音の質」「音の傾向」「音質評価と音の量の相関」からお伝えします。
音の質:質は高くスケールを感じさせる
質が高く壮大なスケールを感じさせます。ただ上位機種の「WF-1000XM3」と比べるとややのっぺりした印象も。低音がもう少しあれば最高です。
▼「WF-H800」のテスト結果
- 低音質の質: 14.5/20
- 中音質の質: 15.5/20
- 高音質の質: 15.0/20
- ダイナミクス: 15.0/20
- 装着感: 8.5/10
- 遮音性: 9.5/10
- 合計: 78.0/100
音の傾向:立体感には欠けるので好みが分かれる
壮大な感じは心地いいですが、立体感に欠け少し平坦な印象です。好みが分かれるところです。
もう少し立体感があるといいかもしれないです。
音質評価と音の量の相関:低音の量が少なめ
音の量としては、低音域の量が少なめです。音量を上げると低音が出て鮮やかな音に変わり、バランスも取れてきます。
低音に少なさを感じたら1000XM3がオススメ。
「WF-H800」は音量を上げると、低音をまとったサウンドが質の高い壮大なスケール感を漂わせます。さらに、圧縮音源の高音域を補完しハイレゾ級の高音質にアップスケーリングする、ソニーの独自機能「DSEE HX」がポイントです。
アプリで自分好みの音にカスタマイズできます
「WF-H800」の特徴は、小型で軽量であること。充電ケースは一回り小さく、ポケットに十分収まるサイズ。ケースもポケットに収まって、使い回しが良くなっています。
WF-1000XM3の大きさが改良され、イヤホン重量は約8.5gから約7.6gになりました。
また、アプリで好みの音質にカスタマイズが可能です。イコライザー設定で、プラスマイナス5段階による細かい設定をできるのがうれしいです。
以上、ソニー 「WF-H800」の紹介でした!
ノイキャンなし派なら、音質も十分で使い勝手のいい“小型ソニー”がおすすめ。ソニーが独自開発したクアルコムチップを搭載した「WF-1000MX」を筆頭に、年々着実な進化を遂げているソニー製イヤホン。誰もが認めるトップランナーの今後も実力機にも期待しましょう!
高級スピーカーをある程度の音量で鳴らしたような音です。