カインズの実力派オリジナルアイテムに注目です!
ホームセンターの「カインズ」がいま超キテるのをご存じでしょうか。
昨今のコロナ禍にも負けず、関東圏や中京圏を中心に全国に220店舗(2020年8月1日現在)を展開。ホムセン業界でトップクラスの売上を誇るのがカインズです。
ここ10年の売上は約30%増加と、とにかく売れているカインズ。その大きな理由は、「オリジナル製品の充実」と「安くてダサいからの脱却」にあるようなんです。
理由1:PB製品が充実!
他のホムセンとの大きな違いは自社製品のヒットがとにかく多いこと。PB製品は約13,000製品もあり、売上の約4割を自社製品が占めるクオリティの高いPBが人気の秘密!
理由2:安いけどデザインも妥協なし!
安さがウリのPB製品は多いですが、カインズではデザインにも力を入れています。海外雑貨のようなかっこよさでさまざまなデザイン賞を受賞。「ホントにホムセンなの?」と驚くようなおしゃれな店舗も登場し、「安いけどダサい」はもはや過去のものです。
ここでは、進化を続けるカインズのPB120製品をテストし、本当にオススメできるアイテムだけをピックアップ。今回は、フライパン・鍋5点セットをご紹介します。
焦げ付きにくい&IH対応! フライパン・鍋5点セット
カインズ
取っ手が外せるストーンマーブルフライパン・鍋5点セット
実勢価格:4980円
セット内容:18cm鍋、20cmフライパン、 26cmフライパン、鍋用ガラス蓋、ハンドル
カインズ「取っ手が外せるストーンマーブルフライパン・鍋5点セット」は、焦げつきにくく、耐久性は過去にベストバイアイテムとなったティファールと互角で、かなり優秀でした。
取っ手が少しぐらつくのは多少気になりますが、それを差し引いても、約5000円という価格はバツグンのコスパ。100万枚売れるのも納得です。
過去のベストバイ・ティファールと比較しました
過去のフライパン検証でベストバイアイテムとなったティファール「IHルビー・エクセレンス」と、耐久力や温度ムラを比較してみました。
比べたのはこちらのティファールのフライパン
ティファール
IHルビー・エクセレンス ウォックパン28cm
実勢価格:4136円
重量:約1130g
ティファール 「IHルビー・エクセレンス ウォックパン」は、「コーティングが強くて焼きムラが最も少ない」と最高評価だったフライパンです。
1. 耐久力テスト
スチールウールに1kgの重りを乗せてフライパンの右半分を1000回こすった後、薄焼き卵を作り、左右ではがれやすさをチェックしました。
カインズ
こすらなかった左側の面はもちろん、1000回こすった右側もスルンとスムーズに卵焼きがはがれました。
ティファール
カインズと同じく、ティファールも卵焼きは焦げつかず、キレイにはがすことができました。
2. 温度ムラテスト
加熱したフライパンの経過状態をサーモグラフィで撮影し、温度変化とその分布を比較。均一であればあるほど焼きムラができにくいです。
カインズ(1分後)
1分経過した段階で、高温の赤い部分が出て、外周も温まり始めています。
カインズ(1分30秒後)
1分30秒経過すると200℃を超えます。ややムラはありますが全体的に熱くなりました。
ティファール(1分30秒後)
1分30秒ではあまり温まっていません。ただ、その分熱持ちがよいと予想できます。
ティファール(3分30秒後)
3分30秒分後には底全体が均一に真っ赤になり、ムラがほぼないことがわかります。
1000回こする耐久力テストでは、カインズも過去ベストバイのティファールと同じように卵焼きがスルッとはがれ、実力は文句なし。取っ手の安定感や温度ムラはやや劣っていましたが、それでも普通に料理できるレベルをキープしていました。カインズと似たティファール「IHルビー・エクセレンス」が約1万2000円なので、料理ビギナーならカインズで十分に満足できそうです。
▼過去のフライパンの比較記事はこちら
以上、カインズのフライパン・鍋5点セットをご紹介しました。
手ごろな価格でコレだけのセットが揃うのは魅力的。そして、見栄えもいいのでこんな感じでテーブルでも映える点もポイント高いです! ぜひチェックしてみてくださいね。