トイレブラシにもタイプがある!掃除の頻度によって決めよう!
トイレブラシには大きく分けて2種類のタイプがあり、用途に合わせて選ぶのがポイント。トイレ掃除をする頻度が目安になるので、自分がどちらのタイプなのかチェックしてみましょう。
ブラシタイプは汚れ落ち重視の人に!
ブラシタイプは硬めの毛で作られていることが多く、汚れをしっかりと取り除けるのが魅力。ついついトイレ掃除をサボってしまう方は、ブラシタイプを使用することで一度でしっかり汚れを取ることができるでしょう。
また、スポンジタイプに比べると水切れが良いので衛生面でも安心。注意点として、硬い毛で作られたブラシで便器を強くこすると傷が付く恐れがあります。掃除をする際は力加減も考えて使用しましょう。
掃除の頻度が高い人はスポンジタイプ
ブラシタイプよりも汚れ落ちは劣りますが、スポンジタイプは便器が傷つく心配が少ないので、頻繁にトイレ掃除をする方におすすめです。
ただし、スポンジタイプのものは水切れが悪い点がデメリット。最近では、使い捨てタイプのスポンジブラシも販売されているので、衛生面が気になる方はそちらを使用するのも良いでしょう。
トイレブラシを選ぶときのチェックポイント!
トイレブラシを選ぶときにチェックするのは、3つのポイント。洗浄能力に加えて、扱いやすさやにも関係してきますので、しっかりとチェックしておきましょう。
ブラシの形状が洗いやすさを左右する!
トイレブラシの先端の形状は、じつにさまざま。この先端のブラシ部分の形状が洗浄能力に影響します。
スポンジタイプの場合は、正方形のスポンジが先端に付いているシンプルなものが主流。一方、ブラシタイプは半球タイプや長さのあるもの、先が曲がっているものなど多種多様な形状が存在します。
便器の奥まで掃除をしたい場合は、長さがあり先端が曲がっているものがおすすめです。
また、時短を重視するのであれば、接地面積の大きさにも注目しましょう。接地面積が小さいと、何度もこする必要があるため、手間になる可能性があります。
水切れが良いと扱いやすい
トイレブラシで気になるのが、保管時の衛生面ではないでしょうか。水切れが悪いと水気を含んだまま放置することに繋がり、雑菌が繁殖してしまいます。
雑菌が繁殖したブラシでトイレ掃除をしても、見た目には分からずともキレイになっているとは言い難いでしょう。
毛の密度が少なく、長さが短いものは特に水切れが良いと言われています。
収納ケースも重要なポイント
トイレ掃除で意外と重要なのが、収納ケースです。空気孔などの工夫があれば乾燥しやすくおすすめです。今回のランキングにも入っているのでチェックしてみてください。
また、掃除後ケースに収納しにくいと水が床に垂れる可能性も。トイレブラシの水が床に滴り落ちるのは、気分がいいものではありませんよね。
ケースへの収納が簡単なタイプだと、そんなストレスを感じずに収納ができます。ケース内に水が溜まらない工夫がされている商品だとより清潔ですね。
そのほかにデザイン面にも注目しましょう。トイレブラシは、トイレ周辺の目に付きやすい場所に保管するケースも少なくないため、インテリアにマッチしたデザインのものを選ぶとスッキリとした空間に仕上げることができます。
毎日の掃除がもっとラクになる方法があった
今回はホームセンターで売られているトイレブラシ7製品を選出してランキングにしています。比べてわかったのは単に汚れを落としやすいかだけでなく、毎日使用することを考えると、使い勝手や清潔感などに差が出たこと。
ベストバイに選ばれたのはマーナ「SLIMトイレブラシW201」。片手で出し入れができるうえ、掃除後の濡れたブラシも乾かすことができて、清潔感のあるケースが特徴的でした。
それでは気になる各製品の結果を見ていきましょう!
マーナが堂々の1位を獲得!
細かいところまでしっかり磨けるすべての要素で優秀な結果を出したのはマーナのブラシ。洗いやすさは2位や3位のブラシも追随しましたが、清潔感や煩わしさをなくした蓋により、片手で収納できる点で軍配が上がりました。
マーナ
SLIMトイレブラシ W201
実勢価格:853円
※Amazonのリンク先はあわせ買い対象商品です
大きく差が出たのは片手での使いやすさと清潔感でした。便器の形状にピッタリフィットするので、まんべんなく磨けます。
ブラシが2個の半球状になっており、便器の形状に沿って洗いやすい作りです。
ケースはシンプルな形状で、裏側から引っ掛けるようにブラシを収納します。
裏面が開いているので乾燥しやすく、ケース内を清潔に保てます。それでいて、ブラシをちゃんと目隠しできるのが嬉しいポイントです。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】植毛タイプ
【洗いやすさ】○
【にぎりやすさ】◎
【ブラシ清潔感】○
【片手で収納】◎
【コスパ】○
2位はLECのブラシがランクイン
ブラシ先端のカーブが技あり!Jの形状ブラシにより、便器の奥まで磨きやすいのが特徴です。片手での収納も優秀。ただし、ケースの空気孔が小さい点が少し気になります。それ以外はおおむね良好な結果となりました。
LEC
FINO トイレブラシ(ケース付き)
実勢価格:927円
ブラシの先がカーブしているので、奥まった箇所も磨くことができます。
ケースの空気孔が小さめなため、中の湿気がやや心配になってしまいます。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】植毛タイプ
【洗いやすさ】○
【にぎりやすさ】◎
【ブラシ清潔感】△
【片手で収納】◎
【コスパ】○
ケースが△なコーナンが3位
ブラシそのものは優秀だけど低価格のブラシですが洗いやすさ、グリップのにぎりやすさ、清潔感は良好です。ただ、ケースの蓋が片手で閉めにくく、毎日使うのは若干面倒かもしれません。
コーナンLIFELEX
トイレブラシ ケース付(植毛)
実勢価格:598円
やや特殊な形状をしていますが、使ってみると意外にしっかり磨けます。
ケースはブラシをすっぽり覆う形です。片手で締めるのがやや面倒なのが難点。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】植毛タイプ
【洗いやすさ】○
【にぎりやすさ】◎
【ブラシ清潔感】○
【片手で収納】△
【コスパ】◎
4位: 4位のヨコズナは不織布タイプ
強い力だと取れてしまいそう
ケース側のスタンドについている磁石により、スポンジがケースの底に直接触れず清潔です。しかし、しつこい汚れを落とすときにはスポンジが取れてしまいそう……。
ヨコズナクリエーション
トイレクリーナー&ケース float
実勢価格:1200円
ブラシ部分は不織布でできており、便器に傷がつきにくい作りになっています。
ケースにはスタンド状のフックがあり、ここにブラシを取り付けます。持ち運びもしやすいのが特徴です。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】不織布タイプ
【洗いやすさ】△
【にぎりやすさ】○
【ブラシ清潔感】○
【片手で収納】◎
【コスパ】○
5位: 5位のスコッチ・ブライトは
先端のスポンジを交換
濡れると洗剤が溶けだすスポンジが3個付いてきます。しかし、すぐに洗剤が取れてしまうので、逆に維持費がかかるかもしれません。ケースに蓋がないので清潔感は微妙です。
3M
スコッチ・ブライト 取り替え式 トイレクリーナー(洗剤付)
実勢価格:593円
スポンジ部分をまるごと取り替えるタイプです。しかし含まれている洗剤が落ちやすい印象でした。
先端スポンジは3個付属します。スポンジのみ購入できますが、やや不経済かも。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】不織布タイプ
【洗いやすさ】△
【にぎりやすさ】○
【ブラシ清潔感】△
【片手で収納】◎
【コスパ】○
6位: 磨きやすいけどケースが△な
TOWAのブラシが6位
グリップがにぎりやすく、磨くのはラクにできました。ただし、ケースの蓋が扱いにくいので、片手での収納は困難。毎日使用するには若干難アリかもしれません。
TOWA
トイレクリーナー ケース付
実勢価格:972円
特殊微粒子配合のスポンジで、力が入りやすい形状のブラシです。
ケースはブラシを前に倒して取り出すタイプ。片手で扱うには不便かもしれません。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】不織布タイプ
【洗いやすさ】△
【にぎりやすさ】◎
【ブラシ清潔感】△
【片手で収納】△
【コスパ】△
7位: 7位のニトリのブラシは
価格なりの製品でした
価格が安い分、他の製品と比べると全体的に劣る印象でした。グリップの断面が四角なので、磨き続けていると手が痛くなることもあります。価格だけ考えるなら◯
ニトリ
トイレブラシ ケース付
実勢価格:462円
全体にやや作りが粗い印象で、力のかかり具合もやや微妙でした。
シンプルなデザインですが、使い勝手はやや微妙。安く済ませるならこれでいいかもしれません。
テストの結果はこちら
【ブラシ形状】植毛タイプ
【洗いやすさ】◯
【にぎりやすさ】△
【ブラシ清潔感】△
【片手で収納】◯
【コスパ】△
いかがでしたか。トイレブラシにも色々と違いがありました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
トイレブラシを清潔に保つには
最後にトイレブラシを清潔に保つ方法をご紹介します。
使い捨てではないタイプのトイレブラシの場合は、トイレブラシのメンテナンスも重要に。少しでも清潔に、衛生的に保管するためにもメンテナンス方法も把握しておきましょう。
トイレブラシ洗浄のコツ
まずは、掃除後にしっかりと水洗いすることがなにより重要です。尿や便などが付着しているなら、より一層キレイに洗い流しましょう。
洗ったあとは、雑菌の繁殖を防ぐためブラシの水気をしっかりと切るのが大切。屋外でしっかり乾燥させるのが理想的ですが、干す場所がない場合や面倒なときは、便座と便器の間にブラシを挟んで乾燥させる方法もありますよ。
より徹底して手入れをする場合は、1~2週間ごとに漂白剤に浸けるのがおすすめ。菌の繁殖を防ぐことができるので、安心して使い続けられますね。
ケースの洗浄もしっかりと!
H3:ケースの洗浄もしっかりと!
ブラシだけでなく、ケースの洗浄も清潔に保つコツのひとつです。ケース内に水が溜まったまま使い続けると、不衛生な状態に逆戻り。溜まった水はすぐに捨ててくださいね。
丸洗いできるタイプのケースであれば、ブラシと一緒に漂白剤に浸ける方法もあります。
いかがでしたか? 避けては通れないトイレ掃除はラクにこなしてしまいましょう!
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