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※情報は『MONOQLO』2020年9月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
夏を快適化してくれるのはどれ? 最新ヒット商品をテスト
「新しい生活様式」で迎える2020年の夏。各メーカーからは夏を快適にする、さまざまな新製品が発売されています。
「首にかける扇風機」や「ミストが出る傘」など、今まで見たことなかったヒット商品が続々誕生していますが、果たして本当に夏を快適にしてくれるのでしょうか?
そこで、話題の新製品を中心に30ジャンル計164製品を集めて、専門家や研究機関協力のもと、たっぷりテストしてみました。
今回注目したのは、着るクーラーという謳い文句で注目を浴びているソニーの「REON POCKET」。そもそもどういうものなのか? 夏のビジネスパーソンの救世主となりえるのか? 実際に着用してその実力を試しました。
クラウドファンディングで誕生! ソニー「REON POCKET」
ソニー
REON POCKET
実勢価格:1万6280円
サイズ:W5.4×D11.6× H2.0cm
重さ:約89g
※本体とインナーウェアの合計価格を掲載しています
▼本体はこちら
▼インナーウェアはこちら
ソニー「REON POCKET」は、クラウドファンディング企画で登場したウェアラブルサーモデバイス。2019年にクラウドファンディングを実施して、1週間で目標額6,600万円を超える支援が集まって話題になった製品です。うたい文句はズバリ「着るクーラー」です。
救世主になるか? 実際に貼って検証してみました
今回のテストでは本当に涼しいのか使ったところ、身体全体までは冷えませんでしたが、背中に触れ部部分がヒンヤリ気持ちいい! 冷えピタを貼っているような冷え心地でした。
カイロのように温かくすることもでき、冬でも活躍するので、価格が気にならなければ外回りの多いビジネスパーソンにオススメです。
気になるポイントをまとめました。
ポイント:別売りの専用インナーに装着
別売りのインナーは繊維がきめ細かく吸水速乾性を持つ素材です。着心地や触り心地もよく一見、普通のインナーですが、背中に本体を入れるポケットがついています。
ポイント:見た目普通だけど、実はひえっひえ!
こちら、装着しています。見た目にも着けている感がありません。
1カ所のみを冷やされる仕組みのため、背中全体はあまり冷えませんが、ピンポイントで冷やされるだけで、十分気持ちいいです! 「クーラー」と言うには過剰な気もしますが、真夏のちょい冷えには◎と言えるでしょう。
※温度の計測は室内で実施しています。
ポイント:専用アプリのオートモードで温度を自動調節
内部センサーが人の行動を感知して、冷却温度を自動調節してくれます。歩くのを止めたときに最も冷えるようになっているのは嬉しいです!
ポイント:冷やすも温めるもできる
「COOL」には送風機能が付いています。「WARM」にもオートモードが付いていてカイロみたいな温かさを調整してくれます。
さらに「COOL」も「WARM」も安全のため30分で一度電源が切れる親切設計になっているのも魅力のポイントです! 「さすがソニー」の細やかさを感じます。
以上、ソニー「REON POCKET」のご紹介でした。ヒンヤリするだけと思いきや、温かくする機能も付いているので、夏の必需品に終わらないのもうれしいですよね。まずはこの夏を涼しく乗り切りたい! という人はぜひ試してみてくださいね。
着けている感がないので、営業マンにもオススメ!