洗濯前に服を仕分ける手間…… ギュギュッと縮めてみませんか?

洗濯ネットに入れて洗う服とそうでない服の仕分け。時間がかかって意外と大変ですよね…。

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それならいっそのこと、脱いだ直後に洗濯ネットに入れちゃいませんか?

ということで今回は、洗濯前の服の仕分けの手間を解消してくれる洗濯機の横にかけられる“持ち手付きの洗濯ネット”4製品をテストする女性誌『LDK』がプロと一緒にじっくり調査。

「収納力」はもちろんのこと、使わない時にしまいやすいように「たたみやすさ」もチェックし、ABCDで判定しました。

洗濯ネットは必要?

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普段の洗濯をするとき、どのタイミングでどの洗濯ネットを使ったらよいのか悩みますよね。洗濯ネットにどれだけの効果があるかわからず、必要があるの?と思うかもしれませんが、どんな洋服でも洗濯をしてくうちに傷んでくるものです。

いい洋服だけを洗濯ネットで洗うのではなく、どんな洋服でも洗濯ネットを使うことで衣類への負担を減らすことができるので、形崩れや生地を守るためにも使うことが大事です。

その他にも他の衣類の色移りを防いだり、繊維が付着するのを防止したりすることができます。毛羽立ちやすい素材の服を一緒に洗っても安心です。

洗濯ネットの種類と選び方

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洗濯ネットといっても、種類や形状にはいろんなタイプがあります。衣類の種類にあわせて適切なネットを使うことで、効果的に衣類を守ることができます。

サイズで選ぶ

洗濯ネットの大きさは、洗濯物のサイズや量によって適切なものを選ぶことが大事です。ネットの中に詰めすぎるとしっかりと洗剤が行き渡らずに洗浄力が低下してしまうので、綺麗に汚れを落とすことができません。たたんでネットに余裕で入るくらいのサイズを選びましょう。

厚手のものや傷みやすい衣類、は少し大きめのサイズを選んで1枚ずつ入れるようにしましょう。

ネットの網目で選ぶ

洗濯ネットをよく見ると、網目が細かいものと粗いものがあります。細かいものはデリケートな生地や傷がつきやすいものに適しています。また、色移りや形崩れなどを防ぐためにも網目の細かいものを選ぶといいでしょう。

それなら全て目が細かいほうがいいのでは?と思うかもしれませんが、網目が粗いほど汚れは落ちやすくなるという特徴があります。

「洗濯ネットを使ってダメージを防ぎたいけど、汚れをしっかり落としたい」というときには、水をよく通して汚れが落ちやすい目が粗いものを選ぶと良いでしょう。

形で選ぶ

洗濯ネットの形は、主に3パターンあります。

角型で平面のネットは一般的なシャツやズボン、スカートなど形崩れの心配が少ないものであれば充分に活用できます。畳んだ状態で入れることでシワになりにくいです。

円筒型は布団や毛布などの寝具の洗濯に最適です。寝具用の大型のものもあるので、自宅でも洗濯しやすくなります。円筒型は、持ち運びに便利で洗濯機にも入れやすいです。

立体型は形崩れを防ぐのに最適な形です。ブラジャーなどの形がしっかりしているものは普通に洗濯すると、ワイヤーが歪んだり形が崩れてしまったりすることがあります。
ブラジャーを入れるのに最適なサイズの立体型ネットも多く販売されているので、一手間かけて使ってあげると長持ちしますよ!

洗濯ネットの効果的な使い方

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より衣類が傷まないように、ボタンやチャックのある服は裏返しにすることが大事です。

また投げ入れるのではなく、丁寧にたたんで入れるなど洗濯ネットの効果がしっかり出るように使いましょう。

衣類の種類によっては専用のネットも多く販売されているので、頻繁に洗濯する種類の衣類があれば専用のものを買うといいでしょう。

それでは、気になる第1位からランキングに沿ってご紹介していきます!

大きさもデザインもベスト! “ニトリ”の洗えて運べる洗濯ネット

ニトリ:洗えて運べるバッグ型洗濯ネット(大):洗濯用品

ニトリ
洗えて運べるバッグ型洗濯ネット(大)
実勢価格:916円

▼テスト結果
たたみやすさ:◎
収納力   :◎

総合評価  :A+

堂々のA+評価を獲得したのは、ニトリの「洗えて運べるバッグ型洗濯ネット」でした。

実際に洗濯機の側面にセッティングしてチェックしてみましたが、シンプルなつくりなのでまったく邪魔になりませんでした。

大きさもデザインもベスト!“ニトリ”の洗えて運べる洗濯ネット イメージ

洗濯物を無造作に入れるのにちょうど良いサイズ感なので使い勝手も抜群。収納力も文句なしの◎評価でした。

中に入れた洗濯物が見えない配慮も嬉しいポイントです。

収納力バッチリな“サリュ” 選抜4製品中もっとも安価でした

サリュ:持ち手付きランドリーネット:洗濯用品

サリュ
持ち手付きランドリーネット
実勢価格:220円

▼テスト結果
たたみやすさ:◎
収納力   :○

総合評価  :A

2位は、サリュの「持ち手付きランドリーネット」です。220円と今回の選抜4製品の中では、もっともリーズナブルな価格でした。

手にとってみると、素材は薄手でタフとは言えません。しかし、ワイシャツが5枚は入るので、収納力はあるといえます。

また、評価項目にはありませんが、インテリアに馴染みやすい控えめなカラーとデザインは嬉しいポイントですね。

持ち手が短いのが残念…! “スリコ”のランドリーネット

3COINS:3ポケットランドリーネット:洗濯用品

3COINS
3ポケットランドリーネット
実勢価格:330円

▼テスト結果
たたみやすさ:△
収納力   :△

総合評価  :C

プチプラでおなじみの3COINSのランドリーネットには、3つのポケットがついています。

しかし、この3ポケットによる細かい仕切りがあることで、逆に収納力が下がってしまいました。

持ち手が短く、洗濯機横に吊るしにくいのも低評価の原因に…。今後の改良に期待しましょう。

4位: 大きすぎた“カインズ”
かさばるサイズ感が残念…

カインズ:バスケットにもなる洗濯ネット 標準サイズ:洗濯用品

カインズ
バスケットにもなる洗濯ネット
標準サイズ
実勢価格:980円

▼テスト結果
たたみやすさ:×
収納力   :○

総合評価  :C

バスケットにもなるカインズの洗濯ネット。吊るして収納したいけれど、サイズが大きすぎて、結局は床に置いてしまうことになりそうです……。

収納力は悪くなかったのですが、とにかくかさばるのが残念でした。

以上、持ち手があってフックにかけることができる洗濯ネット4製品のランキングでした。

洗濯ネットを上手に使えば、洗濯時のひと手間をなくせますよ。フックに掛けられるタイプなら掃除もラクラク。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。