一番のおすすめは「プロコン」だが、値段が高い!

「ニンテンドースイッチ」には、専用コントローラー「Joy-Con(ジョイコン)」が付属します。しかし、Joy-Conは操作性に難がある、壊れやすい、実勢価格が8000円を超えるなど問題点も多いです。

そこで、ゲーマー向けに任天堂が発売した製品が「Nintendo Switch Pro コントローラー」(以下、プロコン)です。プロの名が示すとおり、高い操作性と耐久性をウリにしていますが、実勢価格は約7000円とやはり高額。

そこでオススメしたいのがプロコンの互換コントローラーです。互換コントローラーはプロコンよりも安く、製品によってはプロコンにはない機能を備えています。

しかし、国内外のメーカーから多数の互換コントローラーが販売されているので、自分にあった製品を選ぶのは難しいです。そこで、ネット通販で人気の互換コントローラー8機種を検証しランキングにしました。

今回、任天堂純正のプロコン(Proコン)はランキングには加えず、代わりにランキングと同じ基準で採点して参考得点としました。


ランキングで紹介する任天堂Switchの互換コントローラーを検討する際は、プロコンの得点と比較するといいでしょう。

任天堂
Nintendo Switch Pro コントローラー
実勢価格: 6764円

●サイズ/ H106 × W152 × D60mm ●重量/約246g ●対応機器/Switch
●接続規格/ USB Type-A to Type-C ●バッテリー駆動時間/約40時間
●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、NFC、振動

  • R・Lスティック: 10/10点
  • 十字ボタン: 10/10点
  • 各種ボタン: 15/15点
  • バッテリー: 10/10点
  • 持ちやすさ: 10/10点
  • 機能: 6/10点
  • 対応機種: 2/10点
  • 重さ: 4/10点
  • ライセンス: 5/5点
  • 価格: 1/10点
  • 合計: 73/100点

ハードメーカーの純正品だけあってスキのない造りのプロコン。少々重いことと高額なことを除けば欠点らしい欠点はありません。接続方法は無線です。

予算に限りがない場合は、やはりプロコンはおすすめできます。

R・Lスティックは、多くの互換コントローラーとは違い、高品質な国産パーツを使用。入力の遊びがなく、戻りも速いです。

十字ボタンは任天堂が約40年作り続けているパーツだけあり、押し心地、戻りの反発力ともに絶妙。斜め方向も入力しやすいです。

Switch互換コントローラーはどんな製品がおすすめ?

コントローラーを選ぶ際に「カッコいいデザイン」や「好みのカラー」といった見た目で選ぶ人は少なくないでしょう。しかし、そのような基準では使い物にならないダメコントローラーを買ってしまう可能性があります。

そこで、ここでは任天堂スイッチの無線コントローラーを選ぶ際に重視したい4つの要素「操作性」「機能」「ライセンス」「バッテリー」を解説します。この中で、もっとも重要なのが操作性です。

おすすめコントローラーの基準(1):キーの操作性

コントローラーにおいてもっとも重要な要素は操作性です。操作性9割で残りが1割といっても過言ではないです。

ゲームで主に使用するのはR・L スティック、十字、A・B・X・Y・L・R・ZL・ZRボタンですが、これらすべて万人が文句なしに完璧というコントローラーはありません。

しかし、好みに近い製品はあるはずなので、可能なら触れて選びたいです。ちなみに、Switch Liteは十字ボタンの操作性が非常に悪いので、Lite用にコントローラーを買う場合は十字ボタンに注目しましょう。

十字ボタンやABXYなどのボタンにはゴム製のラバーパッドが使われています。メーカーによって、ボタンの大きさやストローク幅、ラバーの反発力などが異なり、操作性は製品ごとの差が大きいです。

おすすめコントローラーの基準(2):加速度センサーとジャイロセンサーがある

主なプロコン&互換コントローラーの機能は5つあり、その中でも使用するゲームが多い「加速度センサー・ジャイロセンサー」は必須。その他の機能はプレイするゲームやプレイスタイルに応じて搭載する製品を選びましょう。

ジャイロセンサーは前後左右の動きに加え左右と手前奥の傾きを感知。加速度センサーは、その際の動きの速さを感知します。

加速度センサー・ジャイロセンサー、NFC、振動はプロコンが搭載する機能ですが、連射機能マクロボタンは互換コントローラーにしかない機能です。

おすすめコントローラーの基準(3):任天堂のライセンス商品である

「ライセンス商品」マークのある製品は、任天堂により適合性が確認されています。互換コントローラーの多くにはこれがなく、Switchのファームウェア更新により使えなくなる可能性が少なからずあります。

ライセンスマークはパッケージの目立つ部分に表示されています。なお、現在国内で任天堂のライセンス認可を受けているコントローラーメーカーはホリだけです。

おすすめコントローラーの基準(4):バッテリーが8時間以上もつ

バッテリー駆動時間はプロコンが例外的に40時間と長く、互換コントローラは6~12時間の間です。プレイ時間が長い場合は重要な要素です。

プロコンのバッテリーは3DS などと同じ大容量の「CTR-003」。これが40時間駆動の理由です。

純正の交換用バッテリーは実勢価格3680円。社外の互換バッテリーなら約1000円で購入できます。

おすすめランキングの採点方法|操作性・搭載機能・バッテリーなど10項目を検証

最新版のランキングでは10項目の検証による合計得点で比較しました。

重さや価格、バッテリー駆動時間など数値化できる項目は、もっとも大きい(小さい)数値を基準として配点。R・Lスティックやボタンなど、操作性に関する項目はプロコンの水準を10点として減点法で採点しました。

「機能」は前述したジャイロ機能やHD振動機能など表の項目ひとつにつき2点。「対応機種」は、Switch本体のみだと2点で、正式対応機器1 機種ごとに2 点を配点しました。

なお、ユーザーの好みによって意見が分かれる部分や、ゲームジャンルによって有用性が異なる事柄に関しては評価に含めないようにしています。また検証はメイン担当者以外にも子どもや女性、ライトゲーマーにも参加してもらい、幅広い意見を集めました。

  • R・Lスティック: 10/10点
  • 十字ボタン: 10/10点
  • 各種ボタン: 15/15点
  • バッテリー: 10/10点
  • 持ちやすさ: 10/10点
  • 機能: 10/10点
  • 対応機種: 10/10点
  • 重さ: 10/10点
  • ライセンス: 5/5点
  • 価格: 10/10点
  • 合計: 100/100点

Switchコントローラーおすすめ1位「コンパクト無線コントローラーSW」 多彩な機能と確かな操作性を備える

イズム
コンパクト無線
コントローラーSW
実勢価格: 4400円

●サイズ/ H100 × W135 × D58mm ●重量/約180g ●対応機器/ Switch、パソコン
●接続規格/USB Type-A to Type-C●バッテリー駆動時間/8~10時間●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、NFC、振動、連射、マクロボタン
※Yahoo!ショッピングは色違いの販売ページです。

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 10/10点
  • 各種ボタン: 8/15点
  • バッテリー: 2/10点
  • 持ちやすさ: 7/10点
  • 機能: 10/10点
  • 対応機種: 4/10点
  • 重さ: 7/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 5/10点
  • 合計: 61/100点

プロコンの73 点に次ぐ総合得点で互換コントローラーの1 位に輝いたのは国内メーカーであるイズム社の「コンパクト無線コントローラーSW」です。

最安クラスの製品と比べると少々高いですが、多機能であることに加え、国内サポート(購入から1年以内だと修理・交換が無料)が受けられる安心感を考えると納得の価格です。評価項目の平均点は高く、コンパクトなためボタンの間隔が近いこと以外にこれといった欠点はありません。

十字とL・R、マクロボタンにはメカニカル式のスイッチを採用。確かな入力を感じさせるクリック感が心地よく、連打にも向きます。

マクロボタンは背面のグリップ部にあり、自然と押せる配置です。ABXY ボタンを増やしたり格闘ゲームのコマンド技を登録すると便利です。

十字ボタンは一般的なメンブレン構造ではなく、メカニカルスイッチを採用。メカニカルスイッチの弱点である戻りの弱さをラバーパッドで補っています。

Switchコントローラーおすすめ同率2位「ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch」|プロコンの感覚に近いライセンス品

ホリ
ワイヤレスホリパッドfor Nintendo Switch
実勢価格: 5425円

●サイズ/約H110 × W160 × D60mm ●重量/約180g ●対応機器/ Switch ●接続規格/ USB Type-A to Micro-B
●バッテリー駆動時間/ 10 時間(編集部調べ)●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー搭載
※ひかりTVショッピングは色、デザイン違いの販売ページです。

  • R・Lスティック: 10/10点
  • 十字ボタン: 8/10点
  • 各種ボタン: 9/15点
  • バッテリー: 4/10点
  • 持ちやすさ: 10/10点
  • 機能: 2/10点
  • 対応機種: 2/10点
  • 重さ: 7/10点
  • ライセンス: 5/5点
  • 価格: 2/10点
  • 合計: 59/100点

2位を獲得したのはゲーム周辺機器の老舗メーカーであるホリの「ワイヤレスホリパッド for Nintendo Switch」。この製品はプロコンに似た作りをしており、操作感的にも点数が示すとおり十字ボタン以外はプロコンに近いです。

1位に届かなかったのは、加速度センサー・ジャイロセンサー以外の機能がない(NFCもない)ことと、ライセンス品ゆえに少々高めなことが要因です。

しかし、逆に言えば連射やマクロボタンなどの機能が必要ないプレイヤーにとって、本製品はかなり有力な選択肢になります。

今回検証した中ではもっとも大きく、子供には不向きと思われた本機。しかし、ボタンレイアウトが秀逸で、10歳の子供でも問題なく扱えました。

十字ボタンはストローク浅めで戻りが速くレスポンスは◎。ただし、大き目なため格闘ゲームのコマンドは意図的に大きく入力しないと斜めが漏れました。

Switchコントローラーおすすめ同率2位「CYBER・ジャイロコントローラー ミニ 無線タイプ」|レゲー適正の高い超小型コントローラー

サイバーガジェット
CYBER・ジャイロコントローラー ミニ 無線タイプ
実勢価格: 3063円

●サイズ/約H76 × W114 × D52mm ●重量/約95g ●対応機器/ Switch、パソコン
●接続規格/ USB Type-A to Type-C ●バッテリー駆動時間/ 8 時間●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー搭載

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 10/10点
  • 各種ボタン: 8/15点
  • バッテリー: 6/10点
  • 持ちやすさ: 2/10点
  • 機能: 2/10点
  • 対応機種: 4/10点
  • 重さ: 10/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 9/10点
  • 合計: 59/100点

小型でグリップがないのでFPS などには向きませんが、十字ボタンの操作性は特筆もの。レトロゲームやカジュアル系ゲームに最適。

全ボタン使うゲームではボタンの間隔が狭く、操作しづらかったです。

4位: Switchコントローラーおすすめ4位「DinoFire スイッチコントローラー」|安くても平均点が高い財布の味方

DinoFire
DinoFire スイッチコントローラー
実勢価格: 2877円

●サイズ/約H124 × W166 × D57mm ●重量/ 191g ●対応機器/ Switch ●接続規格/ USB Type-A to Type-C
●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、振動、連射

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 6/10点
  • 各種ボタン: 8/15点
  • バッテリー: 7/10点
  • 持ちやすさ: 3/10点
  • 機能: 6/10点
  • 対応機種: 2/10点
  • 重さ: 7/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 10/10点
  • 合計: 57/100点

昨年のテストではトップ評価だったのはこちらの製品。

本製品の特徴は安価ながら極端な欠点がないこと。Lスティックの配置はプロコンと違いますが、こちらが好みという人も多いでしょう。

スティックは若干の遊びと戻りの反動がありますが許容範囲。

5位: Switchコントローラーおすすめ5位「CYBER・ジャイロコントローラー 無線タイプ」|マクロボタンと連射を備えたシューター向け

サイバーガジェット
CYBER・ジャイロコントローラー 無線タイプ
実勢価格: 4882円

●サイズ/約H124 × W166 × D57mm ●重量/ 191g ●対応機器/ Switch、パソコン●接続規格/ USB Type-A to
Type-C ●バッテリー駆動時間/ 10 時間●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、振動、連射

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 7/10点
  • 各種ボタン: 8/15点
  • バッテリー: 9/10点
  • 持ちやすさ: 2/10点
  • 機能: 6/10点
  • 対応機種: 4/10点
  • 重さ: 8/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 3/10点
  • 合計: 55/100点

4 つのマクロボタンと連射を備えた多機能型。価格がネックで5位に甘んじましたが、遊ぶゲームにマッチすればプロコン以上に使えます。

4 つのマクロボタンを上手に使えばゲーム性が一変します。

6位: Switchコントローラーおすすめ6位「BLUETOOTH CONTROLLER HY-3106」|十字ボタンを使うなら選択肢から外れる

COWBOX
BLUETOOTH CONTROLLER HY-3106
実勢価格: 4080円

●重量/ 210g ●対応機器/ Switch・PS4・Android・iOS ●接続規格/ USB Type-A to Micro-B
●バッテリー駆動時間/ 9 時間●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、振動、連射

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 1/10点
  • 各種ボタン: 8/15点
  • バッテリー: 7/10点
  • 持ちやすさ: 2/10点
  • 機能: 6/10点
  • 対応機種: 8/10点
  • 重さ: 6/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 6/10点
  • 合計: 52/100点

対応機器の多さに目を引かれますが、十字ボタンが使い物になりません。十字ボタンでの操作が必要なゲームを遊ぶなら対象外です。

十字ボタンは押し心地が硬く、斜めにまったく入りません。

7位: Switchコントローラーおすすめ同率7位「BEBONCOOL Switch コントローラー」|全体的にボタンが価格相応の残念品質

BEBONCOOL
BEBONCOOL Switch コントローラー
実勢価格: 2999円

●サイズ/ H105 × W160 × D57mm ●重量/約約201g ●対応機器/ Switch ●接続規格/ USB Type-A to Micro-B
●バッテリー駆動時間/ 12 時間●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、振動

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 3/10点
  • 各種ボタン: 6/15点
  • バッテリー: 8/10点
  • 持ちやすさ: 4/10点
  • 機能: 4/10点
  • 対応機種: 2/10点
  • 重さ: 6/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 10/10点
  • 合計: 51/100点

ベコベコという感触のボタンに飾り気のないプラ外装、すべてにおいて安っぽさを感じる製品。コレといって選ぶ理由がありません。

十字キーは独立型。間隔が広く斜めが入力しづらいです。

7位: Switchコントローラーおすすめ同率7位「Switch コントローラー」|価格に反して作りそのものは悪くない

YOBWIN
Switch コントローラー
実勢価格: 2799円

●サイズ/約H136 × W176 × D68mm ●重量/約310g ●対応機器/ Switch ●接続規格/ USB Type-A to Type-C
●バッテリー駆動時間/ 6 時間●機能/加速度センサー・ジャイロセンサー、振動、連射

  • R・Lスティック: 8/10点
  • 十字ボタン: 6/10点
  • 各種ボタン: 8/15点
  • バッテリー: 9/10点
  • 持ちやすさ: 1/10点
  • 機能: 6/10点
  • 対応機種: 2/10点
  • 重さ: 1/10点
  • ライセンス: 0/5点
  • 価格: 10/10点
  • 合計: 51/100点

ズッシリとした重さと短めの駆動時間で点を落とさなければ上位も狙えた製品。ボタンレイアウトはプロコンと同じなので使いやすいです。

グリップの滑り止め加工は効果絶大。手に馴染みます。

番外|条件限定のオススメコントローラー

今回はプロコンの互換コントローラーをランキングにしましたが、Switchには他にも魅力的なコントローラーが数多くあります。ここではその中でも使用条件や目的が限定された製品を紹介します。

ホリ
グリップコントローラー for Nintendo Switch PAC-MAN
実勢価格: 5478円

純正のJoy-Conと同様に本体と合体して使うタイプのグリップ付きコントローラー。Joy-Con との違いは携帯モード専用であるという点です。

ホリ
ファイティングコマンダー for Nintendo Switch
実勢価格: 3582円

R・Lスティックを排除して格闘ゲームに特化させた有線タイプのコントローラー。格闘ゲームの他はレトロゲームとの相性もいいです。

以上がNintendo Switch対応互換コントローラーのランキングでした。5位までの製品は十分に実用性があり、操作フィーリングさえ合えばプロコンの代わりになり得ます。記事を参考にお気に入りの製品を見付けてください。