ライカカメラ+有機ELを搭載現行スマホの総決算的高性能
HUAWEI
Mate 20 Pro
実勢価格 10万3317円
サイズ・重量:W72.3×H157.8×D8.6mm・189g
ワイヤレス充電:あり
認証:指紋・顔
背面カメラ画素数:広角/約4000万画素、超広角/約2000万画素、 望遠/約800万画素
前面カメラ画素数:約2400万画素
「安くていい」スマホメーカーの代表格であるHUAWEIですが、ライカ監修のカメラが特に評価されています。HUAWEI P20は、過去のテストで最高の評価を得ていました。
本機種「Mate 20 Pro」はカメラという強みをさらに強化し、色鮮やかでポップな仕上がりの写真を撮影できます。
夜空の雲がくっきりと浮かび上がるほど暗所にも強く、至近距離の撮影もマクロは目測で3cmくらいまで寄れる幅の広さです。
有機ELのエッジスクリーンや各種AI機能など、現行スマホのいいとこ取りといった機種に仕上がっています。
有機EL画面の調整はバッチリ!申し分ない完成
「Mate 20 Pro」は画面に有機ELディスプレイを採用しています。その品質をiPhone XS Maxと比べてみたところ、有機ELパネルのしっかりとした黒で、どちらも最新世代の画面の質を見せました。
ただしGalaxyを思わせる曲面ディスプレイは人を選ぶかもしれません。
ついに名機P20 Proを超えるカメラが登場!
メリハリのあるはっきりした鮮やかな写真が撮れます。
深みのあるしっかりとした黒を再現します。
くっきりとした色味と発色の良さに注目。
ライカ監修の三眼レンズは驚くべき高性能で、プロカメラマンもうなる本当に文句ない出来のカメラです。カメラで撮影した写真はとてもメリハリのある色彩で色鮮やか。
若干強すぎるところもありますが許容範囲であり、名機と名高い同社の端末「P20 Pro」を総合的に超える域に達しています。カメラ重視ならば間違いなく最高のスマホと言えるでしょう。
ゲームはそれほど得意ではありません
※「GeekBench」および「3D Mark Ice Storm Unlimited」で測定
ベンチマーク結果を見てみると、現行のハイエンドスマホの水準は満たしています。ただしiPhoneやPixelに比べて、3Dのスコアは伸び悩びました。ゲームをメインとする使い方ならば、最優先ではないと言えるでしょう。
純粋な“テスト結果”だけなら文句なしの完成度といえます。「ファーウェイ」と聞くとスパイ疑惑騒動で不安になるかもしれませんが、現在SIMフリー版が発売されているほか、ソフトバンクからも販売されています。
明らかにカメラのベストを更新したスマホであり、テスト結果だけで判断するなら間違いなく「買い」の機種です。
本当に文句ない出来のカメラです。