スマートフォン 「ノッチ」がない分見た目のそっくり度は高くありません

今回ご紹介するのはOPPOの「R11s」。OPPOは2018年2月に日本に上陸したばかりで、日本ではまだあまり知られていませんが、世界シェア4位の新進気鋭のメーカーです。すでにファーウェイやASUSから発表されているiPhoneX風スマホとは違い、特徴的な「ノッチ(画面上部の凹んでいる部分)」がありません。そのため、一見は普通の大画面アンドロイドです。

OPPO:R11s:スマホ

OPPO
R11s
実勢価格:6万2510円
サイズ・質量:W75.5×H155.1×D7.1mm・153g
OS:ColorOS 3.2(based on Android7.1)
メモリ:4GB
ストレージ:64GB
バッテリー:3205mAh
アウトカメラ・インカメラ:2000万画素+1600万画素デュアルカメラ・2000万画素
解像度:2160×1080
Bluetooth:ver4.2

スマートフォン どっちがiPhone X?中身はカメラのUIまで超そっくり!

最新機種である「R11s」は、OSにAndroid 7.1をベースにしたオリジナルのOSを搭載していますが、とにかくUI(操作画面などの見た目)がiPhoneXそっくり。

どっちがiPhone X?中身はカメラのUIまで超そっくり! イメージ

「R11s」とiPhone XのカメラUI、そっくりでしょう? パッと見では見分けがつかないぐらい、まるで同じメーカーの製品のようです。「R11s」のナビゲーションバーが非表示だったら、iPhoneと見間違えてしまうかもしれませんね。

「R11s」はカメラフォンを呼ばれるだけあって、カメラの性能もなかなかのもの。美しい写真が公式HP(https://hd.oppo.com/p/2018/jp/r11s/index.html)で公開されています。

スマートフォン 設定は下からスワイプ細部の仕様もiPhone風でした

設定は下からスワイプ細部の仕様もiPhone風でした イメージ

ちょっとした設定変更時に便利なクイック設定のデザインも、かつてのiOSのコントロールセンターによく似ています。クイック設定の表示方法も、iPhone 8などと同じく画面下部から上へのスワイプと、操作方法まで似ています。

そっくりなのは、アプリのインストール後の表示も同様。通常のAndroid端末は、新しくアプリをインストールするとアプリ一覧に追加されますが、「R11s」にはアプリ一覧画面が存在しません。インストールされたアプリは、ホーム画面に順番に配置されていきます。

また、画面下部のナビゲーションキーも、設定で非表示にすることができるんです。そうすれば、まるでiPhoneなホーム画面になります。

スマートフォン Face IDさながらの顔認証超高速で快適です

Face IDさながらの顔認証超高速で快適です イメージ

革命的な認証と謳われているiPhone Xの顔認証が「R11s」にも搭載されています。ネット上でも顔認証の利便性は支持されており、認証の速さも支持される理由のひとつになっています。実際、iPhone Xは顔を認証するのは1.2秒前後と言われており、確かに早いですよね。

しかし「R11s」の認証速度は、iPhone Xを上回る0.08秒。本体を傾けるとディスプレイが点く機能と合わせると、手にとって画面を見た瞬間に、もうホーム画面が表示されている感覚です。

以上、iPhone Xにそっくりな「OPPO」のご紹介でした。確かに性能面は本家クラスといっても差し支えなく、部分的には上回っているところもありました。価格的にはiPhone Xよりも安いので、ある種コスパは高いとも言えます。でも、ここまで高性能なスマホを作る技術力があるなら、もう少しオリジナリティのある製品にしてくれてもよかったかなぁと思わないでもありません。